小4の道徳授業で「きまり」について勉強していた。
それは、
小4の児童が目覚まし時計をプレゼントされて、
毎日、時刻通りに早寝早起きのきまりを作って、
それを破って後悔している様子であった。
担任は、授業で他人は児童達の「きまり」について聞いて板書した。
それら色々のきまり中に
「ゲームの時間は一時間以内」というものがあった。
別の児童が、
「時間を守れずオバーした時は一週間ゲームをしない」と言った所、
担任は、「ゲームは一時間以内と同じだね…」言った。
そこで私は「…本当に同じかな?」と思った。
それは、
この「時間を守れずオバーした時は一週間ゲームをしない」
というきまりは、
「第一のきまり」を守れず破った時の「第二のきまり」である。
自分が決めた「きまり」が守れず落ち込んだ時、
次の「きまり」を守る事で、
破った失敗を守る成功へと導けるようにする。
その事は、その子に新たなチャンスがうまれ、
それを守れるように努力すけば、
その子にとって自信に繋がるのだろう。
ゲームに関して同じに思える二つのきまりである。
でも二つのきまりには重層性・弁証法性があった。