しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

織機のプログラムです:「紋紙」!

2010年12月05日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・          【複雑な糸の組み合わせで文様が可能になります】

糸を織り込んで文様を描いて刺繍のように柄が浮かんでいる生地を見たことあるでしょう?

(一般的な普通の生地なんですが、文様は経糸横糸2種類だけでは描けません)

横糸の複雑な操作はコンピューターを使っている訳ではないのです
メカの動きだけで自動織機が動いていたのです

(紋紙はプログラムであってメカニズムの精緻だと思いました)

もちろん現在はコンピュータがこれを担当して、さらに繰り出す糸も増えていますから
より複雑な文様の織物が可能になっています

(桐生は雷様が多くて、落雷によるコンピューター誤動作が怖くて本日はすべての
 織機が運転中止でした)

昔の物なら落雷なんて影響ありません、影響を受ける電子がいけないのです!



織機工場周辺には「紋紙屋」さんという技能集団も一緒に働いていたのです!


・        【文様パターン毎に紋紙が必要だったのです】

現代のプログラマーだった「紋紙屋」さんですが、今はコンピューターに変わってしまいした
使われなくなった「紋紙」は捨てられて無料の記念品となって配布されていました

コンピュータの世界でも8インチFD、5インチFD、3.5インチFD、磁気テープ、MO、CD
と進化していまして、先日富士通の工場で8インチFDが記念館に置かれていました
技術革新は日進月歩ですから遅れる事は捨てられる運命なのです
技術なんて最前線にいなければ役立たず、過去の遺産に縋っているようでは僕のように
今浦島さんになってしまいます



たくさんの糸を集めてよりを掛けて丈夫な糸にしていきます!


・         【この機械も現在はコンピュータ制御ですね】

織物の単純な物は労働力の安い所で生産される運命ですね
高度な文様を生み出す技術力は日本製と言っても、最新鋭の設備を取り揃えられる途上国の
生産性の高さは技術格差の進歩をあっという間に狭めて追い抜きさえ考えられます

(おごる平家ではありませんが、技術革新の波は疲れる事を知りません、戦後60年
 技術立国を標榜してきた日本ですが、この先グローバル化がきて、世界もフラット化
 したら日本だけが技術立国なんて言ってられませんね!)

日本は産業革命を経験しないで明治維新に突入しました、戦後60年たって先進国の仲間
入りです、ライバルは中国、韓国、インドとこれから来る大波をどう乗り切るか、
戦争だけはしないでもらいたいね!



本日最初の忘年会終了、明日もあるので1次会で帰還、家族からなんでこんなに早いの?
と言われて、俺だってはしご酒しない時だってあるよ
大宮からだと電車乗り越しが心配、熱海まで行ってしまったら帰る電車がありません

(上野駅で駅員さんに起こされまして正解です、皆さんは2次会でカラオケか
 ミニスカートのお嬢さんが待ってる場所へ行ったはずです!)




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