牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

フレグモーネ

2019年10月03日 | 牧場の生活
繁殖牝馬が夕方突然後ろ足を痛がり出した。

朝放牧した時はなんともなかったのに、夕方には足をつくことさえ痛い感じだ。

その時はまだそれほど足も腫れておらず、捻挫か、ざせきか、どこか骨折しているのかと思う感じだった。

しかし、熱は40度、痛い足の熱感が凄い。

その日は獣医さんにフレグモーネの治療をしてもらった。

次の日には丸太のような脚になってしまい、皮膚の表面から血漿が滲み出ていた。

注射と水冷で次の日には熱は下がったが、今度はオッパイが腫れてきて、それがとても痛いようだ。

オッパイを触ると痛がるので、絞るのもかわいそうかと、やめておいた。

脚を冷やすついでにオッパイも水をかけたら最初は嫌がっていたが、だんだん慣れて気持ちいいみたいだった。

しかし、痛みは取れないみたいで、痛い脚をつかないように上げてばかりいた。

脚をつくと腫れたオッパイが当たって痛いのかもしれない。

こういうのは初めてなのでどうしたら良いのかわからない。

脚がつけないと反対の脚が蹄葉炎になる心配がある。

早く痛みが引いて欲しい。

二番牧草上がる

2019年10月02日 | 牧場の生活
今日最後の牧草作業が終わった。
セプテンバーセールや、一歳馬の移動で、伸ばし伸ばしになっていた、二番牧草をやっと上げることができた。
10月としては記録的に気温が上がってくれたので、この時期にしては良い牧草が出来た。

もう二番牧草はもう取れないかと、諦めかけていたが天は我を見捨てなかった!

これで忙しい毎日からやっと解放される。