さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

パズルと遺伝

2016-07-30 15:34:03 | 日常

今日は、旦那さんとSapoと3人で、祖母の暮す高齢者ホームへ遊びに行ってきた。

祖母は97歳。

足が弱り、歩くのが少し不自由なのだけど、それ以外は、超元気!

はっきり言って、とても90代とは思えないほど若い。

(そして、美人!)

冗談が好きで、面倒見がよく、社交的な祖母。

デイサービスの行事で、お買い物に行ったり、花見に行ったり、

工作や手芸、麻雀なども、祖母の言うところの若い人(70~80代)と一緒に楽しみ、

充実した毎日を送っていると思われる。

部屋では、本を読んだり、テレビゲームをして過ごすことが多いのだけど、

ついつい夢中になり、

「もう食事の時間、過ぎてますよ!」

と係りの人に、呼びに来られることも、しばしばあるらしい。

 

先日、遊びに行ったとき、祖母が、

「デイサービスでもらった」

というプリントで、数独(ナンプレ)の問題を解いていた。

今まで、クロスワードは、好んでよくやっていたのだけど、

「このナンプレって面白い」

と言うので、前回遊びに行ったときには、ナンプレの雑誌を持って行った。

 

ナンプレ、やったことがおありの方は、お分かりだと思うが、

これ、めっちゃ頭を使う。

そして、ものすごーく根気が必要。

旦那さんも、私も、ナンプレ大好きなのだけど、1問解くのに、

2時間も3時間もかかってしまう。

そして、ヘロヘロに疲れる。

やり始めたら、途中で止められないから(笑)。

 

前回、雑誌を持って行ってから3週間ほどしか経っていないのに、

今日その雑誌を見たら、祖母は、もう、ものすごい問題数を解き終わってる。

「施設の偉い人に、”この雑誌なら、1問2、3日で解けば、1年楽しめますね!”

って言われたんだけど、そんなにのんびりやってられないわよね~。

だって1問解き始めたら、終わるまで止められないでしょう?

1問始めたら、あっという間に2、3時間過ぎちゃうものね。」

と笑う祖母。

 

いや、いや、私たちと同じ速度かい・・・。

どれだけ若いんだ、ばあちゃん・・・・。

 

その後、祖母はSapoにナンプレの面白さを、説明するのだけど、

Sapoは遠くを見つめて、「聞いてないよ~~」と言う。

なぜなら、Sapoはパズルと名の付くものは、全て苦手。

子供用のジグソーパズルすら無理(笑)。

祖母も、それを承知で、Sapoをパズルの世界に引き込もうとするのだが、

普段付き合いの良いSapoも、ここばかりはお付き合いしない(笑)。

 

そしたら、そんなSapoに、祖母が言った。

「Sapoちゃんも、私の年になったら、パズルの面白さがわかるようになるよ。」

 

・・・気長過ぎないかい、ばあちゃん・・・(笑)。

 

↓祖母が、解いたナンプレたち。




ちなみに、私のパズル好きは遺伝だと思われる。

昨日、母の見舞いに行ったら、母もナンプレとクロスワード、やってたし(笑)。

 

Sapoに受け継がれたパズル遺伝子が開花する日は、いつの日だろう。

(・・・って、受け継がれたのか・・・笑?)

 


休符と、意外な過去の栄光(笑)

2016-07-29 18:12:38 | 日常

先月から、Sapoは歌のレッスンに通っている。

歌と言っても、『ヴォーカル』ではなく『声楽』。

 

もともとSapoは、歌が上手い。

中島みゆきの『糸』など歌わせたら、感動で涙がでるほどだ。

歌を教えるのが本職の叔父(私の弟:専門学校でヴォーカルを教えている)にも、

「うちの学校でも3本の指には入るほど上手い!」

と言われている。

「1番上手い!」

と言わないところが何となく本当っぽい(笑)。

 

そんなSapoなのだけど、6月、劇団四季の『ウィキッド』を見たときに、

「私の目指す歌は、ここだ!」

と思ったそうで、それから声楽のレッスンを受け始めたというわけ。

目指すところ、高過ぎ~~~~!(笑)

 

で、昨日、ピアノの前で、楽譜とにらめっこしていたSapoに、

「おかあさん、宿題の曲を練習しようと思ったんだけど、

休符の数え方(拍数)、忘れちゃったんだよ。

ここ、弾いてみてくれない?」

と頼まれた。

 

「はぁ~?休符の数え方忘れた~?」

と私は思わず驚いてしまった。

 

「音楽の授業で習ったけど、もう忘れちゃった!」

程度なら、私も驚かない。

私だって、そんなことはたくさんある。

(そこを自慢か・・・?)

 

でも、Sapoは、6歳から高校1年まで、ずーっとピアノを習っていたのだ。

 

ピアノを始めて半年(幼稚園の年長さん)、

『お人形の夢と目覚め』を1ヵ月足らずでマスターし

 「天才!」と絶賛され(絶賛したのは、私だけだけど・・・笑)、

 

※音がでます!3分ほどの曲です。最後がかっこいいです。

途中、曲が終わったような雰囲気になるけど、実は続いてます(笑)。

『お人形の夢と目覚め』は、こんな曲(Reinmusikさんというサイトになります)

 

 

中学生のときは、コンクール(北海道大会)で入賞もした。

(この年は、全国大会が中止になったので、全国へは行けなかった・・・泣)

本気で、ピアノをやっていたはずなのに・・・。

はずなのに・・・。

休符を忘れた~~~~???

あり得ないし・・・(爆)

 

などとショックを受けながらも、楽譜を見て、

チャチャっとピアノで弾いてあげると、

「あぁ、そんなリズムだったんだ!

ここの休符、リズム取りにくくって!

ありがとうね!」

と読めなかった楽譜の箇所を指さしながら、嬉しそうに礼を言うSapo。

 

でもね、Sapoちゃん、この楽譜、休符はひとつもないね・・・。

Sapoちゃんの読めなかったのは、『休符』じゃなくって『付点音符』って言うんだよ。

 

「そこからか!」

と、またもや驚く私だった。

 




↑この楽譜に、『休符』はなく、全て『音符』(笑)

 

※Tsupiさんは、ピアノが弾けるんだ!

と思われた方。

少しだけ正解。

少しだけ なのは、少しだけ弾けるから(笑)。

 


お礼と、いつの間にかのミニトマト

2016-07-27 17:28:50 | 日常

母の骨折の件では、みなさんにご心配いただき、本当にありがとうございました。

ようやくいつも通りの生活に戻りました。

「あぁ、もう疲れた!ダメだ~~~!」

という夜には、夜中にこっそり(・・・なぜこっそり・・・笑?)

みなさんのブログにお邪魔し、元気をもらっておりました。

本当に感謝ですm(__)m

 

・・・と言うわけで、本日から、またいつものブログに戻ります!


 

母の入院でバタバタしていた我が家なのだけど、実はバタバタは、

5月から続いていた。

そうそう!

5月に一週間留守をしたのは、乳腺にできた腫瘍を取る手術で、入院してたのだった。

「いずれまた報告を」と書いてすっかり忘れていた(笑)。

結果、腫瘍は良性だったのだけど、今回はホントいろいろ考えた・・・。

その後は、母の引っ越し先を探したり、片づけを手伝ったりで、

あっという間に毎日が過ぎて行った。

(母の住まいは不便なところにあるので、住みよいところに転居予定)

そして、母の入院が落ち着いたと思ったら、もう7月下旬・・・。

 

朝見たら、春に旦那さんが植えたベランダ菜園のミニトマトが2個、

すっかり赤くなっていた。

(旦那さんが育てているので、私はほとんど見ることがない・・・笑)



しかし、この2個っていうのは、まずいんだよね。

3個(3人分)赤くなってくれないと、収穫したトマトは、

いつまでもSapoのものになってしまって、

私の口には入らないのだ。

 

なぜなら、3個に達しないミニトマトは、旦那さんが、

「はい!これ、Sapoちゃんのぶん!」

と収穫してくるからなのだ。

Sapoが、自分(旦那さん)の育てたミニトマトを

おいしそうに食べるのを見たい旦那さんは、

毎日1個ずつ収穫できても、毎日2個ずつ収穫できても、

3人分に達しない限り、必ず、

「Sapoちゃんのぶん!」と持ってくるのだ。

それが、我が家の毎年の暗黙のルール(笑)。

 

・・・と言うわけで、今年も初物のミニトマト2個とミニミニラディッシュは、

Sapoの口に入って終了~~~!

旦那さんの親ばかは、今年も変わらない(笑)。

・・・って、今、これ書いていて気づいたんだけど、

ラディッシュ、3つあったのなら、

ひとつづつわけても良かったのでは????(爆)


↓ラディッシュと・・・えっと・・・何植えたんだっけ?

 

↓こちらは、バジル。

毎年、植えてもらってバジルソースを作ってる。

しかし、今年はこれだけなの・・・・?

バジルソースは作れるのか・・・・?(笑)

 

↓そして、期待のミニトマト。



↑こんなにたくさん実がついているのだから、

どうかまとめて赤くなって欲しい。

せめて3個だけでも・・・・。

お願いだよ・・・・(笑)。

 


お礼 と ご報告 と ハプニング

2016-07-18 14:21:13 | 日常

金曜日のSapoのスイス留学の件で、

たくさんの方々にご心配をいただき、ありがとうございます。

そして、コメント、ありがとうございましたm(__)m

すぐに返信をさせていただきたかったのですが、

土曜日、ハプニング(というより事故?)がありまして、

今日この時間まで、記事を書く時間も、返信をする時間もとれず、

心配をおかけしたままになってしまいました。

申し訳ありませんでした。

 

まず、スイス留学のフランス行きの件ですが、その後、担当の先生から、

「スイス国内で、どうやったら楽しく過ごせるか、みんなで考えましょう!」

という趣旨のメールが送られてきたそうです。

どうやら、Sapoのメールを読んだとき、先生はその朝のフランスの事件をご存じなかったようです。

その後、ニュースを知ってびっくりし、慌てて連絡をなさったのでしょう。

(ご存じなくても、フランスの危険度合いはわかっていたはずですが・・)

そして、確認しましたところ、大学側は、昨年11月以降、

毎年行っていたイギリス留学とフランス留学の全てのプログラムを、中止しているそうです。

つまり、お気楽だったのは、担当の先生、お一人だったようです。

本当に、ほっとしました。

そして、御心配をおかけいたしましたm(__)m

 

そして、ハプニングの方です。

土曜日、一人暮らしの母が、転んでけがをしました。

膝のおさらの骨折と、あちこちに打撲の怪我でした。

「転んで頭をぶつけた。膝も痛い」

と携帯に電話をもらったときには、心臓が凍るほどびっくりしました。

その事故の30分前までは、母の用事で、私、母と一緒にいたのです。

母を家まで送って、私が自宅へ戻るまでの間のできごとでした。

土曜日に行った病院は、救急病院だったので、病院が通常営業になったら、

どこか入院させてもらえる先を探さなければなりません。

(3連休は我が家で療養中です)

母の容態ですが、膝は痛み止めが効いているらしく、痛みもないようで、

少しほっとしています。

頭の方も、他の打撲の方も、ひどくはならず、徐々に良くなっています。

・・・が、土曜日にしていただいたのは応急手当なので、

(簡易ギブスのようなものをしていただきました)

明日はちゃんとした病院で再度、診ていただこうと思っています。

そんなこんなで、ご報告が遅くなりました。

(母は今、お昼寝中・・・・笑)


また落ち着いたら、ブログ、書きますm(__)m


それ、許さないから

2016-07-15 19:38:04 | 日常

今日は、ちょっと真面目な話・・・。

 

昨日のSapoの『振り込みミッション』は、

銀行窓口の方のご協力により、無事に完了した。

 

で、何の保険料を振り込んだかと言えば、こちら。

この夏休み、Sapoはスイスへ短期留学することになり、

その保険料を支払いに行ったのだ。

 

「あら、春にアメリカ行ったのに、また行くの?」

と思われた方もいらっしゃるかと。

そう、また行かなくっちゃいけないのだ。

 

Sapoは大学で、特別教育プログラムと言うのに所属している。

「グローバルな社会に適応していこうね!」

な感じのプログラムで、そのプログラムでは、卒業までに

短期留学なら2回、長期留学なら1回の留学が義務付けられている。

(他にも、たくさんやることが決まっていて、けっこう大変・・・)

そのプログラムを完了しなくても、大学は卒業できるのだけど、

完了すれば、就活のとき、大学がうーんと押してくれる・・・らしい。

 

・・・と言うわけで、今回はスイスに行くことにしたSapo。

今回は、「親は面倒を見ないので、準備は自分でしなさい」と言われているので、

Sapoは、自分でコツコツ準備を進めていたというわけ。

 

・・・で、問題は、昨日の夜突然起きた。

Sapoが、

「今日の留学説明会で聞いたんだけど、留学先の大学が休みの日は、

フランスに観光に行くんだよ!」

と言いだしたのだ。

このスイス留学、Sapoの大学では、毎年行われていて、担当の先生が、

「毎年、みんなでフランス観光に行くので、今年も行くよ!」と言ったのだそうだ。

 

このご時世に、フランス観光だなんて、何を考えているのか。

それを聞いた私が、

「スイスだから留学も許可したんだよ。フランスへ行くなら、許可できない。」

と言うと、Sapoは明らかに不機嫌な顔をした。

「去年11月のフランスのテロ、覚えていないの?」

と付け加えると、

「あれっきり起きてないでしょう?大丈夫なんじゃないかなぁ?

先生も毎年行ってるっていうし・・・。」

と控えめながら反論するSapo。

「去年のフランスと今のフランス、事情が違うでしょう?

バングラデシュのテロも、外国人が狙われたんだよ。

外国人観光客を狙った方が、世界に恐怖を与えられるからだよ。

狙われているのは、あなたたちのような観光客なんだよ。

あなたに何があっても、それはあなたの人生だから自由だと思うけど、

それでどれだけの人に迷惑をかけるか、考えてごらんなさい!」

ちょっと語調を強めて言ってみても、Sapoはまだ納得のいかない顔をしている。

 

結局のところ、その後もSapoと私の話し合いを、黙って話を聞いていた旦那さんの、

「フランスへ行くなら許可できない。これは決定。

どうしてもスイスへ行きたいのなら、学校からフランスへ行かない約束を取りつけなさい。」

と言う一言で、真夜中まで続いた話し合いは、終わりになった。

納得のいかないSapoも、しぶしぶ従うしかなかった。

 

そして、今朝。

テレビではフランスで再度起きたテロのニュースが流れていた。

Sapoは、テレビを見たまま固まっていた。

それから、すぐにパソコンを立ち上げると、担当の先生にメールを入れた。

 

しばらくすると、Sapoが、担当の先生から、

”フランス行きは必須じゃない”

”スイスから出なくて構わない”

と返信が来たことを知らせてくれた。

 

必須じゃないって・・・・。

まだ、フランス、行く気なの、先生・・・・。

 

学校側が、この先生のプランを中止することを、信じている。

Sapoだけが安全ならいいわけじゃない。

(中止しなければ、絶対に止めさせてやる!)

 

※テロの犠牲になった方々のご冥福をお祈りします