Sankoの遊び場

私Saonkoが色々調べて紹介するブログです。

雑学「物の雑学」

2016-04-22 08:54:29 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回は「物」の雑学を紹介!

普段使っているアレやコレには意外な事実が!?

それでは紹介行ってみましょう!

・フォーク

今では食事の時に当たり前のように使われているフォークですが、じゃあいつ頃から使われるようになったの?と言われると、知らない人は多いはず。

その起源は古代ギリシャにまでさかのぼりますが、当時の物は形状が違い、肉が切りやすいようにおさえるために使うのが主流だったようです。

今と同じように使われるようになったのは(と言うように記されている)のは1611年。

ロンドンのコルヤットと言う人物が「手づかみで食べるなんて野蛮だ!!」といって、木製のフォークを使ったそうです。

しかし、当時の人達からは逆に「神様からいただいた5本の指を使わず、そんなものを使うなんて野蛮だ!!」と嫌われていたそうです。

 

・缶詰

保存食として便利な缶詰ですが、その誕生の鍵を握るのがかの有名な革命家「ナポレオン」。

彼は「遠征の際に、保存のきく携帯食料があれば便利なのに・・・」と考え、懸賞付きで作品を募集しました。

1804年に、フランスの「ニコラ・アペール」と言う人物により食料を瓶に入れる「瓶詰め」が発明されましたが、ガラス瓶は重たく、また破損しやすいという欠点がありました。

そしてその6年後、イギリスの「ピーター・デュランド」によって、金属製容器に食料を入れるという、今の缶詰の原型が発明されたそうです。

 

・ガラス

古代エジプトで発明され、以来我々の生活には無くてはならない「ガラス」。

耐久面は高いとは言えず、壊れる際も粉々に砕けてしまうガラスですが、実は昔は物理学上は「液体」だったらしいのです。

物質は固体・液体・気体の3つに分類されその定義は分子の繋がり方によって定められています。簡単に言うと、

・分子が規則正しくつながった状態が固体

・分子が互いに接しながら動いている状態が液体

・分子が自由に飛び回っている状態が気体

と言った感じで決められているのですが、ガラスの場合は分子の繋がりが規則的では無かったため、液体と定義づけられたようです。

ただ、最近はその定義が変わりつつあるようで、「ガラスは液体のような性質を持った固体のようなものである」と考えられているようです。

 

皆さん、いかがだったでしょうか。今回はここまで!ではでは!

 

 

 


故事成語「完璧」

2016-04-07 09:22:05 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回はいつもより張り切って紹介していきますよー!

今回紹介するのは「完璧(かんぺき)」

多分これが故事成語の中で一番今でも使われてるんじゃないかな?

意味も皆さんがいつも使っているような意味で「少しの欠点もなく完全なこと」なのですが、「他人から借りたものを全く傷つけずに返すこと」と言う意味もあるそうです。

「璧」というのは平らで中央に孔の空いた宝玉のことで、「完璧」と言うのは本来「傷のない宝玉」のことを指すそうなのですが、

普段使っている意味で使われるようになったのは、以下の故事が由来となっているようです。

中国の戦国時代、趙の国には「和氏の璧(かしのへき)」という名宝がありました。

秦の国の昭王(しょうおう)はこれが欲しくてたまらなくなり、璧と秦の15の城とを交換しよう、と持ち掛けてきました。

当時強国であった秦の申し出に、趙の国王はどうすべきか悩みました。

そんな中、家臣である藺相如(りんそうじょ)が璧を持って秦の国へ使いに入ったそうですが、なんと昭王は璧だけ奪い取って、城は渡す気配が全くありませんでした。

それを知った藺相如は昭王を欺き、見事璧を無事に持って帰ったそうです。

そしてこの時の故事を「完璧而帰(璧をまっとうして帰る)」と表し、そこから転じて、今の「完璧」と言う言葉になったそうです。

 

以上で故事成語の紹介は終わりますが、ここで皆さんに報告を。

私が故事成語を紹介する時、「小・中学生のための学習教材の部屋 知識の泉」というサイトを参照しているのですが、

今回紹介する故事成語で、ここに載っている故事成語をすべて紹介したことになりました!

もしかしたらここに載っている以外にも、探せば見つかるかもしれませんが、どの言葉は紹介してあの言葉はしなかった・・・みたいに

こんがらがってしまいますので、きりの良いということもあり、勝手ながらここで故事成語紹介を終了とさせていただきます。

次に何をやるかはまだ決まっていませんが、ブログ自体は続けていきますので、決まり次第報告させていただきます。

1月末から始まったこのブログ、今まで途切れることなく続けられたのは、訪問、閲覧してくださっている皆さんのおかげです。

私自身語彙力がないので、上手く言うことが出来ませんが、本当にありがとうございました!

それでは今回はここまで!ではでは!


故事成語「杞憂」

2016-04-06 10:20:33 | 故事成語

皆さんこんにちは!

それでは早速故事成語紹介行ってみましょう!

今回紹介するのは「杞憂(きゆう)」!

これは今でもよく使うであろう言葉ですね。

意味は「無用な心配、取り越し苦労のこと」。

「杞憂」の「杞」の部分は中国の周(しゅう)時代にあった国の名前で、「憂」は文字通り憂(うれ)うこと。

昔杞の国にいたある人はすごく心配性で、「いきなり天が落ちてきたらどうしよう」、「大地が崩れてきたりしたらどうしよう」みたいな心配事をして、

夜も眠れず、ご飯も喉を通らなかったそうです。

普通に考えたら、そんなことありえないことですよね?

でもこれ、私にも似たような経験があるんですが、こういう不安って、一度してしまうとどんどん膨らんでいってしまうんですよね。

冷静に考えられなくなるし「こんなんありえねぇよwww」っていう考えが頭の中からすっぽ抜けちゃうんですよ。

今ではそういうことを考えるのは無くなりましたが、不安に感じている間はホントにきつかったです。

よく不安障害の改善法なんかで「規則正しく生活する」、「一つの事を集中してやる」みたいなことがありますが、

多少無理やりにでも実際やってみると確かに効果あるなぁ…って思います。

最初の何日かはあまり実感しないんですけど、気が付くとあんまり考え込まなくなってる様な気はします。

皆さんも何かあったらやってみたらいかがでしょうか?

 

話がかなり脱線しましたが、今回はここまで!ではでは!

 


故事成語「牛耳を執る」

2016-04-05 09:11:33 | 故事成語

皆さんこんにちは!

三日ほど更新を空けてしまい申し訳ありませんでした!

大阪の親戚の家に墓参りに行ってまして、その間パソコンを触れなかったので今「あ~やっとキーボード触れてる~」なんて思いながら記事作ってます(笑)

大阪に入っていた間なんですが、墓参りの後は豚カツ食ったりしゃぶしゃぶ食ったりしてて楽しかったです!

移動手段も自転車だったのでいい運動になりましたしね!

また来年も行くことになると思うのでそれまでに旅費をためねば・・・!

 

さて、思いで話はここまでにしまして、今回の故事成語紹介始めていきましょう!

今回紹介するのは「牛耳を執る(ぎゅうじをとる)」

意味は「組織や集団を支配すること」。

この言葉は、昔の中国のとある習慣が元となっておりまして、

中国の春秋戦国時代、諸侯(しょこう。日本の戦国時代でいう大名)が集まって同盟を結ぶ際、

その時一盟主になる番地位の高い人物が牛の耳を切り取り、その血をみんなで啜って同盟への忠誠を誓いあうと言うものらしいのです。

現代では「牛耳る(ぎゅうじる)」と言う言葉でも使われていますね。

牛を使っていたのは、当時牧畜の中で最も尊ばれていたのが牛だったからだとか。

 

以上が「牛耳を執る」の紹介となります。

4月に入って、新しい生活も始まりました。

紹介していない故事成語も残り少ないですが、毎日続けていきますので、改めてよろしくお願いいたします!

それでは今回はここまで!ではでは!

 

 

 


故事成語「鶏口となるも牛後となるなかれ」

2016-04-01 10:57:25 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今日はエイプリルフールと言うことで、何か嘘をつこうかと思ったんですが、結局嘘が思いつきませんでした・・・。

まぁ嘘をつかなきゃならないわけでもないですし、嘘なんて今日じゃなくてもしょっちゅうついてますし・・・

まぁ今回も故事成語紹介していきます!

今回紹介するのは「鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)」。

意味は「大きな集団の配下として従っているよりも、小さい集団でも長になる方がいい言うこと」。

 

中国の戦国時代、秦(しん)の国が強くなっていき、周りの国を圧倒し始めたころの話。

蘇秦(そしん)と言う人物が、韓(かん)・魏(ぎ)・趙(ちょう)楚(そ)・斉(せい)・燕(えん)の6国の王達に

「秦に従うのではなく、独立した一国の王として連合して秦に立ち向かうべきだ」

と言ったのが由来なのだそう。


この蘇秦と言う人物、中国時代の縦横家(じゅうおうか。思想家の事)で、秦に服従するのではなく、ほかの国と結託して

秦に対抗しよう、と上記の6国に説いて周ったそうで、この作戦を「合従策(がっしょうさく)」と言うそうです。

 

ちなみに今回紹介した「鶏口となるも牛後となるなかれ」ですが、四字熟語で「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」とも言われています。

どちらかというとこっちの方が言いやすいし、故事成語っぽいかも?

 

以上が今回の故事成語の紹介となりますが、ここからは私事の連絡を。

明日から大阪に旅行に行くので、ブログの更新をストップさせていただきます。

次の更新は四月五日の火曜日を予定しています。

 

それでは今回はここまで!ではでは!