さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

コスパ

2021-03-22 17:57:31 | 日常

いやぁ~、いよいよ札幌も温かくなってきました~。

そろそろ春の靴を出さなくっちゃと思う今日この頃。

・・・えっ?

今何を履いてるかって・・・?

もちろんブーツですとも(笑)

 

さて、今日は本の話。

我が家はよく本を読むのだけど、その大部分は図書館で借りている。

旦那さんは月に5冊くらい。

私は10冊くらいかな。

なので、図書館には大変感謝している。

そんな我が家では、ときどき図書館にささやかなお返しをしている。

それは、『本の寄贈』。

読み終わった本を図書館に寄贈しているのだ。

 

図書館はたくさんの人が利用している。

なので、人気の本は借りたい人も多く、順番待ちとなるのだけど、

札幌の場合、多い時には、何百人も待つことになる。

ちなみに今一番待っている人が多いのは、

直木賞を取った『心淋し川』で860人ほど待っている状態だ。

(作者は北海道出身なので、なお更人気なわけで・・・)

 

なので、私は、

『自分が読みたくて、図書館の待ち人数の多い本』は、

自分で買って、さっさと読んで図書館に寄贈することにしている。

(旦那さんや母も読むときは、そちらも読み終わってからだけど)

札幌市の蔵書数が1冊でも増えれば、

それだけ待っている人の手元に、

読みたい本が早く届くことになるからだ。

 

千円かそこらの出費で、自分は読みたい本が読めて、

おまけに多くの人の役に立つのだから、

ものすごくコスパの良い社会貢献なのではないかと。

 

で、今読んでいるのは、

芥川賞作品の『推し、燃ゆ』だ。

 

現在の待ち人数は560人。

「頑張って読まねば」

と思っているのだけど、これがなかなか進まない。

なぜなら、若者言葉に馴染みにないおばさんにはいかんせん読みにくい。

 

いや、実際に若者言葉が連打されるのは、

始めの方だけなんだけどね。

その後も、何だか文体に馴染めないというか・・・。

読んでて腹がたつというか・・・。

何か、違和感がある感じというか・・・。

あと少しなのだけど、どうもスイスイと読み進めることができない。

 

最初は、

「何でこんな本が芥川賞なんだ?」

と思ったりもしたのだけど、

(私は芥川賞の何たるかなどは、もちろん全くわかってません・・・笑)

最近読んだ本で、こんなに嫌な感じになったことはなかったわけで。

「嫌な感じになる」

というのは、まさしく心が大きく揺さぶられているからなわけで。

「人の心を大きく揺さぶる本」

というのは、やっぱりすごい本なのではないかと。

 

「やっぱり芥川賞はすごいのだなぁ~、たぶん(笑)」

と妙なところで感動してしまった。

 

さて、残り少し。

頑張って読むかぁ~(笑)

 


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