合唱で語る音楽を目指して… 第一混声合唱団

第一混声合唱団、通称“いちこん”の記録
指揮者・作曲家の岡田和夫死去により2018年3月、47年の歴史に幕を閉じました

集中練習

2012年01月13日 | ~練習日誌
年が明けて早半月、2月のコンサートまで、1か月を切りました。

いちこんでは、毎年、だいたいこの時期
(コンサートが2月でないときは、別な時期のこともありますが)、
懇親も兼ねて合宿を行ってきましたが、
今年は、合宿のかわりに8日(日)、9日(月・祝)の2日間、
昼夜の集中練習を行いました。
(翌10日も火曜日で、通常練習なので、実質3日連続)
 
 
今年の目玉は、なんといっても、新曲「生きとし生けるもののために」
この集中練習に向けて、岡田先生は
年末年始を返上で、作曲に取り組まれました。
 
 
期待をもって臨んだ3日間。

集中して練習すると、はじめは探り探りだった楽譜の音が、
どんどん体にしみこんでいくのがわかります。

音取りをていねいにしてから、
主に第2章を中心に、表現を深めていきました。

1章は主に叙事ですが、
2章は、地震を、生きている地球の視点からとらえ、
地球の立場から歌ったソロなどの部分もある地球賛歌となっています。
激しい1章と対称的に、大いなる自然の愛を感じる第2章は、
悲しみを包み込むような優しさを感じます。

また、
9日には、打楽器の馬場清則さんも来てくれて、
「外郎売りの科白」の楽器との合わせ練習もしました。

一人でいくつもの打楽器を操る馬場さん、
宮本さんの調達してくれた樽を、ドラムのペダルで叩くため、
ペダルの前に樽を固定する台を、手作りされたとのこと。

いろいろな大きさの樽や、樽以外のものにも対応できるよう、
樽を置く脚部の幅が調整できるよう伸縮式になっています。
売り物のように見事です。

さまざまな打楽器を置くテーブルも新調され、
馬場さんの、このステージに取り組んでくださる意欲が感じられ、
歌う我々も、さらに熱が入りました。
 
 
10日(火)は、さすがに3日連続ということで、
疲れ気味のメンバーもいましたが、
(とりわけ先生はお疲れだったに違いありませんが、
指揮をされているときは、全く疲れを感じさせずパワフルです)
2日間の成果を実感しながら歌うことができました。

9日の練習の合間に臨時委員会を行い、
1月中に追加練習を入れることが決定。
いよいよ波に乗ってきました。

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10月の取材旅行の記事、
ブログにアップしますと予告しつつ、
ついついタイミングを逸してしまっていましたが、
演奏会に向けて、予告編のような形で、
少しずつこれからアップしていきます。

(金子 忍)

明けましておめでとうございます

2012年01月03日 | ~団員のつぶやき
皆さま、いろいろな想いを胸に新年を迎えられたことでしょう。
今年も、第一混声をよろしくお願いいたします。


さて今日は(火曜日)いつもだったら練習日ですが、さすがのいちこんもお休みです。
その代わり、8日(日)9日(祝)の2日間、午後夜間と集中練習を行います。
毎年この時期は、1泊2日の合宿をするのですが、今回は交流より実質的な練習をと武蔵野で会場を借りて1日6~7時間のレッスンです。
10日は火曜日だから3か連続になりますが、ここで一挙に仕上げムードにと張り切っています。
お正月返上で、新作を作っている岡田先生の体力、気力を気遣いながら新しい楽譜の到着を待っています。
と言うのは、
先生が曲を作ると、作曲の勉強のため弟子入りした合唱団の金子忍さんが、パソコンで楽譜を清書して、楽譜係の田島さんがコピーして、各団員に郵送してくれるのです。
受け取った団員は、自宅で音取り練習。次の8.9.10の3日間のレッスンで、ピアノ合わせと言う予定です。

私は、年賀状の文に演奏会の案内を入れたり、チラシを送ったりチケットを買ってもらう活動もしなくてはいけないので、大忙しです。

樽酒より空き樽
さて、皆さんは初詣に行きましたか?
我が家は、ご町内にある稲荷神社の氏子で、毎年紅白が終わると、年越し蕎麦を食べて12時半ころ初詣に出かけます。
今年も、例年どうり...。
とくに演奏会の成功も追加でお願いして、樽に入ったお神酒をいただきました。
実は、お神酒を飲んだ後の樽を外郎売りの楽器(樽太鼓)に使うため譲っていただくお願いをしてあるのですが、希望者が数人いるとかで、OKの返事まちだったのです。
ここで樽をゲットできないと大変と、もう1度お願いに行ったのです。(ちょっと、お賽銭も弾んで.....)

さて一日・元旦の10時ころ、リーンリーンと電話の音。
『樽、取りに来てください。』との言葉。  『わー!有難うございます』と.....
台車に載せて、無事に我が家の玄関まで運び一安心。
後は、演奏者の馬場さんに渡して、酒樽から樽太鼓にしてもらわなくては....。
お酒のいい香りがしますが、乾燥するとバラバラになって使えなくなるので、大きなビニール袋に入れて封印です。

ひとつひとつ、準備をして1ヵ月後の演奏会に向かいます。

         2012年正月    きりん こと 宮本弥生