朝４時ですが、「余市」出発できません！

・　　　　【余市漁港から漁船が出発していきます】

何時ものように朝４時に目を覚まします
隣で寝ているライダーさんを起こさないように静かに出発ね
まてよ、まだ宿代払っていませんし、昨日飲んだビール代
おつまみ代も精算していません
このままでは食い逃げになってしまいます
ママさんは起きてきません、どうしましょう？
別に急ぐ旅ではないのでお風呂にでもと思いますが
近所に24時間営業温泉はありません！



湾の対岸にあります余市の漁港に明かりが灯っています
あそこへ行きましょう、何やら漁船のスクリュウにロープが
絡んで、人が集っています、出発間近なのにどうしましょう？

（潜水業者のトラックも集まって、どうしったぺえ～！）

何とか、エンジン吹かしてドンドンでスクリュウが回りだしました
これで安心です、僚船と共に1列になって魚場に向かいました
頑張って魚とってきて下さい、いってらっしゃい！


市場のせり場ではシャッターは閉まっていますが、なにやら
並べられています。「とろ箱」を覗くと、「つぶ貝」が少し
氷積めになっています。

（市場のせり時間は早くても６時からでしょう）


・　　　　【「つぶ貝」が少し並んでいます！】

セリ人さんでしょうか、大きな魚箱をフォークで運んできました
見れば大きい「水たこ」でした。こんな大きい蛸でも「蛸つぼ」で
採るのでしょうか？美味しそうですね！
ニョロニョロたこは腕に絡んだりして、少し気味悪いですね
セリに出すからには仕分け作業が大変ですね


・　　　　【「水たこ」が水揚げされてセリの準備です！】

港へ出てみますと車座になって漁師さんが
刺し網から「赤がれい」「宗八ガレイ？」でしょうか
網から外して仕分け作業をやっています
皆さん喋っていますが、方言が強くて僕には理解不能の
会話です


・　　　【刺し網から網外し作業ですが言葉はわかりません】


堤防では、この時間から釣り人です
ねらうは「かれい」「ほっけ」でしょうか、
堤防下ではキャンプよろしく、コンロを焚いて朝食の準備です
昨夜から一晩中釣っているのですね

（この寒いのにご苦労様です）


・　　　　【朝早くから、釣り人が一杯です】

余市漁港巡りのミニツーリングを終えてライダーハウスへ戻りますと
ママさんが起きて朝食の支度をしております
俺も飯食いたいです、できますか？できるよ！
でも８時頃になるんだよ
じゃあ無理だよね、旭川に向かって出発しますよ

（昨日の宴会精算してくださいね！これで食い逃げには
　なりません！）