老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

「勘定」×「感情」で考える、これからのビジネスモデル

2012-08-23 07:10:09 | 勉強
昨日の午後は、ホテルオークラ神戸で開かれる「夏のビッグイベント2012」へ
参加しました。先日の「起業の鉄則研究会」に参加したときに頂いたチラシで
知りました。特に目に留まったのが第1部の創業・経営」分科会で「「勘定」×
「感情」で考える、これからのビジネスモデル」でした。(一部引用)

起業の鉄則研究会(関西ニュービジネス協議会):

「夏のビッグイベント」は兵庫県の4つの団体、
兵庫工業会、ひょうご産業活性化センター、
兵庫県中小企業団体中央会、関西ニュービジネス協議会
が共催する夏の勉強会で今年で11回目となります。

“「勘定」×「感情」”で考える、これからのビジネスモデル
   講師:甲斐良隆氏(関西学院大学 経営戦略研究科 研究科長・教授)

人間は勘定と感情の二面を持つ「かんじょう」の動物です。ご当地ファンドや
CSR投信、1ピース欠けたケーキがヒットする時代です。品質や機能が
優れていても社会性・公共性が感じられない商品では顧客の支持が得られなく
なりました。逆に顧客にとって経済メリットが乏しくても情緒的満足が高ければ
購買につながります。

気になるメモ:
・注目すべき新しい潮流
 ①拡大する金融市場:最近20年ほどで4倍(対GDP比)
 ②社会貢献意識の向上
・金融市場巨大化の理由:リソース制限が少ない、コンピューターの発展、
             経済のグローバル化
・社会貢献意欲を後押しする2つの要因
 団塊世代の退職、東北大震災
・新しい高齢者像 従来 アンチエージング、歳を取らない努力、自宅中心
         現在 相応の年齢、美しく健康で交流を楽しむ、社会進出
・震災で変化:「絆」の価値が増加
・ソーシャルビジネスという考え方:社会的課題(貧困、福祉、環境等)の解決策として
                  ビジネス手法を活用
・社会的課題:従来は行政の仕事か篤志家、個人の善意 で対応
・顧客の購買価値に「情緒的価値」が大きくなってきた

時代の変化、勉強させていただきました。ありがとうございます。


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