黒部ダムは、富山県黒部市から40㎞、長野県大町市から20㎞。
1956年(昭和31年)に着工し、1963年6月5日に完成した。
7年の歳月をかけて破砕帯への挑戦で171人の殉職者。
関西電力が建設ですから地元ではなく送電で関西の恩恵。
水力発電の貯水量2億トンらしいですが全く想像できない。
どうも、東京ドーム160杯分に相当するらしい?
このダムは完成から60年を経過、人間でいうと既に還暦を
過ぎております。なので、一般的な耐用年数はどれ位だろう
と検索してみました。
ダムの平均築年が世界一古いのは日本と英国。アルカリ骨材
反応や中性化がない事と、メンテナンスが行き届いていれば、
耐久年数を2倍にしても問題ない。なので、100年は運用可能。
この専門家様の意見は、信頼度が高く、確実に安全か?
そこで、気になったのが能登半島の地震。震源地を地理的に
言えば近い。また黒部では火山帯の真下では?と思う。
専門家は原発事故の懸念を主張するが、ダムのリスクは
あまり言わない。いったいどのくらいの強度なのか?
また、この貯水量の決壊があるとどれほどの被害か?
いつもの如く、やはり想定外で片づけるのか?
なので、地震と耐用年数がちょっと気になった朝です。
災害大国ですから、リスクの1つとして自己判断が要る。
安全性どうなんでしょうねぇ~??
ですが、こちらも同じだと感じます。
人間って愚かですね。文明に力を注いで自然との
戦いに勝てると思っているのが変です。
例えば、鉄筋構造も耐用年数があります。
現在で問題になっているのはマンションなどですが
老朽も甚だしいです。建て替えは無理そう?
建造するには躊躇がありません。ですが、歴史が
長くなってくると大きな代償を払う?
東京では高層ビルが乱立していますが未来への
負債とリスクを先送りしているに過ぎない。
また、河川を埋め立てて傲慢にも地下を掘り過ぎる?
これで大丈夫なのかと疑問が多い。
要するに、今が良ければ、ただ良い?冗談かと思います。