しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

「政府発表」によれば今すぐ逃げる必要はありません!(4月4日)

2011年04月08日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・          【インナーネットでは発表と違う記事が飛び交ってます】

福島原発のクライシスが段階的に進んでいるのでしょうか
爆発に向けてまっしぐらに進んでいて、だいぶヤバイ事になりそうだ、避難するのは
個人で判断しますというのが皆様のお考えみたいです

確かに原子炉の圧力容器、それを取り巻く格納容器の中では何が進行中なのか判りません
炉心がむき出しになって空焚きとなったのは事実でしょう!
原子炉の構造は単純ではありません、無数の配管や弁によって微妙な制御が
可能なように設計されて居るはずです
今回も爆発防止の為に窒素ガスの封入という弁が使用されます、従って爆発を前提とした
対策もミッションとして想定されているのです、水素爆発防止によるベント作業の遅れ
判断の甘さが今回津波対策以上に言われています
今は電源も回復、原子炉メーカー、米軍、仏国等の専門家が多数居ますので
少し不安ですが大船に乗った気持ちで信頼申し上げましょう

原子炉を開けられて事実が判るのに最低で5年は掛かるそうですから、これは仕方ありません

(多分あの時は危なかったというような記事になると思います!)



自分の生命は自分で守るという考えには賛成でありまして脱出行動には文句はございません
現場では懸命に原子炉安全停止に向けて作業が行われています
原子炉冷却水が回りまわって原子炉建屋の外にまであふれ出て海を汚しています
放射能はその分希釈されて薄まります
勿論食物連鎖で体内に取り込まれた魚の中で放射能が高まる危険性も否定できませんが
殆どの魚は1年で死ぬのではと思います

(ここは「ただち」には健康に影響が出ないし、将来も出ない政府発表を信じます!)


・          【待ちに待った市場が再開しました!】

仮に爆発があったとしても避難退避外のエリアで放射能が人体に影響を与えるレベル
は統計的に出たしても地球環境が分母になりますから現在の平均年齢に及ぼす影響は
殆ど出ないと思います

(楽観論でしょうか?確かにレベルは計算上10倍になってもマイクロとは10の-
 6乗数値ですから地球全体に降った影響は1950年代に行われた米ソ核実験
 競争時より少ないと思います!)



海外メデイアからの発表も「震災と戦う日本人」から「政府・東電の対応の悪さ」を指摘
し始めました、IAEA発表でも拡散している放射性物質の判断基準も違っていまして
そのまま発表していますから避難地域をめぐって混乱しています

(情報が政府、保安院、東電、IAEA、評論家、専門家、ネットで違った発表と
 なっております)


・           【実際の迫力は模型とは雲泥の差です】

現地は瓦礫のほかに津波で流された大きな「さめ」まで転がっているそうです!

政府発表通りの行動をとるのが一番だと思います、原子力は我々にはわからない
巨大な技術であって仕組みも複雑で簡単な模型では対応方法だって現実には
違っていると思います

原子炉冷却水が真水になって経常的に冷却再開されるまでは海に放射線が出るのは
仕方ない、この対策に追われてしまっては本筋を忘れるという物です
今はプラントをめぐって大きな冷却循環を作るべき時なのでして少々の犠牲的配慮
があっても良い非常事態だと思います

(放射能汚染水の海洋投棄、漁業者からの抗議、海外からの非難はついて回ります)

ここは政府発表に従って最後まで見届けるのが国民の判断だと思います!

巨大人災でもありますから検証は最後にです、行政や政府、東電さんへの非難は
後ほどにして貰いたい、現地では命を顧みず懸命作業を行っている人達がいるのです!


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8 コメント

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原発の今後 ()
2011-04-07 18:05:18
誰もが見られるようになった
「SPEEDI」ですが最近のデータが公表されていません

http://news.livedoor.com/article/detail/5443997/

勿論このシステムは以前は後悔されていなかったデータですから改ざんもあるかもしれません

政府は正確なダータを国民(世界)に公表するべきです
海内メディアや研究機関はもっと悲観的な見方をしていますよ
今や世界中がネットでつながっています
隠し事をしても意味の無い時代です

>しいたけさん
「みとう庵」は如何でしたか?

返信する
コレコレ・・・ ()
2011-04-07 18:53:02
これが本当の問題なんですよ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000120-san-soci

炉心の再臨海に関して
結論から言うと「際臨海は起こらない」と考えたほうが理論的です
1.核燃料棒が等間隔で並んでいること
2.燃料が水で満たされていること
3.制御棒が引き抜かれていること
以上の条件が揃っていないと臨界は起こりません

現状では燃料の一部が破損してタンクの底にたまっている可能性はあります
燃料のペレットは重なってたまっていると全体の表面積が小さくなり発熱すると思われますが
メルトダウンは多分起こりません
それ程核物質は燃えにくいのです
今回窒素(不活性ガス)を注入したのもその為の措置かもしれません

とにかく冷やしている間は大丈夫なんですが汚染水の処理を先倒しで考えないと大変です
海だけではなく原発を中心にして土壌に浸み込んでいる可能性は大です

最初に戻りますが
メルトダウンよりも放射性物質を拡散し続ける方が重大な問題です
放射性ヨウ素もセシウムも当然問題ですが
他の核質も放出されているかもしれません
一部では「中性子を確認した」との情報もありますがちょっと???ですね
中性子線は核反応(臨界)が起こらないと放出されないからです

冷やす=汚水が出る=貯める場所の確保
感嘆には解決しないジレンマですが
世界中が注目する中
日本の英知をもっても解決できるでしょうか
勿論 貯めることは出来たとしても
その後の無害化に膨大な時間と費用がかかります

返信する
紫さま:みとう庵は最高です! (しいたけ)
2011-04-07 19:07:18
立ち食い蕎麦ですが、今まで経験した事ない
作り方でした
めんは湯で麺でもなく冷凍でもありません
きちんと細めんは90秒、ふと麺は5分とゆで方が決まってました
そばはまさしく手打ちの味でした、蕎麦湯が溢れるそばの香りも本物です

ランチタイムは混むでしょうね!何べんも前を通っていましたから
このようなお店を見逃すとは返す返すも後悔しています

東京って奥が深いですね!あれでやっていけるのか心配になりました!
返信する
みとう庵 ()
2011-04-08 11:08:10
ココはすでに20店舗程の店を持っています
あまり目立たないのは公官庁等で営業しているからです
親会社は製粉屋さんです

ココは実験店で機械うち手切りの生麺です

次回は西巣鴨の「もりしょー」か早稲田山吹町の「山吹」ですね
どちらも旨いですよ

当方最近はラーメンより路麺活動の方が多いです
アンドロイド携帯になったら面白いアプリを商会しますよ
返信する
昨夜の余震 ()
2011-04-08 11:27:45
昨夜の余震は強かったですね
思わず娘が玄関を開けに行きました

気になる余震ですが震度5~6程度の東北プレートの余震はまだ3ヶ月程は注意が必要です
茨城の内陸性の地震は東北地震の余震ですが
長野やその他の地域で起きている地震は少しきになりますねぇ

専門家の見解では完全に落ち着くとしたらあと数年はかかるようですが
その間に東海地震や東京直下型の地震が起きたら本当に日本沈没です

東北プレートのズレですが地震前と後では5m~20mもズレていたそうです
これは地震予知のために各地の海底にGPSが打ち込まれているから分かったことです

今までおきた大地震の後の強い余震は比較的短い時間できていますが今回の東北プレートの開放は長さ600キロ幅200キロもあるので1ヶ月もかかって余震が来たものです
まだ開放されていない部分が残っていると考えられますので2~3ヶ月は注意が必要です

これらの残っているプレートのつなぎ目が全て開放されれば一応東北プレートは安定しますが安定化により内陸性の地震も起こることが考えられます

被災地では前向きに動き出したばかりです
続く余震で”心”が折れないようにしないとね

出来ることをしよう!
返信する
参考までに ()
2011-04-08 13:43:22
http://www.jishin.go.jp/main/yoshin3/eqyoshinfrm.htm

地震のシステムが分かりやすく記述されていますよ
返信する
今見ても凄い! ()
2011-04-08 15:26:24
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee378219.flv

サーフィン用の波は水の塊(ツナミも同じ)がやってきて海底が浅くなったところにぶつかると盛り上がってブレイクして終了
波に厚さがありません

ツナミの場合には原理は同じですが水の塊自体に厚みがあります
さらにブレイクしないので行き場の無くなった海水が押し寄せるんです

日本人だけではなく世界中の人がこれらの映像をちゃんと記憶しておくことです

情報は海外のほうが正確です

http://www.nytimes.com/2011/03/12/world/asia/12japan.html
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紫さま:実は50年前の! (しいたけ)
2011-04-09 06:17:03
地理地震津波の時は旭川にいて翌年釧路に引っ越しましたから
津波の恐ろしさは聞いていました
奥尻地震の時は横浜にいましたから、様子を現地で
聞くと見るとでは印象がまったく違って残っています
大地震ときて直ぐに津波襲来を体で感じたならば
第一波の到来が2,30分掛かりますので逃げられる人は助かるのですが
今回の津波は予想をはるかに大きく、犠牲者が
多かったのはかえすがえすに残念でありますね

(八戸にも津波襲来でしたが犠牲者はほとんど無しでした)

陸前高田、大船渡、石巻、釜石、女川と昨年バイクで
行きましたからとても残念です、被災者の気持ちを思いますと言葉も出ません!
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