これは、夫の作ってくれた味噌汁です。
具だくさんの元気の出る味付けです。

夫と一緒に食事をするのは、とても楽しい。
彼は、食に大いに関心があり、食べることも作ることも好きなのです。
けれども、はじめのうちは、出汁の作り方や味付けが濃くて、正直にいうとまずかった。
4年前に妻を病気で亡くし、いきなり子供達に料理を作る立場に立たされたのでした。
誰にも教わることもできず、ずいぶんと困ったとのこと。
出会ってすぐに、料理を教えてもらいたいと、真面目に頼まれました。
一緒に暮らすようになって、よく料理してくれます。
私が出したヒントは、主に二つのことでした。
出汁の素は、小さじ1杯程度でよいこと。塩加減が料理の基本なのですよね。
野菜は、根もの野菜は水から煮て、葉物野菜は、お湯が沸騰してから入れること。
今では、ぐんぐん美味しい味付けができるようになりました。
やはり、繰り返してやることが一番の上達のようです。
カレーライスや味噌汁では、私の想像を越える材料をぶち込んで作るのですが、それがとてもおいしい。
私にはまねができません。
私は、以前は料理が得意ではありませんでした。
30歳で結婚し、義母に家事を任せ、仕事に追われていました。
義母の作ってくれた料理に感謝の毎日でした。
子どもには、休日におやつや料理を作るくらいで、あまり努力していませんでした。
私のそれまでの料理の知識や体験は、幼い頃から母が料理しているところを、いつもじっとそばで見ていたことでした。
ときどき、手伝わせてもらいました。
母から学んだ味や料理の知恵が、私の料理の基本でした。
でも、私は、料理を人任せにしていたために、親として、娘に料理の知識や知恵を教える機会を失っていました。
それに気付いたのは、娘が19歳になった頃です。
娘は、何一つ料理を知りませんでした。
その時から、娘と一緒に台所に立ち、一つ一つ伝授していきました。
娘は料理に興味を持ち、料理本を見ながら私に作ってくれるようになりました。
親としての役目が、何とか果たせたかなとほっとしました。
私が今、料理を楽しめるようになったきっかけは、介護福祉士としてデイケアに7年間勤務したことです。
デイケアでは、高齢になっても、リハビリや自立した生活力を維持することを目標に、料理や手芸を多く取り入れて活動していました。
季節の食材を生かし、どう料理すれば美味しく食べられるか、いろんなメニューを提案し、一緒に作って食べました。
出来上がった料理を利用者の皆さんと一緒に食べる時は、本当に美味しかったし楽しかったのです。
美味しい食事を摂ることは、健康の秘訣です。
人に美味しい料理を作ってもらえることは、幸せ。
また、自分が作った料理を美味しいと言って、誰かに食べてもらえることは、さらに嬉しいことです。
料理には、いろんな楽しみ方がありますね。
まずは、美味しい食材探し。
何を作ろうかなと献立を作る楽しみ。
あれこれ知恵をめぐらせて料理すること。
会話をしながらの楽しい食事。
少し面倒だけど、食器を洗ってから、ゆったりとコーヒータイムを。
こうして、美味しく食べる知恵をみがき、その知恵を男女にかかわらず、伝えていくことも大切かなと思います。
具だくさんの元気の出る味付けです。

夫と一緒に食事をするのは、とても楽しい。
彼は、食に大いに関心があり、食べることも作ることも好きなのです。
けれども、はじめのうちは、出汁の作り方や味付けが濃くて、正直にいうとまずかった。
4年前に妻を病気で亡くし、いきなり子供達に料理を作る立場に立たされたのでした。
誰にも教わることもできず、ずいぶんと困ったとのこと。
出会ってすぐに、料理を教えてもらいたいと、真面目に頼まれました。
一緒に暮らすようになって、よく料理してくれます。
私が出したヒントは、主に二つのことでした。
出汁の素は、小さじ1杯程度でよいこと。塩加減が料理の基本なのですよね。
野菜は、根もの野菜は水から煮て、葉物野菜は、お湯が沸騰してから入れること。
今では、ぐんぐん美味しい味付けができるようになりました。
やはり、繰り返してやることが一番の上達のようです。
カレーライスや味噌汁では、私の想像を越える材料をぶち込んで作るのですが、それがとてもおいしい。
私にはまねができません。
私は、以前は料理が得意ではありませんでした。
30歳で結婚し、義母に家事を任せ、仕事に追われていました。
義母の作ってくれた料理に感謝の毎日でした。
子どもには、休日におやつや料理を作るくらいで、あまり努力していませんでした。
私のそれまでの料理の知識や体験は、幼い頃から母が料理しているところを、いつもじっとそばで見ていたことでした。
ときどき、手伝わせてもらいました。
母から学んだ味や料理の知恵が、私の料理の基本でした。
でも、私は、料理を人任せにしていたために、親として、娘に料理の知識や知恵を教える機会を失っていました。
それに気付いたのは、娘が19歳になった頃です。
娘は、何一つ料理を知りませんでした。
その時から、娘と一緒に台所に立ち、一つ一つ伝授していきました。
娘は料理に興味を持ち、料理本を見ながら私に作ってくれるようになりました。
親としての役目が、何とか果たせたかなとほっとしました。
私が今、料理を楽しめるようになったきっかけは、介護福祉士としてデイケアに7年間勤務したことです。
デイケアでは、高齢になっても、リハビリや自立した生活力を維持することを目標に、料理や手芸を多く取り入れて活動していました。
季節の食材を生かし、どう料理すれば美味しく食べられるか、いろんなメニューを提案し、一緒に作って食べました。
出来上がった料理を利用者の皆さんと一緒に食べる時は、本当に美味しかったし楽しかったのです。
美味しい食事を摂ることは、健康の秘訣です。
人に美味しい料理を作ってもらえることは、幸せ。
また、自分が作った料理を美味しいと言って、誰かに食べてもらえることは、さらに嬉しいことです。
料理には、いろんな楽しみ方がありますね。
まずは、美味しい食材探し。
何を作ろうかなと献立を作る楽しみ。
あれこれ知恵をめぐらせて料理すること。
会話をしながらの楽しい食事。
少し面倒だけど、食器を洗ってから、ゆったりとコーヒータイムを。
こうして、美味しく食べる知恵をみがき、その知恵を男女にかかわらず、伝えていくことも大切かなと思います。