・ 【すっかり秋となって桜並木には「落ち葉」が一杯です】
城ヶ崎海岸は大室山から流れた溶岩台地ですから土が少ないのです、表土を剥がすと岩盤地帯になります
さらに掘ると粘土質が出てきて、その下に黒土の層があるのは判っていますが
そこまで掘るのに1m近く掘る必要があります
(最後の噴火以来4000年が経っています、木が伸びて葉が落ちる作業を4000回も繰り返しているのです)
すなわち「穴」を掘れば黒土の層に当たるのです、体力が無くなっていまして掘った上からさらに
「すのこ」を使って「石」や「岩石」を取り出す作業は重労働になります、時間は掛かります
無限にある桜並木の「落ち葉」を使って「腐葉土」にした方が簡単なのです
(「しいたけ」は常に体を使わないほうに考えが行くようになっています)
「土作り」の場所としては3箇所用意しております
・ 【「落ち葉」コーナーは三箇所あります】
庭の最奥部に三角形のコーナーを作って周りを「くぬぎ」や「大島桜」の伐採木で囲みました
「くぬぎ」は腐食が早く幹がぼろぼろになって腐ります、腐った木も「腐葉土」の仲間になってくれます
(大きな「シート」で周りを取り囲めば完璧なのですが、派手な色が庭に存在するのは良い気持ちが悪いのです)
生ゴミ、残飯、卵の殻、BBQの消し炭など何でも捨てます
・ 【庭の真ん中にもあります】
庭の真ん中には古くからあります、家に比較的近いですから残飯や生ゴミも一緒に捨てます
周りの「くぬぎ」を取り除いて穴を掘るとホクホクの黒土が「かぶと虫」の幼虫と共に出てきます
(「かぶと虫」さんの幼虫もふかふかの黒土が気持ち良いのです)
落ち葉を庭の隅に積み上げたり、穴を掘ってその中へ落ち葉を埋めるだけでも落ち葉堆肥を作ることは出来ます。
しかし、自然に任せるだけでは時間がかかるので、積極的に微生物の助けを借りることが必要です。
・ 【この下に腐葉土が出来るのです】
一般的な腐葉土の作り方
「腐葉土作りの手順
a)集めた落ち葉を、枠の中に厚さ20センチ程度となるよう水平に敷く。
b)苦土石灰を約一握りをバケツに溶いだ溶液をかけながら足で踏み固める
(落ち葉表面のワックス質を取り除き水分を吸収させ、発酵を早める為に
行う。又、土壌水分調整剤「ワターイン」500倍で表面張力を破ても
効果がある。)
c)ボカシ堆肥、米ヌカ又は油カスと畑の黒土、又は市販の発酵堆肥
(田園の調べ、コーラン(1kg約600円)等の発酵促進剤)を撒く。
同時に、BM熔燐(1kg約200円)を一掴み振りまく。)
(BM熔燐を使用すれば、微量要素の効いた良い腐葉土が出来上がる。)
d)枠が一杯になるよう、同じ工程を何回かくりかえす。
e)最後にビニールシート等で全体を覆う。(降雨により、水分過剰で発酵の停止予防、
養分の流亡防止、発酵を促進させる為に覆いを必ず行う。)
f)約1ヵ月後発酵温度が上がったのを確かめ、スコップで外側と中側を入れ換え、
切り返しを行う。(好気性菌と嫌気性菌による分解を行う)
g)切り返しを数回繰り返し、約8ヵ月程度で腐葉土が完成する。
夏場であれば5ヵ月程度で完成する。
h)ボカシ堆肥専用容器を使用すれば、2~3ヵ月で堆肥化できる」
現在3年目で腐葉土が取り出されるようになりました、野積み状態では時間が掛かります、
セオリー通りにやれば1年で腐葉土になるはずです
別荘地では畑の雑草をビニールに入れて捨てています
(僕はそれらも戴くようにしていますが、背を丸めてゴミステーションから拾って来るのは若干抵抗があります)
・ 【自分の庭の「落ち葉」では間に合いません】
数年前に巨木になった「くぬぎ」や「大島桜」を伐採したので、庭に落下する「落ち葉」がめっきり
少なくなりました、「城が崎海岸」には桜並木がありまして大量の落ち葉がでます
これを片付けてあげると近所の人は喜び一石二丁の効果があると思います、暇がありますから
来週も続けようと思います
城ヶ崎海岸は大室山から流れた溶岩台地ですから土が少ないのです、表土を剥がすと岩盤地帯になります
さらに掘ると粘土質が出てきて、その下に黒土の層があるのは判っていますが
そこまで掘るのに1m近く掘る必要があります
(最後の噴火以来4000年が経っています、木が伸びて葉が落ちる作業を4000回も繰り返しているのです)
すなわち「穴」を掘れば黒土の層に当たるのです、体力が無くなっていまして掘った上からさらに
「すのこ」を使って「石」や「岩石」を取り出す作業は重労働になります、時間は掛かります
無限にある桜並木の「落ち葉」を使って「腐葉土」にした方が簡単なのです
(「しいたけ」は常に体を使わないほうに考えが行くようになっています)
「土作り」の場所としては3箇所用意しております
・ 【「落ち葉」コーナーは三箇所あります】
庭の最奥部に三角形のコーナーを作って周りを「くぬぎ」や「大島桜」の伐採木で囲みました
「くぬぎ」は腐食が早く幹がぼろぼろになって腐ります、腐った木も「腐葉土」の仲間になってくれます
(大きな「シート」で周りを取り囲めば完璧なのですが、派手な色が庭に存在するのは良い気持ちが悪いのです)
生ゴミ、残飯、卵の殻、BBQの消し炭など何でも捨てます
・ 【庭の真ん中にもあります】
庭の真ん中には古くからあります、家に比較的近いですから残飯や生ゴミも一緒に捨てます
周りの「くぬぎ」を取り除いて穴を掘るとホクホクの黒土が「かぶと虫」の幼虫と共に出てきます
(「かぶと虫」さんの幼虫もふかふかの黒土が気持ち良いのです)
落ち葉を庭の隅に積み上げたり、穴を掘ってその中へ落ち葉を埋めるだけでも落ち葉堆肥を作ることは出来ます。
しかし、自然に任せるだけでは時間がかかるので、積極的に微生物の助けを借りることが必要です。
・ 【この下に腐葉土が出来るのです】
一般的な腐葉土の作り方
「腐葉土作りの手順
a)集めた落ち葉を、枠の中に厚さ20センチ程度となるよう水平に敷く。
b)苦土石灰を約一握りをバケツに溶いだ溶液をかけながら足で踏み固める
(落ち葉表面のワックス質を取り除き水分を吸収させ、発酵を早める為に
行う。又、土壌水分調整剤「ワターイン」500倍で表面張力を破ても
効果がある。)
c)ボカシ堆肥、米ヌカ又は油カスと畑の黒土、又は市販の発酵堆肥
(田園の調べ、コーラン(1kg約600円)等の発酵促進剤)を撒く。
同時に、BM熔燐(1kg約200円)を一掴み振りまく。)
(BM熔燐を使用すれば、微量要素の効いた良い腐葉土が出来上がる。)
d)枠が一杯になるよう、同じ工程を何回かくりかえす。
e)最後にビニールシート等で全体を覆う。(降雨により、水分過剰で発酵の停止予防、
養分の流亡防止、発酵を促進させる為に覆いを必ず行う。)
f)約1ヵ月後発酵温度が上がったのを確かめ、スコップで外側と中側を入れ換え、
切り返しを行う。(好気性菌と嫌気性菌による分解を行う)
g)切り返しを数回繰り返し、約8ヵ月程度で腐葉土が完成する。
夏場であれば5ヵ月程度で完成する。
h)ボカシ堆肥専用容器を使用すれば、2~3ヵ月で堆肥化できる」
現在3年目で腐葉土が取り出されるようになりました、野積み状態では時間が掛かります、
セオリー通りにやれば1年で腐葉土になるはずです
別荘地では畑の雑草をビニールに入れて捨てています
(僕はそれらも戴くようにしていますが、背を丸めてゴミステーションから拾って来るのは若干抵抗があります)
・ 【自分の庭の「落ち葉」では間に合いません】
数年前に巨木になった「くぬぎ」や「大島桜」を伐採したので、庭に落下する「落ち葉」がめっきり
少なくなりました、「城が崎海岸」には桜並木がありまして大量の落ち葉がでます
これを片付けてあげると近所の人は喜び一石二丁の効果があると思います、暇がありますから
来週も続けようと思います
落ち葉には炭水化物(セルロース)と、分解し難いリグニンが含まれています(木質にも)。それとカリ(K)が少々と、僅かなリン(P)。窒素(N)はほとんどゼロです。
微生物が活動するにもこれらのNPKが必要です。炭水化物がありますのでエネルギーは余っています。私のように、落ち葉をそのまま畑に入れると微生物が活動を開始しNPKを消費します。ということで、土地の肥料分が不足します。
それで、米ぬかや油かすなどの窒素分の多い物で微生物のエサを供給してやる必要があります。魚の内蔵などもとても良いです。
積み上げて暫く置いて、セルロースなどが崩壊してしまえば微生物の勢いも衰えますし、リグニンが残っていれば、土壌をフカフカにする作用はあります。薮の中に積った腐葉土は土壌増量材の感じで畑に入れています。
超手付きで、土壌改良効果だけで、あとは化成肥料という手もあります。
ゴミ置き場に行けば袋が満載になって並んでいます