さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

想い出の塩辛

2014-07-21 09:27:07 | 食べ物(レシピ付)

母との想い出料理に続いて、今回は父との想い出の料理。

生前、父は運送業を営んでいた。

主には魚介類を運ぶ仕事をしていたので、夏には早朝の水産市場で、

安くて新鮮なイカを箱買いしてきた。

そんなとき、父が作ってくれたのが、イカの塩辛。

鷹の爪がたくさん入っているのが父流。

たぶん、日持ちをよくする効果もあったのだと思う。

 

父は、イカの足とミミの他に、本体も入れていたのだけど、

今回はお刺身を作った残りで作ったので、足とミミだけ。

 

<材料>

  • イカの足とミミ・ワタ(Lサイズ2杯分)
  • 塩小さじ1+適量
  • 酒小さじ1
  • 鷹の爪お好みで

<作り方>

  1. イカのワタは、墨袋や汚れをしっかり取り、ワタの袋(?)に入ったまま、全体が白くなるように塩をしっかりまぶしておく。ここでしっかり塩をしておかないとワタが生になり危険(笑)。
  2. 足とミミは、食べやすいサイズに切って、ラップをして即冷凍してしまう。
  3. 1のイカを1日冷蔵庫に置いておく。
  4. 1日たったら、ワタを切ってみる。中のワタがねっとり(こしあんくらい?)、茶色っぽくなっていればOK。まだ液状なら塩が足りないので、もう一度塩をして。
  5. ワタを袋から出し、酒でとく。
  6. 足とミミを冷凍庫から出し、ラップごと30秒だけ加熱。まだほぼ冷凍状態なので、ラップの上から手でほぐす。
  7. 5にシャリシャリのイカと鷹の爪を加え、冷蔵庫で1日置いておく。
  8. 翌日、塩加減をみて、塩が足りないようなら塩少々を加え、時間をおいてなじませてからいただく。

 

私は、イカも食べられない(アレルギーで・・・)ので、塩辛は主人に味をみてもらいながら作る。

 

私の食品アレルギーは生まれつきではなく、ここ10数年のことなので、

昔はイカも食べられた。

特に、父が作ってくれる塩辛は大好きで、父もそれを知っていたので、よく作ってくれた。

学生時代、私が東京に住んでいたときにも、父はこの塩辛を作り、

インスタントコーヒーの瓶いっぱいに詰め、何本もまとめて送ってくれた。

 

イカの旬なのだから、時期は当然、夏なわけで・・・・。

東京の夏は、北海道の夏とは違って、けた違いに暑いわけで・・・。

 

・・・と言うわけで、手元についたときには、鷹の爪効果も空しく、

塩辛はすっかり発酵していたので、気持ちだけありがたく受け取っておいた。(苦笑)

 

なまものを送るのに普通便で送ってしまうような間抜けっぷりは、私に正しく遺伝している。

 

 



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