ものづくりあれこれ

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アップルパイ あれこれ

2018年01月08日 18時51分33秒 | カフェ さんぽみち

パイ生地とりんごの甘煮を積み重ねて焼き固めたケーキ。

きょうは、りんごのパイのお話。
今、カフェでは、毎日アップルパイを作っています。


私が生まれて初めてアップルパイを食べたのは、学生の時でした。
洋菓子といえば、カステラかクリスマスケーキしか食べたことがありませんでした。

友人と喫茶店に入り、すすめられて、アップルパイを食べました。
それは、今まで食べたことがないような、甘酸っぱくて不思議な美味しさでした。
それ以来、アップルパイが大好きになりました。

それからずいぶんと月日が経って、私が初めてアップルパイを作ったのは、こうしてカフェをやり始めてからのこと。(なんと、45年ぶり!)
冷凍パイシートを使えば、とても簡単にパイができました。

地元の果樹農家から分けてもらったりんごをたっぷり使います。
りんごの皮と種を取り除き、食べやすい大きさに切り、砂糖とバターで炒め煮つめます。
アップルパイの味は、この炒め煮で決まりますね。
りんごの甘みと酸味が大切で、りんごを割ってみると、十分熟していないもの、甘みの少ないものは、やはり出来上がりがよくありません。

そこで、りんごの炒め煮だけでなく、手作りのりんごジャムをぬり足して焼き上げることにしました。
ジャムのおかげで味もなじみ、出来上がりもつやつやとおいしそうになりました。

パンやケーキは、作るたびに微妙に味や出来上がった形状が違ったものになります。
それをいつも変わらず美味しく仕上げるのが、経験(キャリア)なのかな。
私は、まだまだ未熟者。

では、カフェで焼いているアップルパイを紹介します。



これは、丸いパイ型を使って焼いたパイ。
プレゼントや、何人かで食べるときはリッチ感があります。
でも、一人ずつのお客様にお出しするには、切るときに壊れたり、残ったときに困ります。

そこで、小さめの焼き型で作ることにしました。
これは、いい考えでした。
コーヒーとセットにして、500円。
美味しく食べてもらえるようにと、毎日けんめいに作っています。


*** <ミニアップルパイの作り方> ******

まず、型の底にパイシートを敷き、その上に砕いたビスケットをのせます。



次に、煮詰めたりんごをのせます。


その上に、手作りりんごジャムをぬり、隙間を埋めます。


今度は、うすく伸ばしたパイ生地に切れ目をいれてふたをします。


200℃に余熱したオーブンで20分~25分焼きます。



パイ生地は、解凍しすぎるとやわらかくなり形が作りにくい。
パイ生地の伸びが悪いと、パイがふんわりと膨らみません。
ほんとうに生き物みたいで、焼いてみなけりゃわからない。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰してます (湯川一平)
2018-02-28 13:48:06
本日、東京で伊藤くんと会ってます。
今度、遊びに行きますね。
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