しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

やがてレッカー屋さんの車が牧草地を登って来ました、

2019年07月05日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・                         【起重機を積んだ車がやってきました】

簡単に吊りあげて上がるのかなと思っていたら持ってきたレッカーでは対応できません、排水溝の溝が深くて引っ張り上げられません
一度脱輪の現場を見に来たようです、別の機材を持ってくるので待っていて下さい!と去っていきました、また一人ぽっちで牧草地に残されました

(時間の有る旅ですからいくらでも待てます、雨でなくて不幸中の幸いです)


・            【またも牧草地に残されました】

夏の爽やかな風が頬をかすめて気持ち良いのですが、気持ちとは裏腹に心は沈んで行きました、駒ケ岳がやけにくっきりと見え始めました


・            【左前輪が完全浮いています】

いかに4輪駆動とはいえ、これでは完全にお手上げです


・            【後ろの牧草地で遠くで牧草ロールを作り始めました】

遠くの方に豆粒みたいに写っています、あちらでも僕を見ている筈ですが、こんな良い天気の日には牧草を刈り取るのに精一杯で
おバカなドライバーに付き合ってる暇はないのです


・            【今度は引き上げるために2台でやって来ました】

後輪を横に移動させるためにレッカー車の動力が必要になります、後輪はエアージャッキで浮かす方法を取りました

(力づくで引っ張り上げる事は考えません、車体にダメージを与えないようにエアージャッキも二つ持って来て圧力計を見ながらホースを操作しています)


・             【どうやらエアージャッキを二つ並べて上げるようです】

車体を傷つけないように慎重に作業を勧めます、トラクターなら馬力があるので力ずくで引っ張りあげるのは可能です、それはやりません
エアーを注入して少し車体を浮かせました、浮かせた所でさらにエアージャッキを差し入れまして、さらに木片を溝に渡してタイヤの下に置いて行きます


・              【作業員さんが溝の中に入ります】

溝は人一人を簡単に隠してしまいます、エアージャッキを簡単に膨らませるよな事はしません、ノヅルの圧力計を見ながら慎重に判断していました


・              【後輪を横にずらすように布を掛けました】

布の先にウインチの先端を巻き付けました,ウインチはリモコンで車体の浮き加減を見ながら操作できるようです


・              【エアーを入れると車体が浮きます】

浮くと同時に後輪をずらします、後輪を横にずらすウインチはリモコンで少しづつ操作していました


・               【少し車体が浮いたら木片をタイヤの下に渡します】

慎重に後輪の位置と車体下を傷つけないように慎重にやります


・              【1段目の木片を入れると次の木片を差し入れます】

車体は徐々に上がり始めました


・               【サイドブレーキを確認しています】

運転席に乗ってギヤをバックにいれて慎重におこないます


・              【後輪が持ち上がったので前輪も地面に着きました】

これで何とか脱出できそうです


・              【そのままバックしては前輪が溝におちます】

2本目の木片を渡した所で、ハンドルを目一杯切って無事脱出です


‣               【事なきを得ましたがついていたと思います】

(車体下にダメージがないか点検してくれています、ABSのランプが一度つきましたが下り坂を下りて来る頃には点灯しなくなりました)

携帯電話が通じてJAFさんと連絡でき、その後にレッカー屋さんが対応してくれました、雨でなくて良かったです
雨だとぬかるんで作業ができない所でした、待たされましたけれど不思議に時間がかかったとは感じませんでした

(JAFさん、レッカー屋さんも親切、作業の方も気持ちのいい対応だったと思います)

ちなみに料金負担はありません、JAF加入して良かったのと東京海上の任意保険でレッカーロードサービスは無料でした



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