ギックリ腰になって思ったこと・・・

いや～～～！　久しぶりに重症のギックリ腰でした。
少しは動けるようになりましたが、まだかがんだり力を入れることはできません。

前回　死ぬ思いのギックリ腰をやったのはまだ家を建て替える前でした。
古い家は段差もあり、トイレも和式でほんとにたいへんでしたが、家を建て直した今回はとても楽に過ごすことができました。

今の家を建て替えたのはちょうど５年前。
当時まだ存命だった父が車椅子でも生活できるようにと、わざわざメーターモジュールで作り、廊下は広いし玄関前の階段（車椅子用のスロープも造りました）から玄関・廊下・居間・トイレ・お風呂とすべてに手すりをつけた完全バリアフリーの家なわけですが・・・

確かに手すりのあるところはとても助かりました。
階段あがるのも手すりが無ければきっとあがれなかったと思います。
しかし・・・　親用のトイレには手すりがついていますが、私たち用のトイレには手すりがありません。これはけっこう大変でした。
「ギックリ腰を想定してつけておくべきだったね」
とは相方の弁です

そして完璧と思っていたお風呂場にも実は欠点があったのです。

脱衣所からお風呂場のドアを開けてまっすぐに浴槽まで手すりがついています。
浴槽に入るための手すりもついています。
つまり浴槽に出入りする分には何の問題もありません。

ところが、いざ身体を洗おうと思ったら、洗い場のイスに腰掛けられないのです

洗い場のイスから手の届く範囲に手すりがない

なんとかがんばって腰掛けたら今度は立ち上がれない

そういえば父をお風呂に入れたときもうまく腰掛けられなくて、結局は浴槽の中で身体を洗ったことを思い出しました。

これから家をバリアフリーにしようとお考えの方・・・
ぜひ洗い場のイスのそばにも手すりをつけてください。
それも立ち上がるときは縦の棒がいいです。（Ｌ字の手すりをつけられれば一番ですが）

自分がうまく動けなくならないとわからない事っていっぱいあるんですね。