林住期に突入!何処に住む?何処をめぐる?

仕事や世間から自由になり、己の人生を振返り森や林の自然を感じ静かに生きる林住期に突入!さて、何処に住み何処を巡るか?

秋のヨーロッパ紀行!!***第二弾:ベルリン編***

2018年11月06日 | Weblog
ローマからアリタリア航空で2時間。
ドイツ連邦の最大の都市、首都でもあるベルリンに降り立ちました。

混沌とした歴史を経て、東西の壁崩壊からもう30年近くたつベルリン。
とくに元東ベルリンでは、年々変化し開発が急ピッチで進められているといいます。


壁で分断されていた当時のベルリン。

一方、新旧入り混じった顔を見せる現在のベルリンの街。


紅葉真っ盛りの街中。きれいに整えられています。











そして中心には、ベルリンとドイツの再統一のシンボル、グランデンブルク門。

元々はアテネにあるアクロポリス神殿の入口門をモデルにし、18世紀後半に建てられたもので、
門の上部には勝利の女神であるヴィクトリア象があります。
東西分断時には、閉ざされていた正面の門。現在は誰もが通ることのでき、ドイツ再統一の証となっています。


広場では集会が行われていました。

これを抜けて、東側へ、とてもにぎやかな街並みが続きます。


西ベルリンを東ドイツから隔離して西ベルリンを封鎖する壁であったが、
実質的には東ドイツを外界から遮断し自国の体制を守る壁でした。

このグランデンブルク門は、東西ベルリン間の通行を全て遮断していた壁の中心にありました。

そしてこの壁は、崩壊した後に「イースト サイド ギャラリー(East Side Gallery)」として、
、イーストバーンホフ駅とヴァルシャウアー シュトラーセ駅の間、
シュプレー川沿いに現存する最長のベルリンの壁1.3kmの壁の東側に、
世界各国のアーティスト118人が絵画を描き、文化財としてギャラリーとなって保存されています。



              東独の大衆車トラバントが壁を突き破って出てきた絵。

「社会主義兄弟のキッス」と呼ばれるおなじみの絵。
旧ソ連のブレジネフ書記長と東ドイツ(ドイツ民主共和国)のホーネッカー議長が熱烈なキッスをしているシーン。その前で無邪気にキスしあう女の子たち。

この絵には「自由へのダンス」とタイトルがついていた。





カラフルに描かれた作品はユーモラスなものもあれば、深く考えさせられるものもあり、
自由と愛がテーマとなっているものが多く、見応えがあり。

観光バスでたくさんの人が訪れるようです。


街中を流れるシュプレー川沿いに世界遺産に登録される博物館島( ムゼウムスインゼル ) と呼ばれる場所があります。
その一角にそびえ立ち、美しく鮮やかな水色のドームは巨大な砂岩の壁によって支えられているという、
音楽と祈りの場所、ベルリン大聖堂があります。

荘厳なルネッサンス様式の教会。

中ではパイプオルガンの演奏を聴くことができました。





階段でドームの展望台に上がることができ、ベルリンの街を一望できます。

旧東ベルリンのシンボルだったテレビ塔が見えます。


交通のメッカ、
ベルリン中央駅は、超現代的なドイツ最大級の複合駅です。

この駅は東西分断時代は境界線上でしたが、統一後の再開発事業によって新しい駅舎が建設され、
2006年のドイツワールドカップ(サッカー)開催に合わせてオープンしました。



駅構内にはスーパー、レストラン、カフェ、などが揃っており、
市内では閉店する店が多い日曜でも、ここの施設は開店しており、その利便性でいつも人があふれている。

全長321mのかまぼこ型総ガラス張りのアーチが、東西に延びたホームを覆っています。

旧東ドイツの歩行者信号から生まれたキャラクター「アルペンマン」。
この人気ショップもこの駅構内にありました。 


クーダム(Kurfuerstendamm、Ku-Damm)。
西ベルリン地区にあるメインストリートです。

カイザーヴィルヘルム記念教会から西に向かって走っており、
老舗デパートや高級ブティック、高級ホテル、おしゃれなレストランやカフェが建ち並んでいます。
カーデーヴェーの略称で広く知られるベルリン最大の百貨店カウフハウス・デス・ヴェステンス。

この日はハロウィンパーティが閉店後から始まるということで、
外にそれなりのコスチュームを着た人も交じって、列ができてました。


このエリアにはレストラン、バー、ナイトクラブも多いとか。
そのうちの一軒のビァバーに入りました。

入ったとたん、ゴォーという唸り声が聞こえるほどビックリ!の賑わい。

サッカー実況中のBARだったんです。
やはりここはサッカー王国ドイツ。
ビールとベルリン名物カリーブルスト実食。

ソーセージにケチャップ&カレーパウダーでたべる。
ベルリンの至る所にその屋台を見つけることができるファーストフード。
本来は、立ち食いで食べるのが粋なスタイルだとか。
それなりに美味でした!!



出発の日は日曜日。
そこで蚤の市に行きました。







ツォー駅(動物園駅)。
かつては西のターミナル駅で、現在も多くの路線と接続している便利な駅。
バス路線も充実している。

この駅前の100番の二階建てバスに乗れば、主要な観光地を見て回れるとか。

今回のホテルは、この近くのクラシックなたたずまいのホテルに宿泊。



そして、
お土産には「アルペンマン」グッズ。
旧東ドイツの歩行者信号から生まれたキャラクター「アルペンマン」。

ベルリン市内でも、東側だったところではときどき見られる信号です。

やっぱりこれは、かわいらしい!

お財布などをゲット!



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