名旅館：「奈良屋」さんは完全消滅でした！

・　　　　　　【跡地にはリゾートトラスト：「エクシブ」さんが建ちました！】

威風堂々、全国会員制貸し別荘チエーンの一環として再デビューです！

（エクシブさんは伊豆高原：大室山にもありまして、低層、広大、芝生が張っている
　室内プール完備の立派施設です！）

箱根宮下の名旅館と言えば、現在は富士屋ホテルさんですが、昔は「奈良屋旅館」さんでした
従って宮下には昔、勤めていたという元仲居さん達が大勢いいまして、奈良屋全盛時代
当時有名だった人たちの思い出を語ってくれました

（僕が最後に見たのはＴＶで今は亡き「緒方拳」さんが紹介したのが最後でした！）

奈良屋さんの塀には「山ぶどう」の木が巻きついており、閉鎖に際して採りに行った
思い出があります

（ママはそれを編みこんでバッグを作ると息巻いておりましたが、どうなったのでしょうか？
　完成品が見当たりません・・・・・実は伊豆に「カゴ」となって存在しているそうです！）

彼女には熱しやすく覚めやすい一面はありませんでした！



「奈良屋」さんの裏手にあるのが共同風呂の「太閤湯」なのです！


・　　　　　【３００円の共同風呂：宮下「太閤湯」です！】

お湯は熱く源泉のままでは「温泉卵」が出来ます、大涌谷のように黒卵にはなりません
男女とも大小二つのお風呂がありまして、湯が少しでも濁ると全部排水できる
小さい湯船利用が地元民の御用達です

（大きい風呂はお湯の抜くと、ためるのに時間が掛かりますから抜くような人はいません
　掛け流しですから初めての人は気がつきません）

先々代の管理人さんも「奈良屋」さんの仲居を勤めていました！



箱根の冬景色は雪が積もる訳ではありません！


・　　　　　【箱根外輪山：「明星が岳」を見上げます】

左側の斜面には「大文字焼き」の大の字が薄く浮かんでいます

右側には小田原の市内が広がっています、明星が岳の登山者や箱根登山の下りの人達が
「太閤湯」に入ってきますから汗でお湯が濁るのです

（普通の入浴者は濁りに気がつきません、ベテランだけが気がつくのです）

最近は中高年の低山登山がお手軽ですから多くの登山者がやってきます