カーくん&ポックンのお散歩日和

イケメンエジプシャンもどきのカーくんとお人(犬)よし黒ポメチワのポックン そしてその飼い主ののんびりまったりな日常

産土神社・鎮守神社 総本宮&地球愛祭りツアー

2011年05月15日 09時36分42秒 | 旅行けば


そうだ京都行こう


そう思ったのはいつのことだったか・・・


5月1日に神人さんが藤枝に来て唄語りをやることは、もうずっと前から予定に入っていました。
そしてそんな神人さんが主宰する「地球愛祭り2011 in 京都」が毎年5月5日に開催されることも何年か前から知っていました。

これまでずっと、そう・・・ もう何十年もゴールデンウィークはどこにも出かけないというポリシーを貫いてきたのに(だいたい静岡に映画を見に行くとか、近場でBBQをするとかくらいが例年のGWの過ごし方) なぜ今年に限って遠出をしようと思い立ったのか・・・
あいまいな記憶しか残っていません。

でも5月5日に京都に行って「地球愛祭り」に参加して、そしたら伊勢にも行ってこれるじゃん

と、いつかどこかで思いついちゃった今年

ちょうど横浜のいとこが連休中に帰省してくるのでバァチャンの世話も頼めるし、ダンナさんも6日なら休めるっていうし、条件はそろったから、じゃぁ決定

となったのはそれでも4月の終わりごろでした。

「地球愛祭り」には夕方から行くことにして、京都に行くならどうしても行かなくてはならないところがありました。
それはダンナさんの産土神社の総本宮 「日吉大社」

ダンナさんの本来の産土神社は栃木県鹿沼市にある日吉神社ですが、栃木に行くことなんて親戚の誰かがお亡くなりにならない限りありません。現にマーガレットさんにダンナさんの産土神社を見てもらって以降これまで一度もその機会はありませんでした。
どうしたらいい?とマーガレットさんに聞いたら総本宮にお参りしてもいいのでは・・・とのお返事だったので、産土神社をリサーチしていただいた直後の2008年5月に一度京都に出かけました。
その時は鞍馬に先に行って貴船神社によってついでだからと比叡山にケーブルカーで登ってそこから日吉大社の方へ降りてきたら・・・ 途中の接続が悪くてたどり着いたのが4時半ころ。閉門時間は5時のはずなのに日吉大社の境内はすでに門が閉められていたのでした。仕方なく門の外からお参りしましたけどね。

今度京都に来るときはまず一番最初にお参りにこよう

とダンナさんと二人心に誓ったのでありました。

だから今回はそのリベンジが最大の目的です。

朝一のひかりで京都まで行き湖西線に乗って比叡坂本まで
この駅から日吉大社までは1km程の距離ですが、ダラダラと上り坂なのは前回来た時にわかっていたので、駅からバスに乗って行きました。
駅前で10分ほどバスを待っていたのですが・・・ 寒い・・・

5月だというのに何でこんなに寒いのか?
それとも琵琶湖のほとりはいつもこんな陽気なのか?(静岡だけがいつも能天気に暖かいのでしょうか?

おまけに前日 うすら寒い中でうたた寝をしていて風邪をひいてしまいました。
大殺界に入った今年はなにかやろうとすると必ずケチがつき、物事がスムーズに運んだ試しがありません。なんでこんな時に風邪をひくかなぁ~~~~ と自分で自分を呪いつつ葛根湯を携えての旅立ちとなりましたが、やはり体調はイマイチです。
だから寒さがよけい身にしみます。冬物のジャケットにすればよかった・・・と思っても後の祭り

バスを降りてたどり着いた日吉大社の境内の中も清涼感あふれて身も心も引き締まるようでした。


日吉大社は元々は比叡山の地主神として大山咋神が祀られていたところに、大津京鎮護のために大神神社から大己貴神を勧請したことから西本宮(大己貴神)と東本宮(大山咋神)の二社が主祭神となっており、その後平安京遷都にともない比叡山延暦寺とともに都の鬼門を守る守護神となりました。

この二つの本宮と五つの摂社がある、背後の八王子山を含む13万坪という広大な敷地の中に山から流れ出る清流がそれぞれのお社を囲むように水路を廻らせ、そこかしこで水の流れる音を聴くことができます。このお社を囲む水路はほかの神社には見られない日吉大社ならではの特徴に思います。そのせいか境内の空気は常に清浄で清々しく、またあたりを囲む木々の緑もとても瑞々しく感じました。

また今回改めて 摂社として宇佐宮が祀られていることに気付きちょっと感動
私の鎮守神社の総総本宮は宇佐宮になるわけで、こんなところにもご縁があったことがうれしかったです。
(私の産土神社は淡島神社で御祭神は少名彦命ですから大己貴神である大国主命とはとても深いご縁があり、この二柱の神様は出雲系の神様ですね)

とにもかくにもこれまでご縁の薄かったダンナさんの産土神様のご開運をお祈りし、これからのお陰をいただけるようしっかりとご縁を結んだのでありました。

これで今回の旅の目的の40%は達成しました。

あとはJRで京都を経由して伏見稲荷に向かいます。

こちらはダンナさんが開運と金運上昇(宝くじ当選)を目指しての本当に個人的かつ俗世間的な思いでお参りに伺ったわけですが、JRの駅を降りたとたん目の前をお神輿が通り過ぎて行きました。5月5日は伏見稲荷のお祭りの日だったのですね。そんな晴れの日にお参りできてうれしい限りです。

今年ご鎮座1300年という由緒ある伏見稲荷大社 本殿は修復中ということで仮拝殿にてお参りしました。
この伏見稲荷大社 とにかくどこを見ても輝くばかりの朱色に目が眩しい
大鳥居も立派な楼門も工事中の覆いがかぶせられている本殿もとにかく朱い
そして奥社に続く千本鳥居 中を歩いているだけで朱色のエネルギーに包まれます。
朱色とは元々太陽や火をイメージさせる神聖な色であり、さらに魔よけの意味もあるので鳥居や神社に多く使われる色ですね。この朱色のエネルギーで私の滞ったエネルギーも活性化されることを期待します。

伏見稲荷大社での個人的かつ俗世間的なお参りを済ませた後、京阪電車の駅に向かう途中でお昼を食べました。メニューはもちろんお稲荷さんと狐うどんです。
関西風の甘めの薄口出汁は静岡ではなかなか食べることができません。しっかり堪能させていただきました。

ここからは京阪電車で八幡市駅に向かいます。

次の目的地は石清水八幡宮

私の鎮守神社である八幡宮の総本宮です。

男山山頂に鎮座する石清水八幡宮は九州の宇佐宮から勧請された都の裏鬼門を守護する神社です。
御祭神は応神天皇・ 比大神(宗像三女神)・神功皇后
厄除開運・勝負必勝の神様として信仰されてきました。

ここでは我が鎮守の大神様の日頃のご加護に感謝を申し上げるとともにご開運を祈念し、特にこれから三年間の大殺界を無事乗り切ることができるようお陰をいただけるようお願いしました。
時間があれば厄除けの御祈祷でもしていただきたかったのですけどね。
まだまだ先の予定が詰まっているのでお参りするだけにしました。

この石清水八幡宮も朱いです。
このころになると青空が広がり気温も上がって暑くなってきました。
そんな青空をバックに朱色の本殿が目の前に迫ってくると、なんか背筋がビシッと引き締まります。

普段グリーンな私はレッド(赤・朱・紅)はあまり好みません。ですから必然的に自分の周囲にはレッドな物はあまり存在しないので、一日の間にこれだけレッドのエネルギーにさらされるというのもめったにない経験です。(日吉大社も色は薄れていましたが朱色でした)

なんか地に足付けて動き出せと神様にお尻を叩かれているような気にさえなってきます。


男山を降りたら次は京阪電車で祇園四条へ

今日の神社ツアーの最終目的地は息子青年Hの鎮守神社総本宮・八坂神社(ここも朱い)

これは出かける数日前に急きょ行こうという話になりました。
なぜなら石清水八幡宮のHPで厄除け参りの情報を見ているときに平成23年度厄除表なるものを見ていて気がつきました。
青年Hは今年数えで25歳 なんと本厄ではありませんか
(てことは去年は前厄・・・ だから屋根から落ちたのか?

これは厄除け参りをしなくては

ところが青年Hの産土神社は原木神社というとってもローカルな神社で、多分ほかに同じ名前の神社はないんじゃないかと思われます。なので総本宮が存在するのかも疑問なのですが・・・

で、彼の鎮守神社は八坂神社なのでこちらの総本宮にお参りすることにしました。

本当なら本人を連れてきて御祈祷していただきたかったのですが・・・ そういうわけにもいかず代参ということで厄除け護摩木を奉納しました。
「もうこれ以上青年Hがアホなことをしでかしませんように」

そしてここでも発見が

京阪の祇園四条駅からさすがのGWの人ごみの中を歩いて八坂神社の西楼門までたどり着いた時にはもうかなり疲労困憊でした。なにしろ都の鬼門を守る日吉大社から南の伏見稲荷・裏鬼門の石清水八幡宮と回って、ようやく都の中央にたどり着いたのですから

楼門を入ったところできゅうりの漬物の串ざしを売っていたので思わず買ってしまいました。それをかじりながら本殿に向かって歩いて行くと、あれ? ダンナさんがいません。

どこに行った?

しばらくきゅうりをかじりながらあたりを見回していると、小さなお社のところから出てくるダンナさんを発見
「なんか呼ばれた気がしてお参りしてみたら大国主と少名彦名が祀られてたよ」
そこは大国社でした。

きゅうりを食べ終え私ももちろんお参りしました。

八坂神社の御祭神は素戔嗚尊 大国主命のご先祖様であり大山咋神の祖父神にもあたります。
親子の縁ってこんな風につながっているのですね?
(一人だけつながっていそうもない奴がいますが)


一日中歩き回ったので、どこかでお茶でもしようということになりました。
ところが、さすがに京都の一番の賑わいどころ。どの店も人でいっぱいです。
花見小路に入ってぶらぶらと歩いて行きましたが、ガイドブックに出ているような甘味どころや喫茶店はみな1時間待ちくらいの行列ができています。

そのままお店を探しながら歩いていたらとうとう五条近くまで来てしまいました。
やっとサンルートホテルの喫茶室で一休み

不思議なことに神社の境内にいるときは何ともないのですが、それ以外の場所にいると鼻が詰まって息が苦しくなります。

ここから「地球愛祭り」の会場である“ひと・まち交流館京都”までは目の前のバス停から停留所ひとつ分の距離
私的にはバスで行きたかったのですがダンナさんが「ひとつ分なら歩けばいいじゃん」とのたまうので仕方なく歩きました。
会場に着いた時にはもうヘロヘロでしたけど・・・

この後は先のブログに書いたとおり

私は∞ひかりパステル∞のひかりちゃんのところで素敵な絵を描かせてもらい、ダンナさんはステージの演目を堪能 歓音さんの唄が気に入ったみたいです。

そしてオーラスの「地球に感謝 ありがとう」コール300回
みんなで大盛り上がり
素晴らしい熱気に充ち溢れたひと時でした。

ぼ~~~~~っとした頭で「ありがとう」コールをしながら

なんか新興宗教みたいだなぁ・・・
きっと宗教ってこんな風に生まれるんだろうなぁ・・・
まさにこれが祭りなんだなぁ・・・

変な意味ではなく素直な感想です

ダンナさんも素直に感動していました。すっかりあのエネルギーに染まっています。終わってもその高揚感を引きずって帰りました。

私は風邪と一日歩き回った疲れとでエネルギーが半分くらいしか伝わってきませんでしたけど・・・
それでも神人さんの唄声に癒してもらったので終わった後はちょっと元気になりました。

今度京都に行くときはもっと万全の体調で、も少しゆとりをもったスケジュールで行きたいと思います。

ということで、まずは一日目の報告を終わります


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3 コメント

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すご~い (cuten)
2011-05-16 09:23:27
デジブックに感動しました。
まるで一緒に旅をさせてもらっているみたい!
BGMもいいわ~~~♪
いいでしょ♪ (さとけ)
2011-05-16 11:01:01
>cutenさん

デジブックいいでしょ

gooのブログにもアルバム機能はあるんだけど、やっぱムービーにするにはデジブックの方がよかったんで

これからたくさん写真を撮ってアルバムいっぱい作っていきたいと思ってます。

御期待下さい
ただ難点が・・・ (さとけ)
2011-05-16 11:02:06
ただね、デジブックは携帯版のブログだと見れないのが難点なのよね

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