七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

STILL LIFE

2015-09-18 08:49:42 | 日記
先日、やっと見つけたDVD。
レンタルショップに行って見つけました。

ずいぶん前に新聞映画評で目について、これは観てみたいぞ、と心に決めたのに。
その場所を切り抜く前に新聞が括られて物置き行きになっていた、という顛末で(^^;;
さすがにそれを解いてまた括るという気持ちにもならず。

縁があればどこかで出会えるさ、と待ってみることにしました。
何しろタイトルも忘れていたし。
イギリス映画だった、というのだけ覚えていて。
(この件はB面ブログの方に書き込んでいました^^;)

もう雲を掴むような出会いだなぁ、と思っていたのですが。
たまたまレンタル会員の更新日が迫っていて、
超久しぶりにもレンタルショップへ出向いたのです。(会員だけど、あまり借りに行かないし^_^;)

更新料金200円かかるけど、何か一枚なんでも無料で借りられるのよね。
ナンカないかなぁ~…と新作コーナーを眺めていたらヒットした!(◎_◎)



コレだコレ!
私が観たいと切望していたイギリス映画!
たまたま新作コーナーに2枚だけ出ていた!
(新作コーナーから引っ込んだら、見つけるのは容易ではない)

タイトルも覚えていなかったけど、俳優の顔は覚えていた。
一度見たら忘れられないお顔の俳優さんです。
味わい深いお顔です。

日本語のタイトルは「おみおくりの作法」となっているけど。
でも原題の「STILL LIFE」の方がやっぱりいい。
深いなぁ~、という感じがします。

40代半ばに差し掛かったジョン・メイは几帳面な地方公務員。
民生係として孤独死した方の部屋に駆けつけ、
後片付けの手配をし
身内はいないかと探し、
葬式を執り行いキチンとお墓に埋蔵してあげる。

そんな丁寧な「おみおくり」の仕事を22年間コツコツ続けてきました。
本人も独身。
毎日キッチリ同じように日々過ごし。
食べるモノも決まっています。

でもリストラにあって解雇が決まってしまいます。
孤独死した方達はすぐ火葬され墓地に灰を撒かれて終わることに。
それでも自分が持っていた最後の案件がキチンと終わるまでと粘って調査を続けます。
その孤独死をした方は、自分の住まいの向かいに住んでいた老人でした。

ついにその老人の身内に辿り着くのですが…。
ここに至るまで「ふ~ん…」どうなっていくのかな、くらいの
軽い気持ちで観ていたのですが。

ジョン・メイの気持ちに変化が起きてから
「あ…」と先がバーっと見えてしまった(-。-;
漫画家のサガだねぇ。
これはまた切ない終わり方になるんだ!
う~ん…。
果たして予想通りのエンディングでした。

コレはさぁ…
スゴくいい映画だよね。
秀作だよね。
画面から伝わる雰囲気も大好きだった。
役者さんも良かった→(エディ・マーサン)
何もかも良かった。
でも深夜観終わると辛い映画かも。

終わって夜中の1時なり。
このまま寝付くのはキツイ。

気分転換に明るい「猫侍」でも観たい気分。
だけど時間が時間だから、もっとササッと気分転換したい。
結局「くるねこ」最新刊に目を通して、チビっと癒されて寝付きました(;^_^A

しかしこの映画の馴染み感ハンパない。
この空気感、街並みの匂いまで感じる。
その場に自分がいるような錯覚。

コレって私の愛する江戸モノにも通ずるなぁ。
昔からイギリス映画とかドラマが大好きだったなぁ。
いわゆる前世繋がりだろうか。
江戸モノのでも感じるこの懐かし感。
かつて自分がいた場所なのかもなぁ。

それとこの映画の映像の雰囲気がまた良くて。
監督のウベルト・パゾリーニさん
「視覚的に小津安二郎の晩年の作品を参考にした」そうで。
だからかな。
さらにくるこの居心地良さ。
ピタっとハマる感じがありました。

映画好きなら多分好き。
夜ひっそりと観ることはオススメできませんが(^_^;)
良い映画です。
興味のある方はぜひ!d(^_^o)

さて話題はガラリと変わって。
前回話の途中だった「ハナちゃんママの運玉」のお話。
運玉とは、桜井織子さんの最近の著書に詳しく書かれています、が。

ご本人のブログにもサクッと追加説明も書かれておりましたので。
参照はコチラ→運玉Q&A

織子さんの本を読んで、私もハナちゃんママもさっそく運玉育てています。
先日のランチの時に、お互いの運玉状況を報告しあいましたが。
二人共全然違うタイプの袋だね、と笑いあいました。

どっちも赤に金糸銀糸で模様が描かれていますが。
私の袋の生地には緑の松の絵柄も刺繍されています。
裏地は白の絹。
フサつきの紐も付いています。
出す時はそれをほどいて、しまう時はキュッと絞って、みたいな。

でもハナちゃんママの運玉袋は、昔あった小銭入れみたいな。
力を入れるとパカッと開く、イージーオープンの袋だそうです。
裏地もないんだって(^^;;

もちろん実際に存在している袋ではありませんよ。
心にある運玉袋です。
イメージの世界の話なんだけどね。

ラッキーだった。
運をいただいた、と感じるたびに袋から出して運玉を撫で撫でするのです。
最初はビーズ玉サイズとのことですが。

「もう少し大きい感じする」とハナちゃんママと私。
でもパール大には達していない。
その中間サイズというかんじかなぁ。

撫でる時は(私の場合は紐を解いてから)
運玉を袋から左の手のひらに取り出し
右手の人差し指でコロコロと転がすように撫でています。

大きさは触った時に弾かれる感じがあるので、その位置で撫で撫でしてます。
ポ~っと熱を浴びてくるのが心地いいです(^-^)
実に楽しいです。

ハナちゃんママは、毎朝儀式のように撫で撫でをしているそうで。
その効果なのか、最近スゴイラッキーがあったのです!

娘さんが、この10月から急遽仕事の関係で引っ越しをしなければならなくなったそうで。
9月は引っ越しするにも一苦労。
シーズン前だから、まず空き部屋を探すのも大変。
しかも県外なので、気軽に不動産を覗きに行くなんてのも無理。

やむなくネットで検索するも、やはり良い物件を見つけるのも容易ではなく。
これはイザとなったらホテルから通勤か!(その間に探す、みたいな)

と、ハナちゃんママ急に「私が直接行って探してくる!」と宣言して岩手を飛び出したΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

すでにネットで狙いをつけていた不動産に駆け込むと、あったあった。
こんないい物件が!というピカイチのお部屋ゲットでちゅう~。

そうなんですよ。
お部屋探しは現地の不動産が一番の近道なんですよ~。
掘り出し物はネットには上げていません。
直接訪れてきた人にだけ、情報を提供してくれるんです。

いや、それにしてもハナちゃんママがゲットしたお部屋はスグレモノでしたよ。
もう運が良かったとしかいいようがない。

なぜか急に「自分が行く!」と思いつき、行ってみたらサクッと見つかった、みたいな。

コレって運玉さまのおかげなのでは~?
かもね~。
二人でガストでヒソヒソですワ。

この頃またゾロ目数字に良く出会うのよ、とハナちゃんママ。
先日奇跡の「22222円」というゾロ目に出会ったとか。
2222円まだならたまにあるけど。
5桁ってスゴくない?

かくいう私もこの頃ゾロ目付いている。
ふとデジタル時計を見たらば「11時11分11秒」だった!
ズラッと「111111」が一瞬並んだ奇跡。
ふとiPhoneをポチっと押したら5:55と電池残量55%が並んでいた。
今度は「55555」とな。

面白いなぁ。
このゾロ目に何か意味があるのか、運玉効果のお楽しみなのか。
興味深いです(*^o^*)
てか、興味のある方は桜井織子さんの「運玉」(東邦出版)にて、ぜひ!d(^_^o)d(^_^o)



この間の気持ちのいい青空とタップリな雲をパチリ。



夕暮れはこんな。



久しぶりに出してみたガリガリサークルで丸くなるニモくん。



縁側の片隅にはそっとタビくん。



たまには告知も。
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