合唱で語る音楽を目指して… 第一混声合唱団

第一混声合唱団、通称“いちこん”の記録
指揮者・作曲家の岡田和夫死去により2018年3月、47年の歴史に幕を閉じました

臨時練習

2011年11月26日 | ~練習日誌
2月の演奏会と12月の「冬のコンサート」に向けて、練習が進んでいます。

新曲は構想がかなりはっきりしてきたものの、楽譜がでるのはまだ先。
それまでに、既存の曲はあげておきたいところです。
 
 
先週15日(火)「外郎売りの科白」を細かく、
各自音程がとれていないところを確認しながらていねいに進めました。

いわゆる西洋音楽のコード名では表現できないような日本的な和音であるのに重ねて、
実に頻繁に転調があるので、
部分的に音を確認しているときは歌えても、
前の方から続けて歌っていくと音をつかまえきれないところがあります。
そこを一つずつ確かめていきました。

 

  
今週は、22日(火)の定期練習に加え、
23日(水・祝)に午後~夜で臨時練習を行いました。


新曲の取材に東北被災地に伺い、思いを強くする中で、
東北の民謡を合唱編曲したものを歌ってみようということで、
東北から戻ってから私(金子)が新たに編曲した
混声合唱版「齋太郎節」を歌ってみました。

松島の風景や石巻の街を見下ろした日和山など、
歌詞に出てくる地名を歌うと思い出されます。
 
 

その他、火曜日は、「数詞考」を、強弱を確認しながら歌いました。


水曜日は、ピアニストの古川佳園さんが来てくださり、
岡田先生は指揮に専念して、ますます熱が入りました。

夜からは打楽器奏者の馬場清則さんが来てくれて、「外郎売りの科白」を打楽器と合わせました。

樽、四竹、ささら、鳴子、風鈴等、様々な日本の打楽器でリズムを入れるのがこの曲の特長で、
以前の演奏では、団員が分担して歌いながら入れたこともありますが、
今回は、そのほとんどを、馬場さんがひとりで入れてくれます。

馬場さんの奥さんである、ばばくらちゃん(ご夫婦とも元いちこん団員)も
この日から歌い手として加わってくれて、さらにパワーアップしました。


 
 
東北取材旅行の様子は、ブログ用に書き進めてきているので、
これから少しずつアップしていきたいと思います。

                                 (金子)

音がさがる

2011年11月14日 | ~団員のつぶやき
10月中旬からソプラノにさらに2名、参加者が増えた。
お二人ともいちこんは初めて。熱心な方たちで、音取りはほぼ完全に練習してきてくださる。力強い。感謝!!

8日の練習は『数詞考』
12月11日(日)の駅前コミセンの(冬のコンサート)に向けて、強弱・歌い方のニュアンス・テンポなど丁寧に確認していく。
ところが、ソプラノの音程がさがる。
発声は充分やったのに....
伸ばしているとだんだんさがる。
高い音は天井がつかえる、ぬけない。
フレーズの出だしから低い...。
何度も注意されて気をつけるんだけれど、ダメ。
そんな日もあるさ」と思いつつなんだか憂鬱。

力が入りすぎたのかな~と原因を考えながら、新しい方も含めてお互いの声を聴きあい、合わせ、修正して「15日にはうまく歌うぞ」と.....

(ソプラノ:宮本)

いよいよコンサートへ始動!!

2011年11月03日 | ~練習日誌
2月のコンサートに向けて動きが始まりました!!

「外郎売りの台詞」のパーカションの打ち合わせを兼ねた練習も始まり、いよいよだなという感です。

今までは団員全員で何かしらの鳴り物を持ちながらの演奏でしたが、実際、歌うことに集中出来なかったり、切れ味の良いテンポが出にくかったりして、思ったほどの効果が得られなかったので今回のパーカションは専門に旧団員でドラマーでもある「馬場さん」にお願いということになりました。

鳴り物がはいると曲の表情が出てきてヤッパリ面白い!! 

これから練習は、早口の口上と鳴り物とが溶け合って如何に熟成していくか楽しみです。


「乞う、ご期待」 と言うところか!!!!                 (笹井)