自然への誘い

自然の中に飛び出し、思い切り背伸びしてみませんか。

今季2回目の千曲川鮎つり

2009-08-25 09:16:37 | 釣り

 8月17日~18日、更埴の千曲川へ

今月始め、釣り仲間のKさんと一泊二日の予定で千曲川へ行くことにし、ホテルまで予約したのに高速道が大雨の影響で通行止め、こんなアクシデントで止む無く中止、
やっと機会が訪れ出掛けることが出来た。

千曲川に向う上信越道を走行中、上り線で事故があり尊い人命が失われるという痛ましい事故現場の横を通り抜け(死傷事故と後で知ることとなった)車は快調に千曲川へと走る。
何時も山越えの時、雨が降ったり濃霧に悩ませられることの多い上信越道だが、今日はそんなことも
ない絶好の釣り日和、

横川SAで朝食、坂城インターで降り、坂城大橋のおとり屋さんには7時前には着いていた。
様子を聞くと、ダム上のザラ瀬が良いとのこと、こんな勧めもありそこで竿を出す。

1時間程やってみるが、二人とも全く反応なし、石も綺麗でアカ付きも、ハミ跡も見られず駄目と判断し、大橋の左岸に移動した。
ここは、平日にも係わらず、大勢の釣り人、、幸いにも二人並んで竿を出すことが出来た。

先の台風の大水でアカが流れてしまったが、やっと回復、時折付近の人の竿が曲がる。
私達も、例年より大分小振りだが22センチ前後の良型の鮎が明確な当たりと共にヒットする。
掛かる度に滑る川の中を下り鮎を取り込む、何時もながらの千曲川の光景、

二人とも掛かった貴重な鮎を根掛りで放流したり、取り込みミスをしたりの出来事が多発したが、
夕方上がるまでに二人で18匹、先ず先ずの釣果だ。
この日は戸倉上山田温泉のホテルの温泉で汗を流した後の楽しい食事時の語らい、明日を夢見て早めの就寝、途中で目覚めることもなくぐっすりと休んだ。


      坂城大橋下から下流を見る

<二日目>

二人とも元気に目覚め、朝食はバイキング、好きなものをしっかり食べて準備万端、
何処に入ろうか、検討の結果、一昨年面白い釣りが出来た大望橋の下流の急瀬に行くことに、
流れは当時と余り変化はなく釣れそうな気もするが、付近には全く釣り人の姿がない、大丈夫か?

こんな不安が的中、1時間半程竿を出したが全く駄目、矢張り、仕方なく前日の所に行こうと意見が一致、
幸いにも前日と同じポイントに入ることが出来た。

大漁という分けにはいかないが、オトリに困ることもなくのんびりと鮎つり、
吹く風は既に秋、青空にトンボが乱舞している。心地よい涼風に当たりながら時を過ごした。

特にKさんには大鮎が掛かり、結果としてバラシとなったが、今回の遠征で最高の出来事で、また良い想い出となったに違いない。
私の下手で下竿気味で釣っていたKさんにいきなり  「ガツン!」   という強烈な当たり、

竿を矯める暇もなく2匹の鮎が急瀬の中を下流に引き下る。
       
    「早く下って竿を上流に倒せ!」

竿先は下流に向け一直線、    「これでは切れるぞ!」

下竿のまま少し下ったところで大鮎が姿を現す。    「でかい!」

     「駄目だヨ、無理だよ、もっと下れ!」

しかし竿を保持するしか術がないKさん、竿の角度は45度位、 鮎を引き上げようとしたとき、2匹の鮎が水面で2~3度バウンド、この直後痛恨のバラシ、下手で釣っていた人が、
    
     「大きかったよ!残念、もったいない」

Kさんは暫し呆然、しかし大きかった。
Kさんにしてみればバラシてしまったが最高の出来事、こんな事があるから鮎つりは止められない。
この日の二人の釣果は12匹、全般的に不調の中上出来である。

帰りの車中でもバラシの話でもち切り、 
しかし大きかった。   
      「逃がした魚は大きい!!」  また来るぞ、千曲川へ、
こんな二人の二日間の千曲川であった。

昨日の千曲川情報では渇水、土用隠れで不調とか、でも今月のうちにもう1回行きたいのだが、
この夏も、鮎つりも間もなく終わりを迎える。
寂しいですね、






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