菜の花が咲き誇っている公園へ。ミツバチたちもここぞの蜜集め。2対1でセイヨウミツバチが多い。ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べると小さめ。お腹の色も黒っぽい。両者が混生しているので違いが分かりやすかった。




高崎市の観音山丘陵から撮影した景色。標高は250mほどの低い丘。それでもこの見晴らし。
右側の白く雪を被った山が浅間山。画面真ん中に妙義山。その左側、南西方面に平らな山が荒船山。その左側には南アルプスがちょこっと顔を出しています。
未だに真っ白な浅間山。
長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある、標高2,568メートルの成層山。

浅間山に妙義山(群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる山。)

赤城山。たくさんの伝説が残る信仰の山。赤城三姫伝説や筑波男体山の大百足と赤城の大蛇の争いの伝説など。

赤城山、榛名山、妙義山の三つの山を上毛三山と言います。高崎に生まれた撮影者はこの山たちに囲まれて生活して来ました。ちなみに群馬県の小学校の運動会では「赤城団」「榛名団」「妙義団」というグループに組み分けを行い、競います。
下の写真は榛名山。住所は高崎市。この山も山岳信仰の山。巨人伝説や天狗、美しい姫様の伝説など、こちらも豊富。

「雨の日には写真を撮ろう」ということでオキナグサを撮りに出かけました。なかなか不思議な形態の花。細かい毛が雫を留めます。花(花に見えるのは実は萼片)の後は白く長い綿毛を持った種子が現れる。
こんなやつ。これからもう少しで「翁草(翁の白い髭のような)」になっていく。



モノクロはどうだろう。

小さな池でヒキガエルの産卵を見ました。おそらくアズマヒキガエルだろうと思いますがニホンヒキガエルの可能性もあります。下になっているメスは体長20cmほど。大きなカエルです。ヒキガエルは毒を有していますので、触るのは控えた方がいいと思います。
ヤマカガシはヒキガエルが好物。ヒキガエルの毒の耐性を持っているようですこの毒を溜め込んでヤマカガシは猛毒の蛇になっているそうです。

卵嚢を引き摺っています。

卵嚢に埋もれているメス。

上から見た図。

オキナグサが咲き始めました。花が終わり種子が熟すと花柱の長毛がフワフワの綿毛になり、その様が翁のひげのように見えることからこの名前が付いたようです。この綿毛の有様が面白く、また出かけて撮影しようかと思っています。
薬用に使われますが全体に毒を持っています。
絶滅危惧種。

