老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

第86回神戸ベンチャー研究会

2008-02-24 13:22:23 | 勉強
昨日の夜は、神戸ベンチャー研究会でした。前回の予告で楽しみにして
いる高校生の株式会社の話があります。

2月例会は3つの発表がありました。
①『スクール・カンパニー・プログラム(SCP)の取り組みについて』
~株式会社FTSの活動経緯~
兵庫県立大学付属高校  株式会社FTS 
代表取締役社長    魚谷和人君
取締役営業部長    橋本佑啓君 
取締役生産部長    内藤  傑君   
取締役人事部長    有末康人君                  
武井雅弘教諭
坂本好明教諭
②『夢は一人で叶わないが、みんなの夢なら実現する』
  ~ビジネスアクションコンテスト2008について~ 
有限会社背番号11human.network 代表取締役 松江隆明氏
③『ロボットテクノロジーをビジネスに活かす!』
関西次世代ロボット推進会議 ロジェクトオフィサー 石黒 周氏 

気になるメモ(案内文を一部引用あり)
①スクール・カンパニー・プログラム(SCP)の取り組みについて
・アメリカで生まれたSCPの導入は日本ではまだ 数校で、西日本の
 公立高校では唯一の取り組みです。SCPは、生徒が、資本金1万円
 の株式会社を設立し、実際に生産と販売を実施し、決算、株主総会を
 経て会社を解散する経済教育プログラムです。

・同校では、「経営学演習」の授業として昨年9月から12月末まで
 16週間実際に事業を行い、2月8日に株主総会を開催しました。
 生徒が社長、営業部長、製造部長、経理部長、人事部長、社員の役割
 を担いました。

・この発表も株主総会に仕立てて進行して、事業報告、営業報告、生産報告、
 人事報告、経理報告がありました。そして研究会参加者(株主を想定)
 からの質問です。
・これには、かなりキツイ質問がありましたが、社長、担当取締役が
 言葉を濁すことなくキチット答えたのにはビックリよりも感動しました。

・たった4ヶ月でここまで出来るとは想像できません。参加していた経営を
 教えている大学の先生からのコメントで「大学のそれよりも優れている」
 と言われて、納得しました。

・活動の内容を同高のホームページを見て、開始から商品企画、開発、
 営業そして中間決算、総役員の退任、破産の危機を経た結果と知り、
 改めて凄いなと思いました。

・担当の教師の言葉に「調子いい高校生が、こんな立派な回答したこと
 に感銘しています。3時間/週でいろんなことを学びました。そして、
 役員が県立大学の工学部へ行きます。」と誇られました。

・社長の挨拶に「強い意思決定が必要、そして責任の大切さを知った」

兵庫県立大学付属高校
学校案内のSCP NEWSにあります。


この4ヶ月で物凄いものを学んだようです。しかしそれにはサポートした
担当の先生(2人)、社外取締役はじめ多くの方が居られるのだという事を
忘れないで欲しい。


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