「留辺蘂」っていう駅名があるんですよ！

・　　　【「留辺蘂」：ルベシベと読みます！】

塩別「つるつる温泉」を出ますとすぐに「温根湯」の道の駅に
到着、早朝なのにライダーＦ君が一人佇んでいます
どこから来たの？新潟です、小樽についたのね？
日本海フェリーは揺れたでしょう？全くゆれません！
どうも会話が弾みません

ライダーさんは北海道初めてですね、知らない人から声を
掛けられるのになれていないみたいです！

案内してあげようかと思いましたが、余計な事ですよね
失敗や拙かった体験も人生には必要です
案じられるけれども、旅は自己責任ですから頑張ってね！

（牛乳のんで、お先に行きますよ！）



北見の手前でＪＲ石北線が大雪を迂回してやってきます
この辺一帯は昔北見と呼ばないで「留辺蘂」：ルベシベと
呼んでいたのです、今でも留辺蘂駅にはたまに
特急も止まります

（日本一字画のある駅名は「留辺蘂駅」だと思いますが？）


北見市内に入ります
中学２年の時札幌から転校してこの中学校に入学したのです
昔は学校の回りは何もない荒野に立つ学校で、校舎から
地平線が見れる位でした、寂れ行く北海道ですが
北見、帯広は発展している町なのですね！

（根室・釧路の漁業の町は寂れる一方、内陸の北見・帯広は
　大規模農法で機械化が進み、毎年収穫も上がります
　その差でしょうかね？）


・　　　【北見北中です、勿論昔とは違っています】

モダンな校舎に変貌しておりました
昔は３北：（北中、北斗高、北大）が北見のエリートコースでしたね

（３年時には又転校でこの辺から僕の人生外れましたね！）


北見市内の思い出を見つけようにもきっかけすら
つかめません。友達だった八百屋の河井君はどこに？
仕方ないので女満別を目指して今日はライダーハウスの
「夕陽の家」にでも泊まろうと網走方面に進みだしました

バイパスが出来ていて入ると女満別空港前に到着
霧の町：釧路には長い間、空港が出来ませんでした
計器飛行が可能になった現在、摩周湖目当ての観光客は
釧路空港に降ります

（前はここが道東の基点でしたが寂しげな空港です）


女満別道の駅手前に農免道路が延びてきて大型トラックも
出てきました、このまま網走では時間があまります、斜里へ
バイパスしましょう、急いで行けば知床までいけます

（方針変更です、観光客から知床横断道路は通行止め、
　ウトロ側から羅臼には行けません、遠回りですが
　根北峠を越えるしかありません！
　古時計がたくさんの「夕日の家」には夏に行きましょう
　おばちゃん、おじちゃん元気でね！）


・　　【大規模農道は真っ直ぐ斜里岳の麓まで延びています！】

農免道路と言っても２車線の舗装道路です、牧草地帯や
じゃがいも畑、豆畑をくねくねのワインデングが貫いて
快適なバイク旅ができます！


ガソリンスタンドが全くありませんから心配になります
ガス欠のリスクを覚悟で曲がってしまった事を後悔ね、でも
行ける所まで行きましょう

リリー公園がある小清水町まできたら３軒のガススタンドが
あって救われました！
給油をして本日最後の難所、根北峠を目指してまっしぐらです

先ほどから前方に斜里岳が見えて
あそこの根元が「根北峠」と自身に言い聞かせ、もうひと踏ん張り
頑張りましょう！


・　　　【斜里岳の勇姿が見え始めました！】

斜里岳を横に見て、「根北峠」を抜ければ羅臼まであと少しです