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新たな人生を歩む ー60歳からのスタートー

2015年12月19日 10時05分59秒 | 日記・エッセイ・コラム
夫と二人でゴルフの練習に励んでいます。
近くのゴルフ練習場から見えた夕暮れの富士山です。
富士山というのは、ほんの少し姿が見えただけでも、とっても嬉しい気持ちになります。

  

還暦を迎えてからすでに2年が経過しました。
60歳という年齢は、若い頃から目標としてきた一つの大きな区切りでした。

還暦祝いの同窓会で再会した夫と交際が始まり、結婚することになりました。

私たちの結婚については、賛否両論ありました。
2年経過した今になっても、まだ異論を唱える身内がいます。
長年付き合って来た友人でさえ、なぜ新たな道を選ぶのか、理解できないでいる人がいます。

もちろん、よき伴侶がみつかってよかったね、と心から喜んでくれる人達もいます。
娘もその一人です。

今までの生活を変えて新しい道を歩むということは、大変な勇気が必要です。
住み慣れた生活や環境から離れて、全く新たな地で家庭を初めから作っていくこと。
これから、健康や体力面において、どんどん歳をとって弱っていく年齢であるということ。
経済的に若い頃のように収入を得られないだろうということ。
また、結婚により双方の家族の理解を得るということは、なかなかやっかいでもあります。

私たちの結婚は、万事支障なく進めるというものではなくて、あちらこちらにいくつも難問を抱えているのです。

それでも、新しい人生を始めようと決意出来たのは、単純に言えば、「一人より二人の方がいい。」ということのようです。
一人で生きていても二人でいても、生きていくということにおいては、何かしら問題が起こります。
その時々で、二人でしっかり話し合って解決していく方法を探していけばいい。

生活の転換により、私は今まで一人ではとうてい出会えない様なおもしろい体験をしています。
ゴルフを始めたのもその一例です。お互いにアドバイスしながら、いっしょに高まっていくことができます。
新たな人との出会いも数多くありました。
これからのライフワークについては、お互いに何度も話を深めているところです。
いっしょにこれから苦楽の人生を歩みたいと決めました。

人生とは、年齢との格闘なのかもしれません。
歳をとっていくことへの恐怖や不安ときちんとつきあっていくこと。
自分自身を正直に見つめること。
年齢にこだわって、自分を小さく押し込めてしまう必要はありません。
社会的因習や風潮にこだわって、大切なことを見失わないようにしたいと思っています。

今まで長いことかかって育てて来た自分を生かして、新たな人生を楽しみたいと思います。





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