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2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

731) 私的岩手通史の旅 第22回

2010年06月05日 | 私的岩手通史の旅
 本日午後の県都盛岡は豪雨に見舞われ、川のようになった道路を走る愛車を大粒の雨と雹が激しく叩きました。「なるほど、昨年東京圏で話題になったゲリラ豪雨とはこういうことか?」なんて思いましたが、東京圏のそれと違うのは、全国ニュースのトップとはならないことです



第22回 東北38年戦争9 (花巻市 胎内岩)

 長靴に履き替え、運動不足を痛感しながら雪に覆われた参道を登ること約10分、丹内山神社の境内にたどり着いた時は少々汗ばんでいました。振り向くと東和の町が一望できます。

 丹内山神社は古の武将に縁があるようで、境内の立札によると坂上田村麻呂・藤原一族・南部藩主の崇敬が厚かったそうです。境内には「源義家が上に乗って矢を射ったとされる岩」なんていうものもあります。


(1810(文化7)年再建とされる本殿 -花巻市東和町谷内 2020/01/17-)

 本殿の裏手に鎮座しているのが「胎内岩」です。傍らの立札によると昔からご神体として祀られており、安産・受験・就職・家内安全・交通安全・商売繁盛のご利益があるそうです。更に胎内岩の中を壁面に触れずにくぐりぬけることが出来れば大願成就するそうです。

 小説「火怨-北の爗星アテルイ-」の中で阿弖流為と母礼がここで祝詞を受けていますが、「しめ縄の太さは馬の胴体ほどもあるが、岩の大きさから見ればそれすら頼りなく感じられる」「磐座は熱を帯びており、深い雪の季節でもこの磐座と周りには決して雪が積もらない」とあり、どのような岩か期待していました。


(雪の積もった胎内岩 -花巻市東和町谷内 2010/01/17-)

 小説の世界を追いかけていると史実と混乱してしまいそうですから、史実の世界に戻ることにします。


 1年前の一品・・・お休みでした
 2年前の一品・・・「279)盛岡散歩 北上川9橋(夕顔瀬橋)

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