牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

6月の種付け

2014年06月16日 | 牧場の生活

5月18日に出産した。

16歳と高齢で仔馬も大きかったので、初回の発情は見送ることにした。

排卵してから8日目にPGを打って発情を呼んだが、一週間たってもいっこうに発情を見せない。

PGを打ってから11日目に直検したら、1.8くらいの卵が2,3個。

ということは、結局ふつうの周期でつぎの発情が来る感じになってしまった。

もう時期も時期だし、こんなことなら初回発情で付けたほうがよかったのか・・。

このあとちゃんと発情が来てくれればよいが、もう春は終わってしまうかもしれない。


腹痛をよくする繁殖牝馬

2014年06月16日 | 牧場の生活

腹痛をよくする繁殖牝馬。

仔馬がいるときによく腹痛をよくする。

泌乳期は餌の量も多いし、馬もおなかがすくのでがつがつ食べる。

いっぺんにたくさん食べるのもよくないのだろう。

すごく痛がるわけではなく、おなかが苦しくておなかが張っているような感じでいる。

この馬は、ボロがゆるくて牛のようなボロをする。

青草が茂っている季節など、ほとんど青草そのものが出てきているかのようなボロをする。

獣医さんに相談したら、よく噛まないで早く食べる馬はそういう風になることがある、とのこと。

または、歯が悪くてよく噛めないかもしれないとも。

馬の歯医者さんに診てもらった方がよいだろう。