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脱・転勤族ハーバリスト~イヌとネコをお供に

2019年脱・転勤族!
イヌ歴14年、ネコ歴12年。ハーバリスト歴は9年になりました。

「9月、秋は嵐と共に~第3週・前編」

2018-11-01 | ラムとぼたん
早いもので今日から11月。今年は例年以上にあ!っという間に時が過ぎている感じです。
そして昨日までのハロウィン狂想曲からクリスマスに街は模様替えが始まるんですね。そして年末年始の慌ただしさも来るワケで
ハロウィンは終わったけどせっかくなので「カボチャとぼたん」を

ラムの公園散歩ではハロウィンモードの子ども達に絡まれないように気をつけました。
日曜日の公園で、ハロウィン仮装した小学中学年ぐらいの子ども達の集団がおりまして、その中の男の子が楽しそうに「あっちに犬がいっぱいいますよー」とわざわざお誘いに来てくれましてね コレ関西特有公園のワンコ達に遠慮なく話しかけ撫でにくる子ども多し。今回はラムと同じ気の強い婆さんワンコと一緒でしたので丁重にお断りしました こっちの子どもはフレンドリーで良いんだけど無知識で平気で近寄ってくるから気を使うわ~

冷ややかなラムさん

やっとラムさん9月3週目です。早いなぁ~ 長いので前後編にしました。今日は前編です
《9月3週目・前編》
ついに検査の週です。
以前からお世話になっている獣医さんは「腫瘍」と分かった時点でこれから成長して悪さをしていく腫瘍に対してその都度対処していくという姿勢でした。この背景には「①高齢で麻酔や積極的治療のリスク」「②放射線治療は皮膚がただれるリスク」「③完治の可能性がほぼ無く予後が悪い」という考えがありました。私も腫瘍が現れた時点でもう酷くなっていくのをただただ見守るしかないと思っていました ゴハンを食べず痩せていっているのに、今から治療のしんどさに耐えられるのだろうか?と思ったから。
でも相方は違っていて、とにかく「正体を暴いてから対応できるならしていく」という考えで、夏から診てもらっている獣医さんと基本的には同じ方向。カイヌシにとってどちらが後悔しないか、という視点で考えた時、後者の「正体を暴く」そして「我々ができる範囲の全力を尽くす」しかないなと、私も納得してCT検査する事にしました。
後日談としては、この時点で相方はまだ「100%悪性腫瘍」とは思っておらず、違う可能性もあるんじゃないかと思っていたようです
ここまできたらまた一つ腹を括るというか、白旗をあげるというか…もうキレイ事は無し
ラムの為じゃない、我々カイヌシの為に検査をする
という事。ラムにとって楽な治療なんて無い。病院行くのだってイヤだもんね。診察台で震えちゃってるし(病院出ると「やってやりましたよ!」というドヤ顔で元気になるんだけど)。
ここで「ペットを飼う」という覚悟と責任の持ち方を教えられたように思いました。最近は‘ペット’‘飼う’という言葉を使わないで‘家族’という範疇で話しを聞く事が多く私もそうしていたけど、やっぱり人間の《責任》で《飼育》するという事実は事実で、カイヌシが全ての判断をしなけれないけない、それがペットを飼う責任を負う事。そうガツンと思いしらされました。

そしてCT検査をしに関西空港近くにある大学病院まで高速含め片道1時間のドライブ
大学病院なので平日しかやっておらず、相方が夏休みを残しておいてくれてホント良かった
実はこの時点では「放射線治療」するかは決めていませんでした。とりあえず「悪者の正体を暴く」という考えでだったし、前に書いたように相方は悪性腫瘍自体まだ疑ってたし
ただ放射線治療を前提にするなら“歯型”も取るとの事だったので、さてどうしたものかと。私は放射線のリスクを心配してたから歯型要らないんじゃない?と内心思ってたけど、相方は「もし放射線治療せず使わなかったら記念に貰っていいですか?」と聞いたもんだから面白いから取っとこうという事にしました。結果、良かった
ところで今どきの若い獣医さん(30~40代?)の特徴なのか?たまたまなのか分かりませんが、アーティストのゆずの岩沢さん似の先生(30代)は、ラフな雰囲気だけどよく話しを聞いてくれました。もしかしてカウンセリングの勉強もしているのでは?と思うような、まずは話を聞き、決して相手を否定せず、相手の本心や方向性を見極め、獣医としての見解を話す、という事がとても良くできている印象でした。この大学病院を紹介してくれた先生(40代)もこの点は似てますね。逆に前の先生(50代)は決めつけて話す所が見られ、素人のカイヌシとしては「先生に従う」しかない感じがしました。けどそれが悪いかというとそうも言いきれない。カイヌシは素人ゆえ判断しろと言ってもなかなか決められない。そういう意味では経験を積んでいる頼りになる先生と見えるでしょう。合う合わないは出てくる。前にも書きましたが、動物病院はヒトの病院と違って比較的簡単に替えられるのが良い点です
さてラムはというと、元々好奇心旺盛なタイプなので新しい事は好き それは初めて来た病院でも同じでして、連れていかれる時もこちらを振り返らずに意気揚々と去っていきました…たくましい
《9月3週目・後編につづく》

オマケ

ぼたんのデカ尻にカボチャ たまらん