ユニークな居酒屋：「俺ん家」さん！

・　　　　　　　　　　　【マスターの作るラーメンは美味しいです！】

ラーメン屋さんではありません、支那そば系と申しますか、あっさり系ですがつゆは美味しく
しっかりした味でとても居酒屋さんのサイドメニューとは思えない味でしてラーメン屋さんでも
勝負できる味です

（一杯５００円と格安なのも結構なお味だと思います）

馴染みという程常連ではないので、お店のシステムが未だに理解できないのです
メニューがない、つまみも一定ではありません
飛び切り上等な朝取れ「スルメイカ」が賞味できると思えば、狩猟シーズンですから
したての「いのしし肉」にも出会う事があります

（ない時は何もありませんし、取り付くしまのない時もあります！）

部屋に鎮座している薪ストーブの火力が強くて、燃える炎を見ながら飲むのも一考です



居酒屋：「俺ん家」とスナック：「俺ん家」が並んでいます！


・　　　　　　　　【ご夫妻で経営、スナックの方からカラオケが聞こえてきます】

お二人の馴れ初めは美女と野獣、略奪婚でしょうか？噂はありますが真実はご本人のみが
知っています
伊豆高原に住んでいる飲兵衛さんなら「俺ん家」を知らないで語って貰いたくない名店です！

居酒屋：「俺ん家」さんは掘っ立て小屋か漁師さんの番屋に近く、おそらくご主人様
手作りの建物だと思います
カウンター横には大きなダルマストーブに薪がくべられて冬でも店内はホカホカです
秋の夜長にチロチロ燃えるストーブの投入口から漏れる薪の火はそれだけで何かを
忘れさせてくれる雰囲気を漂わせてくれます！

いつも行くのは早い時間帯ですから、どんなお客様がいらっしゃるかわかりません



先日はママと久しぶりに、カラオケ：「俺ん家」さんへ行ってきました
皆さん上手に歌を唄っていまして、伊豆高原：歌自慢さん達が集まる所です
宴会手拍子ソングしか唄えない僕にはちと恥ずかしい
皆さん人に聞かせるように唄っています
中にはテープまでこしらえて配っている方もいまして頂いてきました



「月並みこそ黄金」って開高さんが仰っていました
趣味なく、目的なく、意識なく、努力なく、金もなく、誇れる物もない、全くの「月並み男」
にだって黄金と呼ばれる日々があったのです
黄金時代っていうのは今がその時とは気が付かないのです、振り返ってああ、あの時こそ
がその時だったのでして時間にしてほんの一瞬に過ぎません

今を去るハ゛ブ゛りーな時代、僕には得になる事は何もなかったね、でも銀座と横浜を
毎日のようにタクシーで往復してた時代がありました

（あれが人生の黄金時代だったのでしょうか！だとしたらとても悲しい！）