老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

老化防止

2010-08-02 05:54:57 | お仕事
私が以前、中小機構の経営アドバイザーをさせていただいた中小企業から社員のYさんが
書いているメルマガが送られてきます。そのメルマガの編集後記に老化防止がありました。

それによると、脳の前頭前野を鍛えると老化防止に効果があるらしいので、次の3つ要素で
鍛えなさいとありました。

1.毎日5分の読み書きや計算
2.会話などコミュニケーション
3.料理、楽器演奏、手芸や工作など、手指を使った作業。

これを見ると1と2は何とかできていますが、3の手指を使った作業が不足しています。
一昨日のダッジオーブンでも料理には余り役に立っていませんので、これからは少し
心がける必要があります。

また、長寿者の多くに、旺盛な「奉仕の心」が共通していると言われています。
これも「お返しの心」を「奉仕の心」へと気持ちを大きくしていかなければなりません。

長寿の獲得は、生き方の問題でもあるようです。生活習慣のほか、活動的に暮らす、
人と付き合うといった事が重要です。いつまでも若いということは、年齢ではなく
生き方の問題のようです。

若さと生き方といえば、サムエル・ウルマンの「青春の詩」を思い出します。
私のブログのサブタイトルに引用させていただいた「青春の詩」です。

青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ちかたを言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを避ける勇気。
安きにつく気持ちを捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年より60歳の人に青春がある。
年を重ねただけでは人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。

歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地に這い精神は芥になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歎の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。

「青春」 宇野收氏訳

忙しくとも理想を失わず、他人を思いやる心のゆとりがもてるよう生きたいですね。


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