妊娠六か月の馬が流産した。
最近食欲がないなあ、と思っていたら、夜飼いにいくとすっかり出てしまっていた。
ERVが心配だったが陰性だった。
ネットでいろいろ調べていたら、ERVは12月から出ることが多いらしい。それに妊娠末期で流産することが多い。
多いとは言っても100パーセントではないので、結果が出るまでは心配だったが、杞憂に終わった。
ERVで流産した仔馬は爪が黄色いらしい。
獣医さんも堕ちた仔馬を見て、爪が真っ白できれいだからたぶん大丈夫だと思うといっていた。
家畜保健所で検査した結果は臍帯捻転による流産ということだった。
ネットで調べたら、7か月までは仔馬がおなかの中で動けるので臍帯がねじれることもあるらしい。
また、臍帯捻転の仔馬はほかと比べると臍帯の長さが長い傾向があるようだ。
85センチ以上とか・・・。
ショックでしばらく夜飼いに行くのがこわくなった。
20年近くやってきたけれど臍帯捻転の流産は初めてだ。
堕ちた仔馬はもう結構大きくて健康そうな仔馬だった。
とても残念でかわいそうだ。