富戸定置網は貧乏定置網ね！

漁師さん達は皆漁協のサラリーマンだそうです、
一度都会に出てから戻る人が多いと聞いています
「ここの定置網は貧乏定置」だからどんな魚でも値をつけますだって
本日「うるめいわし」ｋｇ50円、４匹10円の伝票ですから
お金払うほうも恥ずかしい、形の良い「ほうぼう」追加して310円ね
これで一人では食べ切れません！
　　

また新米別荘族さんがやってきました。
お父さんが定年で藤沢湘南台から大室山の高台に移ってきました
バケツを持ったまま、水揚げ作業を見守っています
いつまで見ているのでしょうか
さっさと買わなければ魚だって逃げてしまいますよ
先日買った新鮮な「さば」、ピチピチ跳ねるので
死ぬまで台所で待っていましたと仰います。
煮付けたら新鮮すぎて身が割れてしまいました。
なんと、もったいない事を言うのでしょうか、
「〆さば」作りなさい、でもでも、もじもじ
デモもへったくれもありません、新鮮なお魚は刺身に決まってます
　　

この別荘族ママさん、富戸「釣り金目鯛」を買ったのですが
脂が乗りすぎて、もう買わないとも言います
さばき方次第でどうにでもなりますし、
「つま」を揃えないとダメよ
だいこんの「かつらむき」、ねぎ、青紫蘇があれば言いのです
刺身だけ、どかんと盛り付けては食い気も去りますよ！
残りは煮物、あらだって立派な金目の煮物になりますし
とても美味しい、冷凍すればいつでも食べられます。
金目の鱗はどうしたのでしょうか？
うろこで台所が埋まりますから、外で処理したり、ビニールや水の
中でやらないと大変です
　　

お父さんに美味しいお刺身をと言って
持っているバケツに「ほうぼう」一匹入れて差し上げます
頭を切り落とし、後は三枚におろせばいいよ
ぬるが出ているのでしっかり押さえてやらないと
危ないかなあ？
本日「うるめ鰯」が大漁です、船は氷を積み込んで、
伊東市場に直接行きますから、
「いか」「さば」早く買わないとね
急いで、急いで、魚の取り合いに負けますよお～
頑張って買って下さい！
（なんか足元心もとないね、僕は赤沢露天風呂急行
　これ以上の指南は無理、何とかなるでしょう・・・・）