悩み多きお年頃・・・働く人生

疲れて徹夜はできないなって思った頃は
まだ大丈夫だった

便利な携帯など無かった時代には
少なくとも５０件位の電話番号を暗記していたように思うし
些細なこともこころに留めて
そつなく仕事が進んでいた

それが
今となっては
頭がすっきりクリアーな時がない
いつもモヤがかかったように
情報の処理能力は遅く
決断は鈍い

それなのに
まだまだこの世に生き続けねばならぬ
それも
余生としてではなく
割とガチで取り組まねばならぬことばかり

数年前まで金融商品を扱う仕事をしていたＦＰの友人が
リーマンショックの時にＦＰを辞めた
金にまみれた仕事に嫌気をさしていたからリーマンショック様々で、
辞めたら、形ある目に見えるものを扱って生きていきたいと
商品加工の仕事をしている

なんとなく解る気がする
方向転換できたら
ずいぶんと楽だろう

あと何年働くのか
一生やっていたい仕事を見つけたいと思う気持ちがあって
働く自分の今を考えたとき
本当にこれでいいのかと疑問を感じながら
それでも
生活のために
それこそ余生のために
今を我慢して生きているのが殆どの日本人だから
今更、自分のプライドとかのために
家族を路頭に迷わせるなと
堅実な友人たちに言われつつ

それが
本当に
私の人生だろうか
なあ

自分の能力低下を感じつつ
また、ため息