学校では,発達の段階に応じて性に関する指導をしています。昨日4年生が「ぼくとわたしのからだ」という主題で学習したので,その様子を紹介します。
「思春期ってどんな時期?からだの中やこころはどのように変わっていくのだろう。」
「月経」や「精通」は将来命を育むための準備が体の中で始まったという証なんだね!
「突然ですが,異性と手をつないでみよう!」の発問にどぎまぎ照れる子供たち・・・。
1年生のころは意識せずに手をつなげたのに,なんで照れてしまうのかな?
まとめで思春期をよりよくすごすために大切なことについて考えました。
「男女差」・・・男子よりも女子の方が成長が早い。
「個人差」・・・ひとりひとり変化の現れる時期が違う。
「思いやりの気持ち」・・・・何気ない一言で悩むことがある。傷つけた方はすぐに忘れても傷つけられた方は一生忘れない。
「相談する」 ・・・・ ひとりで抱え込まない。
最後に,思春期を迎えた自分へ向けたメッセージを考えました。「成長するっていいことだよ!がんばってね。」「口の周りに毛が生えてきても男性ホルモンの影響だから心配しなくて大丈夫!」成長を不安に思わなくていいよ。」等,前向きなメッセージが書かれていました。
思春期は体つきが大人へと変化するだけではなく,親に依存していた状態から少しずつ「自分探し」をする大切な時期です。10代になると,依存(甘え)と自立(反抗)の行ったり来たりが,とても激しくなります。依存する相手が友だちに向かっていくので,あまり話をしたがらなくなることもあります。しかし,子供が親を求めて来た時に「きちんと話を聞く」ということが一番大切だと言われています。
二次性徴について少しは理解できたものの,実際に体に変化がみられると不安を感じる子も多いと思います。ぜひ御家庭でもおうちの方々の体験談等お話されてください。
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