合唱で語る音楽を目指して… 第一混声合唱団

第一混声合唱団、通称“いちこん”の記録
指揮者・作曲家の岡田和夫死去により2018年3月、47年の歴史に幕を閉じました

童謡や滝廉太郎を練習しています

2012年06月23日 | ~練習日誌
だいぶしばらくぶりになってしまいました。

演奏会後、いちこんでは、保育園、幼稚園などの
幼児、小学生などを対象にしたプログラムを検討しよう
ということになり、
今まで演奏したことのある童謡、唱歌などを練習してきました。

 
岡田先生編曲の
「たなばたさま」「かもめの水兵さん」「ことりのうた」
大中寅二編曲の「ちょうちょう」
といった昔からの童謡のほか、
昨年4月の岩手県西和賀町立湯田小学校の開校式
(町内小学校の統廃合により新設され、岡田先生が新校歌を作曲し、開校式に招かれました)
に伺った際や、
昨年10月に福島県相馬市の相馬保育園に伺った際にワークショップをして好評だった
「ことばくっつきうた」(作詞・劇団風の子研究所研究生/作曲・岡田和夫)の四部合唱版
などです。

  
また、四部合唱に編曲した滝廉太郎の曲も練習を進めています。

岡田先生編曲の「荒城の月」
と、私(金子)が岡田先生に指導いただいて編曲し、
先生が伴奏を編曲した
「箱根八里」「三つの童謡メドレー」(はとぽっぽ、雪やこんこん、お正月)
で、
これらは一昨年の冬のコンサートなどで発表したものですが、
もう一度編曲を見直し、一応完成版としました。

「箱根八里」「三つの童謡メドレー」は、
いちこんで初めて歌ってもらった私(金子)編曲の曲で、
初演の際、歌いにくいといわれた部分を歌いやすいように直したはずなのですが、
今度は「前のを覚えてしまったので、変わっていて歌いづらい」と・・・、
なかなかむずかしいものです。

 
先々週は、しばらくぶりにピアニストの古川さんに来ていただき、
フル伴奏で歌いました。
先生も、指揮に集中できて、いっそう気合が入りました。

 
先週は、ハーモニーの練習にと、バッハのコラールを練習してみました。
メロディーや、各パートも、シンプルな音や動きでありながら
四部が重なると、重厚な深みを感じるバッハの奥深さをあらためて感じました。

ひとりひとりが力をつけて、音楽の幅と深さをさらに表現できるようになりたいものです。


(金子忍)