goo blog サービス終了のお知らせ 

ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

美味しく食べる知恵

2016年01月17日 01時17分22秒 | グルメ
これは、夫の作ってくれた味噌汁です。
具だくさんの元気の出る味付けです。

 

夫と一緒に食事をするのは、とても楽しい。
彼は、食に大いに関心があり、食べることも作ることも好きなのです。
けれども、はじめのうちは、出汁の作り方や味付けが濃くて、正直にいうとまずかった。
4年前に妻を病気で亡くし、いきなり子供達に料理を作る立場に立たされたのでした。
誰にも教わることもできず、ずいぶんと困ったとのこと。
出会ってすぐに、料理を教えてもらいたいと、真面目に頼まれました。

一緒に暮らすようになって、よく料理してくれます。
私が出したヒントは、主に二つのことでした。
出汁の素は、小さじ1杯程度でよいこと。塩加減が料理の基本なのですよね。
野菜は、根もの野菜は水から煮て、葉物野菜は、お湯が沸騰してから入れること。

今では、ぐんぐん美味しい味付けができるようになりました。
やはり、繰り返してやることが一番の上達のようです。

カレーライスや味噌汁では、私の想像を越える材料をぶち込んで作るのですが、それがとてもおいしい。
私にはまねができません。


私は、以前は料理が得意ではありませんでした。
30歳で結婚し、義母に家事を任せ、仕事に追われていました。
義母の作ってくれた料理に感謝の毎日でした。
子どもには、休日におやつや料理を作るくらいで、あまり努力していませんでした。

私のそれまでの料理の知識や体験は、幼い頃から母が料理しているところを、いつもじっとそばで見ていたことでした。
ときどき、手伝わせてもらいました。
母から学んだ味や料理の知恵が、私の料理の基本でした。

でも、私は、料理を人任せにしていたために、親として、娘に料理の知識や知恵を教える機会を失っていました。
それに気付いたのは、娘が19歳になった頃です。
娘は、何一つ料理を知りませんでした。
その時から、娘と一緒に台所に立ち、一つ一つ伝授していきました。
娘は料理に興味を持ち、料理本を見ながら私に作ってくれるようになりました。
親としての役目が、何とか果たせたかなとほっとしました。


私が今、料理を楽しめるようになったきっかけは、介護福祉士としてデイケアに7年間勤務したことです。
デイケアでは、高齢になっても、リハビリや自立した生活力を維持することを目標に、料理や手芸を多く取り入れて活動していました。
季節の食材を生かし、どう料理すれば美味しく食べられるか、いろんなメニューを提案し、一緒に作って食べました。
出来上がった料理を利用者の皆さんと一緒に食べる時は、本当に美味しかったし楽しかったのです。

美味しい食事を摂ることは、健康の秘訣です。
人に美味しい料理を作ってもらえることは、幸せ。
また、自分が作った料理を美味しいと言って、誰かに食べてもらえることは、さらに嬉しいことです。

料理には、いろんな楽しみ方がありますね。

まずは、美味しい食材探し。
何を作ろうかなと献立を作る楽しみ。
あれこれ知恵をめぐらせて料理すること。
会話をしながらの楽しい食事。
少し面倒だけど、食器を洗ってから、ゆったりとコーヒータイムを。

こうして、美味しく食べる知恵をみがき、その知恵を男女にかかわらず、伝えていくことも大切かなと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひじきと干しえびの揚げパン 作りました

2015年12月03日 10時09分10秒 | グルメ
NHKのあさイチで紹介された「ひじきと干しえびの揚げパン」を作ってみました。
イタリア料理で「セッポリーニ」と呼びます。

 
 香ばしくて美味しい揚げパン。

作ろうと思ったきっかけは、冷蔵庫にあった桜えびは、なかなか食べるチャンスが回ってきません。
それを使って作ろうと思ったからでした。
材料も身近、作り方もとても簡単で美味しい揚げパンができました。
夫も気に入って、あっという間に完食。
お酒のおつまみにもいいですね。

◆ひじきと干しえびの揚げパンの作り方

<材料>

芽ひじき    10g
桜えび     20g

小麦粉    200g
ぬるま湯   カップ1
ドライイースト  2g
グラニュー糖 小さじ1
塩      小さじ4/5

揚げ油  適量

<作り方>

1 芽ひじきは、水で戻し水気を切る。

2 小麦粉にドライイーストとグラニュー糖、塩を加えよく混ぜ、ぬるま湯を少しずつ入れる。
  粉粒が残らないように混ぜる。10分くらいねかせる。

3 芽ひじきと桜えびを入れ混ぜる。少し柔らかめの生地。

  

4 180℃くらいの油で、生地をスプーンで落としながら揚げる。ややきつね色になるくらいまで揚げる。

  


砂糖や塩は少なめですが、素材から出てくるうまみでちょうどいい味わいでした。
この料理を紹介してくれたシェフの方は、乾物を上手く利用した料理をいろいろ工夫されているとのことでした。

この生地を使い、入れる材料を変えて作ってみても美味しそうです。
うちの台所の棚には、いつか使うだろうと買っておいたいろんな食材が眠っています。
この際、整理してみて使ってみようかなと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炊飯器で 「さつまいもと黒ゴマのケーキ」

2015年11月25日 17時06分48秒 | グルメ
 
 炊飯器で焼いたケーキ。さつまいもが美味しそう!

今日は、夫はお出かけです。お昼ごはんはお腹が空かないので、食べなくてもいいかな、なんて思っておりましたが、2時過ぎになると、何かお腹がものさびしくなりました。手間かけないで、美味しいものが食べたいな。

そこで、炊飯器で出来る簡単ケーキを思い出しました。
ホットケーキミックスを活用して作ります。この前、プランターで採り入れたさつまいもが、すっかり甘くなりました。黒ゴマといっしょに焼いたら、ほかほか美味しいケーキができそうです。

では、作り方を紹介しましょう。

■さつまいもと黒ゴマのケーキ

<材料> 4人分/5合炊き炊飯器使用

さつまいも・・・ 小1本(100g)  
卵・・・ 1個  
牛乳・・・ 150ml
ホットケーキミックス・・・ 200g  
黒ゴマ・・・ 大さじ4

<作り方>
1 さつまいもは、皮を洗って、1cm角に切って水にさらしておく。
  

2 ボールに卵を割りほぐし、牛乳を加えて混ぜる。

3 ホットケーキミックスを②に加え、ダマが消えるまで混ぜる。

4 黒ゴマを加えて混ぜ、さつまいもの水けをよくきって加え混ぜる。
  

5 電気ガマに入れ、スイッチを入れる。
  


あとは、出来上がりを待つだけ・・・でしたが、途中で電気ガマが切れました。まだ、真ん中が煮えていない状態でした。炊飯器の機種によって、この出来上がり時間は違ってくるようです。白米を炊くスイッチを入れたけれど、まだ加熱が足りません。今度は、「ケーキ」ボタンがあったので、それを押してみました。今度は、いいようです。

取り出してみると、裏が焦げていました。加熱時間が多すぎたのです。

 

さっそく試食してみました。ホットケーキミックスのほんのりとした甘さに、さつまいもの甘さがマッチしていました。炊飯器だと、お釜の部分がこんがりと香ばしく、とても美味しいケーキができました。

準備も簡単、焼き上げも簡単、取り出しや片づけも簡単です。中に入れる材料を変えて、チョコ味や抹茶味などもできます。是非お試しくださいね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母との夕食

2015年10月26日 00時40分28秒 | グルメ
  
  まだ若いチンゲンサイ。おいしそう。

故郷へ2ヶ月ぶりに帰って来た。母はいつも通り元気に働いていた。よかった。
私の家は、実家のすぐそばにある。目と鼻の先とはこのことだ。
娘が嫁いでからは、一人の食事は寂しいので、母といっしょに食事をすることにしている。

母は、いつも通り多弁だ。実によくしゃべる。遠くに行ってしまった娘(私)には、言いたいことが山ほどあるようだ。
ふんふんと頷きながら聞くことにしている。
何か手伝えることない?と聞くと、あれもこれも忙しゅうて、掃除も出来ん、とのこと。農作業や食事の支度で一日はあっという間に終わるのだった。
もうすぐ、報恩講さんなのに、掃除をして窓ガラスも拭きたいのに・・・。
毎年秋から冬にかけて、近くのお寺さんが各家を訪問し、お経を上げて回られるのである。

奥の間に掃除機をかけ、床の間の埃をとり、仏壇を丁寧に拭いた。買い物にいっしょに行き、廊下の窓ガラスを母と二人で拭いた。
大きなガラス戸の内側から母が、外側はハシゴをかけて私が拭いた。濡れぞうきんで拭いた後、新聞紙で拭き取るとピカピカになるんだと教えてくれた。
なるほど、大きなガラス戸が透き通り、とてもきれいに仕上がった。母は、大喜びだ。
以前、住職から、「ガラス戸がとてもきれいですね。どうやってふいたのですか?」と褒められてうれしかったそうだ。
ちょうど、アンタが帰って来てくれてよかった、と言ってくれた。

晩ご飯は、大きなハゲ(カワハギ)の煮付けと、畑のチンゲンサイを引いて来て(採って来て)、おひたしにして食べることになった。
チンゲンサイは、まだ若くほっそりとしていたが、みるからに柔らかくて美味しそう。

  

茹ですぎないように、気をつけて。

  

ハゲは、母が甘辛く煮付けてくれた。

  

では、いただきます。チンゲンサイの茎は、みずみずしく甘かった。ハゲの煮付けもいい味だ。あれこれ話しながらいただく食事は美味しい。母の表情は穏やかで明るく見えた。

いつも一人で食事をしている母。寂しいでしょう。ごめんなさい。
また、帰って来ますからね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュベリークッキーを作る

2015年09月03日 13時54分17秒 | グルメ
今日は、ドロップクッキーを作りました。フレッシュなブルーベリーを使ったクッキーです。

 

スプーンですくった生地をそのまま落として焼くから「ドロップクッキー」。アメリカの代表的な家庭のおやつなのだそうです。

  

今、小粒ですが、ブルーベリーが安いですね。栄養価が高く、目に効くとよく耳にします。砂糖を加えて簡単にジャムができるので、ヨーグルトに添えて食べると美味しく食べられます。

きょうは、ブルーベリーをそのままクッキーの生地に混ぜて焼いてみました。隠し味も効いて、美味しくブルーベリーが味わえます。その作り方を紹介しましょう。


■フレッシュベリークッキーの作り方■

◇材料(30枚分)
薄力粉   240g
ベーキングパウダー 小さじ1
卵     1個
砂糖   80g
三温糖  60g
バターまたはマーガリン(食塩不使用) 100g
レモンの皮  1/2個
バニラオイル 少々
ブルーベリー 100g

◇作り方

1)下準備
  バターと卵は室温に置いておく。
  薄力粉とベーキングパウダーは、混ぜてふるいにかける。
  砂糖と三温糖はよく混ぜておく。
  レモンの皮は、すりおろす。

2)バターをよくねる。
  

3)砂糖を加えてよく混ぜる。砂糖は、2~3回に分けて加える。
  

4)溶きほぐした卵を、3~4回に分けて加えて混ぜる。
  

5)レモンの皮とバニラオイルを加えて混ぜる。
  

6)粉(薄力粉とベーキングパウダー)を2~3回に分けて入れ、ゆっくり混ぜる。混ざりきらないうちに、ブルーベリーを加えて、潰れないようにゴムベラで混ぜる。
  

★混ぜにくいけれど、時間を置きながらゆっくり混ぜていると、しっとりと柔らかめの生地に出来上がる。
 

★早めにオーブンを予熱。180℃で設定。

7)天板にオーブンシートをひき、スプーン2本を使って生地を落とし、形を整える。
 

★スプーンの背に小麦粉をつけて押さえると、生地がくっつかなくて作りやすい。

8)180℃のオーブンで15分~20分焼き、さます。
 

★電子レンジやオーブンは、機械により熱量の違いがあるので、本でやっている通りに行かない場合がある。まずは、15分で止めて焼き上がりを見る。足りない場合は、4~5分追加する。

お菓子作りでは、オーブンの性質をよく知って置くことですね。何度か焼いているとこつがつかめます。うちの電子レンジでは、クッキーやマフィンを焼く場合、レシピより低めで時間を長めにするのがいいようです。

このレシピ通りだと、30枚分とのことで、たくさんできるので、減らしたい場合は、材料をすべて半分にして必要な量だけ作ると言うのはどうでしょう。

■参考図書の紹介です。
◇題名「クッキーの本」 著者:トミタセツ子 発行:株式会社地球丸 

この本にあるレシピをいろいろな試してみましたが、どのクッキーも味わいが深く、とにかく美味しいのです。本の中は、写真入りで詳しく作り方が載せられています。お菓子作りの好きな方は、お試しくださいね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする