声

今日は例によって例のごとく、目覚めたときの思いつきで映画を観に行ってきました。ひとつは封切りになってから絶対に観に行くと決めていた「ＡＬＷＡＹＳ続・三丁目の夕日」…の割には思いつきで観に行くのかよ！と、小さな突込み（笑）。
いくつもりでも勤務表を見てたら、水曜日の休みがなかなかなかったんだも～ん。

と、もうひとつ。これがどちらかというと思いつき、タイトルを見てしまったので行ってみようかとその気になったのかもしれない。
「めがね」…小林聡美さんが好きだから、なんとなく観てみようかという気になったんだけどさ～。
何かで読んだか聞いたか、そのとき求める答えはちょうど手にした本からテレビからラジオや映画からメッセージを受け取るものです…みたいなことを記憶してたけど、ちょうどこの「めがね」を観てたらそれを受け取ったような気がしたんです。
「一番大事なことは焦らないこと」
大きなネタばれでしょうが、ここにほっとしたのはきっと私だけじゃないと思うんです。
でもさ～この映画のほうを先に観てたんだけど、次に観る予定の映画の出演者が２人も出てて、ちょっとやっぱり偶然じゃなく必然ってあるのかも？と少し思った。
もたいまさこさんって、味のある方よね～。こんな味をだしたい、私も。

で、このタイトルの「声」はどこにかかってくるのかというと、「めがね」のラストでかかっていた歌、これって大貫妙子だよね～～～ってなんか興味がそこに集中しちゃって（笑）。
正直私が彼女の歌で知っているのは「夏に恋する女たち」しかないのに、なぜかこの声は大貫妙子だとわかるのかな～って不思議でした。
音楽でみていたシーンは、その音楽を聴くと自然と再現されていくというけど、やはり「音＝声」の記憶も同じことなのかな？
そしてこの歌を聴くと私は、あの夜の首都高を走り抜けてたシーンに戻っていくのよね、記憶が。青春～って一人にやつく。

で、映画をみたあとタワー○コードにいったんだ。
つい買ってしまったぞ、大貫妙子のＣＤ…（笑）。でも、映画の半券があったらさらに５％オフ（知らんかった）ってことで、この流れは思いつきの割にはいいじゃ～んって。

あと、「ＡＬＷＡＹＳ続・三丁目の夕日」マジにいいよね～この時代って思った。
だからといって今の贅沢を捨てられないんだけど、今は何でもすぐに手に入るっていうのがいかんのだろうね、きっと。
吉岡君の指がすてきよねって、見つめてた。もちろん、映画の内容もよかった。また泣いちゃった～
どちらの映画にも意地を張って自分を自由にできない人の滑稽さを目にした。滑稽というか、悲しさ・哀れさ？…でもそれをやさしく見守って受け止めてくれる、そんな周りの人に助けてもらえることが、いきてくことなのかなって。
それもそのまま自分へのメッセージだと思った。
ちょっと黄昏てしまっている私です。

次は「椿三十郎」（織田裕二がけっこういけてる！）と「ミッドナイトイーグル」（大沢たかお）だな。
「いや～映画ってホントにいいものですね～」