shimaの趣味的生活 -since2006- 人はパンのみに生きるにあらず

ひまわり(SunFlower)のパンフレット


1970年公開のイタリア映画「ひまわり」。

1982年のリバイバル公開を観た時のパンフレットです。

戦争で引き裂かれた男女の悲しみを描いた名作として映画史に刻まれています。

ウクライナの地平線のかなたまで続く一面のひまわり畑。

「ひまわり畑の下にはたくさんの兵士や農民が埋まっている」

ロシアによるウクライナ侵攻の中で「戦争とは何か」を伝える映画として再び注目されています。

コメント一覧

schnauzer
懐かしいですね。

夫を待ち続け、自ら夫を探しに行き ようやく夫を探し出せたと思ったら、夫が別の人生を選択したと察した時に見せたジョバンナ(ソフィア・ローレン)の哀しさと悔しさに満ちた絶望的な表情が印象深かったです。
誰を責めることも出来ず現実を受け入れ、黙って立ち去り、列車の中で泣き崩れる姿が不憫でした。

突然訪れたジョバンナの存在に動揺し、夫が心うつろな様子を哀しそうに見つめるロシア妻のマーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)の表情にも引き込まれましたし、雪中で倒れていたアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)を懸命に引っ張って、家に連れて帰るシーンもグッと来ました。

いつの時代も戦争の犠牲者は、一般庶民ですね。

リュドミラ・サベーリエワは、儚げな可憐さのあるロシア人女優で、華やかでグラマラスなラテン美女のソフィア・ローレンとは対照的な魅力でした。
jun2
「ひまわり」、懐かしいですね。
高校から大学に入る頃は、映画を週に一回は観ていましたが、これも日本初公開時に観ました。
戦争の無慈悲さが胸に残った作品でした。
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