こんなに大きな「ボタンエビ」見た事ありますか？

・　　　　【出発前に余市漁港見学です！】

余市漁港は積丹半島の根元に位置していますから
点在する小さな漁港を回る集荷トラック便が回っていまして
市場は小さいですが魚介類の種類は多く静かにセリの準備が
進められています

既にスチロール箱に入っていますので何が入っているか？
判りません、先ほどから僕のスクーターを興味深げに見ている
市場関係者がいますので、箱の蓋を開けてもらいます

（市場に集合していますが「セリ人」さんではありません
　何を本業としてるのか？長靴履いていますので市場の人に
　違いありません！）

　
増毛と同様に「甘エビ」も揚がっていますが
この見事な「ボタンエビ」は見た事ない巨大な物です
北海道でもめったに見れないし、スーパー等には出回らないです

これは今から千歳空港直行、築地市場も通さず料亭に入るそう
ですと説明されました

（こんな「エビ」を食べている人が東京にいるんですね！）


「エビ籠」にはこんな物まで入って来るんです！


・　　　【「エビ」の大敵は「タコ」なのです！】

従って、「エビ籠」にもタコが入ってしまいます
「水タコ」ですか？こちらでは「ヤナギダコ」と言ってます
「水ダコ」より小さく、「マダコ」よりずっと大きそうです

この市場には「タコ屋」さんが２軒あって、そこが全部買い取るんだよ
これも千歳行きかなあ？
「ヤナギダコ」もスーパーや地元の「カキザキ」商店でも並びません

大きな水槽にクニャクニャ絡み付いていますので、タコの形すら
判別できませんが、大量の「タコ」達です



他にも巨大で「ほら貝」のような「つぶ貝」も転がっていまして
土地の人は「あわび」より美味しいと言ってました

そろそろ小樽フェリーターミナルに向かって出発進行！


・　　　【海では「うに舟」が操業しています】

小樽に向かう国道５号線のそばでも「うに舟」が浮かんでいます
積丹半島の空にはヘリコプターが浮かんで密漁者の取り締まり中
見つけられると発炎筒を落としています
子供の頃は「うに」「つぶ貝」はとり放題で「あわび」はいけない
よと言われてましたけれど「あわび」は深い海にいるので子供の
潜水能力ではとても無理でした！

それが今では大盛りウニ丼が３６００円で売られていますから
密猟者にはおいしい禁断の水揚げになるんです

（簡単に採れる沿岸ですから密猟者も多いんです
　見つかれば道具没収のうえ、逮捕＆罰金なんですよ！）