もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら 岩崎夏海著

先週の東へ西へ電車で出掛けるときに持っていった本が「もし高校野球の女子マネージャー
がドラッガーの「マネジメント」を読んだら」でした。かなりの時間を移動に使いますので
本を探していましたら、いつも見る診断士のブログに案内がありました。

西へ野村克也トークショー：

東へ中江藤樹に学び、ワールドカフェをやろう（京都マイツール会）：

本屋に並んでいるのを見ると一見「マンガかな、漫画的な本だろう」と思いましたが、
読み始めるとこれが大いに違っていました。なかなかどうしてあの難しいドラッガーの
「マネジメント」の要点を見事に説明しています。

ドラッガーと元の会社の立石一真創業者は、家族ぐるみのお付き合いをするほど親交があり、
日本に来られた時は京都の自宅に泊まられています。そのこともあり立石一真創業者は、
時としてドラッガーの話をされていました。

その影響を受けて私も「マネジメント」を読んだ記憶がありますが、その時は「ビビン」と
来ませんでした。ただ、新規事業を推進する中の根底で役に立っていたと今になって
思っています。（この本を読んで知らされた部分もあります）

世の中、一人ですることはありますが少ないです。二人以上集まる組織、会社、ＮＰＯ、
プロジェクト、学校、そして家庭に「マネジメント」があります。その要点を上手に
説明しています。

新人マネージャーと野球部の仲間たちがドラッガーを読んで、甲子園を目指す青春小説です。
「マネジメント」の入門書ですが、既に勉強をされている方は演習にもなります。

例えば「マネジメント」に沿って「野球部の定義は？」とあります。それを自分なりに
答えればいいのです。後で著者の考えが出てきます。また、自分の今居る組織の定義は？
でもいいのです。「顧客は？」というのもあります。これには実際悩みました。
野球部の「顧客」？？？？？。

この本の「マネジメント」のいろいろな問いに対して、私が考えたものと一緒の部分と
違った部分がありました。ハッと気づかされることがり大いに刺激を受けました。

昨日、一昨日と「中期日程・後期日程の入学手続」がありました。先日の「前期日程
入学手続」と同じように「大阪府立大学校友会」の入会手続をしましたが、各体育会系、
文科系のクラブの勧誘も行なわれてました。

私が関係する「府大ナビ」も勧誘をやってましたが、余り目立ちません。マネジャーの
よっすぃーさん、黒ちゃん、是非この本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガー
の「マネジメント」を読んだら」読んで、「府大ナビ」をなくてはならないクラブに
してください。