林住期に突入!何処に住む?何処をめぐる?

仕事や世間から自由になり、己の人生を振返り森や林の自然を感じ静かに生きる林住期に突入!さて、何処に住み何処を巡るか?

東ヨーロッパの旅- Ⅰ-「知られてない国、スロベニアへ!」

2019年10月15日 | Weblog
以前あるテレビ番組の「99%行かないかも知れない世界の秘境」で特集されたこともある、
旧ユーゴスラビアの国の一つ、スロベニア共和国に行った!
中央ヨーロッパに位置し、国土が日本の四国ほどしかない小さなスロベニアは、
クロアチアのほかオーストリア、イタリアやハンガリーとも隣接し、
山々に囲まれた風光明媚な国といわれている。


そんなスロベニアの首都リュブリャナは、こじんまり落ち着いた大人な街。


街の中心地であるプレシェルノヴ広場。

広場の中心。



ユニークな造りの三本橋、その周辺にある教会や大聖堂など。

リュブリャナの守り神として、橋のたもとに鎮座する竜。
竜はリュブリャナ市章にも描かれている。


リュブリャナ大学。

中世に2回の大震災に見舞われたリュブリャナは、
ルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーと、さまざまな時代の建築物が混在している。
それぞれ色合いや装飾が異なっている建築が立ち並ぶ。






カフェが立ち並ぶストリートの向こうには、
ピンク色のバロック様式の建物、フランシスコ教会。


三本橋の近くでは、スロベニアの各地から届いた
新鮮な食材や花などを売る青空市場が開かれている。


街の東、小高い丘にリュブリャナ城が見える。


エレベーターがあり

上るとレストラン、ミュージアムなどがある広場。

そして、美しい街全体が見渡せる。



そして、
スロベニアの南西部、カルスト地方は、
中世からの石灰岩からなり、
地底には無数の鍾乳洞があるといわれている。
その中でもヨーロッパ最大級と言わるポストイナ鍾乳洞。

全長およそ27キロメートル、ヨーロッパ最大を誇る洞窟が拡がる。
ポストイナ鍾乳洞の人気の秘密は、トロッコ列車に乗って洞窟内を2キロほど疾走する。
まるでディズニーランド!

その後、
洞窟のハイライト部分をガイドの説明付きで歩いて回るという大充実のツアー。
インディ・ジョーンズ気分で地底探検が楽しめる。





10万年前から、ピヴカ川の水を少しずつ吸収し、石灰岩が削られることでできたもので、
洞窟内は太古からの自然の営みが造り上げた不思議な形の石でいっぱい。







スロベニアの北部、
オーストリアとイタリアの国境近くにある湖で、
ユリアンアルプスの氷河によってできた湖が
ブレッド湖!

エメラルドグリーンの輝く湖の背景には
ユリアンアルプスの最高峰トリグラウも望むことができる。

その自然美から”アルプスの瞳”と称される。



ブレッド城からの眺めは圧巻。





湖の真ん中にはブレッド島があり
環境維持のためエンジン付きボートは禁止されているこの湖では、
湖の水を汚さないため手漕ぎボートで渡ることができる。


このエリアに周辺には美しい透明な水をたたえた湖が多くある。
その一つ、ヤスナ湖。天気が良ければ透明な湖面に写るユリアン・アルプスの山々の姿が美しい。



また近くのプラニツァ谷には、
世界最大級のスキージャンプ競技場がある。
ここスロベニアではウインタースポーツが盛んな国。
1930年頃に建設され、ワールドカップにも使われたジャンプ台が並ぶ。
220m級のフライイング・ジャンプ台もあるワールドクラスの規模。
日本の葛西選手や高梨選手もここでよく活躍。
スロベニアで葛西選手の人気はすごい!
若い人からお年寄りまで、たぶんほとんどのスロベニア人は葛西の名前を知っているらしい。
もっとも知られている日本人が葛西選手だという。


この日は、中国の選手が練習をしていた!





そして、
何よりも楽しかった体験が、
ここの地で大歓迎をしてくれたファミリー。
広い敷地には、4世帯が仲良く住み、
横には2階建てのオフィスビルまで。


ファミリーパーティに招かれた!!
続々出てくるファミリー達。


総勢12人、プラス私達。

かっこいいボク達がギターを披露。


お土産に持参したTシャツを、
早速、着てくれた。
「継続は力なり!」と書いてあるんだが!




その翌日、
スロベニアには、アドリア海に面した約20キロの短い海岸線があり、
夏だけではなく、いつでも人が集まる魅力的な街がある!

ポルトロージュ、
スロベニア随一の豪華なシーサイドリゾートです。
国際会議やイベント、学会などがよく行われるので、
高級ホテルからリーズナブルなホテルまでいろいろ。
レストラン、ショップなども多く、
スロベニアで最も洗練されたリゾート地。





なぜか平日なのに人がいっぱいです!


海岸の内側は緑がいっぱい。


もう一つは、
人気の観光地でもあるコペル!
ここはスロベニア唯一の貿易港がある街です。

大きな貨物船が停まるコペルの貿易港は、
夜になると港の明かりで美しくライトアップされて幻想的だとか。

海岸線に沿って長い遊歩道もあり、

リゾートエリアとして、ヨットハーバーが整備されている。


中世にはヴェネツィア共和国領土で、街中は古き良き時代の面影を残しています。



スロベニアの特長は自然が豊かで、治安がよくて、
清潔で、物価が安い。
美人が多いしイケメンも多く、性格が優しく謙虚だとか。
治安は日本よりよくて、テロの脅威が最も低い国のひとつに認定されている。
ゴミは5分別され絶えず回収されてるので、町中でも田舎に行ってもゴミがない。
物価もイタリア、フランス、イギリスなどと比べてかなり安い。

第一次大戦まで長い間オーストリア帝国の一部だったので、
街並みも文化的にもヨーロッパそのもの。
旧ユーゴスラビアから分かれて1991年に独立。
EU加盟国で通貨はユーロ、経済力(一人当たりGDP)は世界の36位(日本は26位)と、
けっこう頑張っている国なのだ!

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