七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

ついに・・・行ってみました。

2012-07-19 11:43:29 | 日記
行ってみました。。。どこに?

気になっていたアニマルコミュニケーターさんのもとへ。
というと語弊がありますが、基本何でもリーディングしてくださる方です。
どうしても確かめたいことが、ずっとあったのです。
今更ですが、チビのこと。
息を引きとってから、ビョンと上がった前足のことが気になって気になって。

他にもあります。
チィたんは今どうしてる?
ニモとミィスケはどうしたら仲良くできる?
タビってどんなヤツ?

考えだしたらキリがない・・・とりあえず写真を持ってコミュニケーターさんの
ところへGO~。


   

まずはやっぱりチビのことです。
亡くなって2年経つけど、今でもチビは私の心のアイドル。
「チビちゃんはね、今とってもステキなところにいますよ。
 大きな湖があってね、トンポや昆虫もたくさんいてね、好きなだけ
 遊べる場所。自由な場所。
 たまに鼻水が出ちゃうこともあるけど、やさしいお姉さんがふき取って
 くれるの(お姉さん・・・て??)」

「お母さんのことワタシ大好きだった。」
私のことをお母さんって呼んでくれていたんだね。(もう涙が出てきそう)
「でもね、大嫌いな時もあったの」
それは、あれしろこれするな、といちいち干渉してくる時だったそうです。
自由が好きなの、いろいろ言われたくないし、束縛しないで!って
ずっと思っていたそうです。

だから、今いる猫の天国(虹の森ともいいますね)はとても居心地が
いいそう。
今幸せだって、それを訊けただけでも十分満足です。

ところで、病状が悪化して歩くのもやっと、とういう状況だったのに
目を離した隙に外に出てしまい、一晩帰ってこないことがあったり、
大雨の日にビショ濡れで帰ってきたりして、心配で心配で。
以来、ストーカーのようにチビの後を付いて歩く怪しいおばさんになって
いたのですが。
なぜ外に出たがったのか?

答えは辛かったから。
胸に重い板が入っているようで、苦しくてじっとしていられなくて
歩いているしかなかったから。
・・・・・そうだったのか・・・ごめんね。
そんな気持ち、全然わかっていなかった。
「病院に行くのは、別に嫌じゃなかったわよ。
 行けば胸の苦しいのも楽になったし。」
病院で肺に溜まった水を抜きに通っていました。
ちゃんと治療して、やっぱり良かった。

でも肝心な前足ビョンは・・・「ええ?そんなことしたかな・・覚えてない」
と、最初は言っていたのですが・・。

話している最中に思い出してくれました。
それは・・・かなり私の個人的な理由なので、ここでは明記しませんが。
いろんなことをチビはわかっていて、そのメッセージをちゃんと伝えようと
してくれていたこと。
驚きです。
動物が私達人間が思うより、もっといろんなことを理解していて
奥深くまで洞察できていること、良くわかっているつもりだったのに。

でも気が済みました。
チビに会えて本当に良かった。
ちゃんと付き合いを全うすることができて、本当に幸せだった。
ありがとう、チビ。


   

さて、一番の問題はこのひと。
どんな内面を抱えているんだろう・・・と、いきなりコミュニケーターさんが
荒々しくなりました。
言葉使いも、声の調子も。。。まるでヤクザみたいに変身!

「今いる家が好きかって?別に!
 オレは頭にきているんだぞ。
 何だよ、いちいちオレに指図するな!
 うるせぇんだよ。」

ひえ~~~
ミィスケってこんなヤツだったの~?

「オレは偉いんだぞ。強いんだぞ。
 バカにするんじゃねぇ。
 オレをコントロールしようとするんじゃねぇ。
 わかったか、このバカども。」

まぁ・・・何を語ってもこんな感じでした。
あああ・・・少しは我が家に馴染んで、少しは私達のことも好きになって
くれているかと思ったのに・・・。
あれ、だけど前の家のことは?
覚えているの?

「思い出したくもねぇ!あんなとこ!!」
と、さらにいきり立ちます。
でも、これもあれこれ話しているうちに、怒りで出てきたようです。
「あいつら、ひどいことばっかりした!
 オレを足で蹴りやがった、殴られもした。
 腐ったような飯も出された。体が汚れても放っておかれた。」

私達が、来て間もないミィスケに触ろうとして、思い切り噛まれたり
引っかかれたりしたのは、また叩かれる、と思ってのことらしい。

「これから、オレに命令するな。
 オレが一番なんだ。
 それから、大きな魚をちゃんと用意しろ!」
え????

「なんかミィスケから、黒くて細長いものがお皿に乗っている映像が
 送られてくるんですけど」と、コミュニケーターさん。
あ・・・以前うちの母親が「猫だから、これでも食べるだろう」と
サバの味醂干しの、しかも残った皮だけ皿に乗せてミィスケに出したことが
あったんです。
ミィスケ、ふん!という感じで去っていきました。
この時のことだな・・・合点が行きましたよ~。

ミィスケは王様だから、一番大きな魚を食べなければならない。
だから、家の台所にくると前足を伸ばして、残ったおかずなどを保存している
戸棚を覗き、魚があれば強引に引っ張り出してパクッと食べる。

何度注意しても、ちっとも悪がらないし。
堂々としている。
当然の権利としての行為だったので、むしろ文句をいうこちらの方が悪い、と
ミィスケの中では不満だったろうなぁ。

どうしてこんな猫になっちゃったんだろう。
育ちですか?
愛に飢えているからですか?
「いいえ、この猫はこういう個性です。
 猫だから、という括りでみない方がいいです。」

生まれながらにして、彼は自分を王様だと思っている。
人々が自分にかしずかないと腹が立つ。
自由を奪われると怒り狂う。
プライドはスカイツリーよりも高い・・・多分。

・・・・猫の概念を捨てなければならないのか。
猫の形をしていても、中身が猫じゃない、という場合は結構あるようです。
精霊が降りてきている場合とか、家族の魂が乗っている場合とか。
今後のミィスケの正しい取り扱い方。

可愛い~、とか、バカだね~、とか見下した物言いと態度を改めること。
りっぱだ、格好いい、強い、そんな褒め言葉をうんとかけてあげること。
王様のようにミィスケを扱ってあげること。

これを続けていけば、ミィスケも満足して他の猫に当たったり怒ったり
しなくなるでしょう、とのことでした。
・・・愛を持って、可愛いと言い続ければ他の猫との関係も改善する、と
簡単に思っていました・・・。

いや~、動物との付き合いは、本当に奥が深いですね。
今回は本当に本当に勉強になりました。

チィたんとニモとタビの話はまた後ほどね。



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