しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

山田町は火災が発生しました!(5月4日)

2011年05月14日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・            【道路標識盤まで歪んでいました!】

絶望的な高さの津波です、山田町は津波に加え中心部に火災が発生しました

【宮古から釜石まではJR:山田線】が走っていますが?

「三陸縦貫線の一部として、三陸鉄道南リアス線・北リアス線と相互直通運転を行っている。
 また、快速「はまゆり」1本が釜石線経由で宮古 - 盛岡間に運転されている。
 イベント列車として仙台 - 八戸間に三陸縦貫列車「リアス・シーライナー」が夏季に
 運転される」

宮古~磯鶏~津軽石~豊間根~陸中山田~織傘~岩手船越~浪坂海岸~吉里吉里~大槌~
鵜住居~両石~釜石間約50kmの距離です

JRによりますと
「東日本大震災の影響で、本日も宮古~釜石駅間の運転を見合わせています。
 なお、宮古~岩手船越駅間で岩手県北バスへの振替輸送を行っています。」



津波は石油タンクやガスタンクも流します、建物も民家も一緒くたに流されますから
燃え易いものに火が写りますと水の中でも火災が発生してしまいます!

(100年前の大津波では木造建物しか無かったのです、現代社会は水に囲まれても
 火災を起こしたり、プラスチックのように全く壊れなかったり、コンクリートのように
 再利用不可能な物に囲まれて生活しています!)


・            【辛うじて残った建物も真っ黒く焼け爛れています】

本日はたまたま炊き出しが行われていまして、小高い山の公園には多くの被災者が集まって
いました
小高い山になっていますから360度の瓦礫や焼け跡が見て取れます

(声も出ませんし、息を呑みますし、励ましの言葉すら出ません!)



町の中心部ですから建物や住宅で密集していた筈です!


・            【これから先にはこの光景だらけになります】

現地を訪問しただけでは避難所が何処にあるか?判りませんが有線放送呼びかけに応える
ようにして被災者が出てきます

(子供達の明るさだけが心をほっとさせてくれます!)



心の拠り所になっていた防潮堤なんて何も役に立ちません!


・             【防潮堤は根こそぎ倒されていました】

5,6mの防潮堤なんて何の役に立ちません、人家に迫って来るだけに返って危険です
100年に一度必ず襲ってきます、50年前のチリ地震津波も大きかったけれど
はるかに大きな津波が三陸沿岸を襲う事を記憶せねばなりません!



100年に一度の津波を防ぐには遠くに見える三陸縦貫道の橋げたの高さにする必要があります


・             【それもダム並の強度で作る必要があります】

海沿いに作りますから河口付近の防潮堤の工夫も必要です、船の出入りをどうするかも問題に
なります、今回松島も津波には会いましたが島と島の間隔が短く津波がせき止められる
効果が出て被害が少なくて済みました


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