風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

2737)ガソリンスタンドの看板(大震災から84ヶ月)

2018年03月11日 | 東日本大震災
 東日本大震災から7年が経ちましたが、今年の曜日配列は震災1周年、即ち6年前と同じです。6年前は3月10日に沿岸で復旧のお手伝いをし、11日は盛岡市で過ごしましたが、厚い雲に覆われ小雨が降っていたせいもあり、町全体が重い空気だった印象が残っています。快晴で始まった6年後の日曜日、私は早々に帰葉してしまいましたが、どのような1日だったのでしょう。

 復旧復興を進めていく上で「どのようにするか」議論が分かれているのが「被災した建物等を残すか否か」ということです。折に触れて紙面にその議論が登場しますので、ご存知の方も多いことと思います。「津波の恐ろしさを後世に伝える象徴として残すべき」という意見と「見ると思い出してしまうので撤去すべき」という意見がぶつかり、首長選挙の争点になった自治体もあります。

 本日ご覧いただくのは、最近新聞にも載ったのでご存知の方も多いと思いますが、陸前髙田市のガソリンスタンドの看板です。津波に耐えた看板はその後津波の高さを記し、訪れた人々にその凄さを伝えてきましたが、一帯のかさ上げに伴うガソリンスタンドの移転に伴い、今夏には撤去されるそうです。

 私は車からのチラ見でしたが、こういう見せられ方をすると津波の高さが実感されます。初めて復旧のお手伝いをした倉庫で、天井近くに残っていた震災廃棄物を見た時を思い出しました。



 陸前髙田市を訪れたのは恐らく約2年ぶりですが、道がすっかり変わってしまい、カーナビに表示される愛車は宙を舞っていました。かさ上げされた土地もだいぶん増えてきましたが、かさ上げ工事が完了し新しい街となった時、地図はどのように変わってしまうのでしょう?

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