■9月16日(火)
リヨンは整然としていてとても歩きやすい街
素朴な美しさを感じる静かな街で、街の人もどこかのんびりとしていて親しみやすいのも好きです
昨年参加したツアーに加えて、今回の旅でこの街の魅力にぐっと近づけたような気がして嬉しくなりました
自分の歩き方で自分の足で歩いてみる旅の魅力にはまっています!
【リヨン散策】
《リヨン2区・5区》
ソーヌ川~教会~裁判所~ベルクール広場の昼間の表情を楽しみながら、もう一度歩いてみます
ソーヌ川沿いではマルシェも開かれていました
マロニエの実ははじけて、もう落ちるばかりです
サンテグジュペリ像は通りの端にひっそりとありました
リヨン裁判所の前の広場の地面からはスプリンクラーのミストが噴出していて、濡れた地面の上下に映った裁判所が不思議に美しかったです
この日も裁判が開廷されるようで中には入れませんでしたが、入口の前で法衣をまとった裁判官?が立ち話をしている姿を見かけました
《リヨン4区・1区》
この日、一番行ってみたかったのは、4区「クロワルースの丘」
リヨン最大のマルシェも開かれるそうで(火~日)サラミに似た「ソシソン」という名物もあるらしい!
その他にも、というか.. 一番見たいものがあるのです.. ふっふっふ
ガイドブックには文章でさらりとしか載っていないのですが、面白そうな予感がありました
さっそくメトロでGO! 目指す駅は Henon ♪
地下鉄と思って乗車したのに、このメトロ・・坂道を登り始めるのでびっくり度肝を抜かれましたヽ(゚o゚;)ノ
地下鉄が「丘」の上まで登ってくれるのですね!すごすぎる~☆
駅はちゃんと地下にあって、エスカレーターに乗って地上へ
しばらく歩いていると・・・あっ・・!!
騙されたあぁあぁあぁああ~~~
こ.. これは...「だまし絵」だーヾノ
すぐに私もこの街が好きになり、住人になりたくなりました
楽しすぎてとまりません~~~
他に写真を撮っている人や関心を寄せている人はだ~れもいないので、私たち二人は遊び放題です\(^o^)/
角を曲がったところに「街づくりの歴史」が説明してありました
長い時を経て街は変わってきたのですね・・受け継がれる情熱に感動します
しばらく歩くと、向こうからマルシェバッグ(買い物カート)を転がす女性二人連れが・・クロワルースのマルシェは近そうです♪
・・と思ってその方向に歩き続けたら、ありました(^^)v
丘の上にあるこの町の美しい坂道を降りて行くことにしました
ソーヌ川が見える見晴らしのいい場所~中学校(Collège?)~美しい公園~ここにも古代ローマ劇場跡?・・を過ぎてまた趣のある坂道をずっとぶらぶら下りて行くと・・1区のテロー広場へと続いています
途中、思いもかけず・・日本種の柴犬を連れたリヨンマダムに出逢った時は、びっくりしました@@!
このまま1区のテロー広場を通り抜け・・2区のベラクール広場を抜け・・TGVの時間に遅れないように、リヨンペラーシュ駅に向かってぶらぶらウィンドーショッピングをしながら歩きます
【TGV】
駅の売店でピザ2枚(ちゃんと温めてくれました!)とチョコレートケーキとコーラと炭酸水を買ってから乗ります(^^)/
せっかくホームにいたSNCFの駅員さん↑と写真を撮ったのに、顔がのっぺらぼうだあ! 次男め~♯ ちゃんと撮ってくれ~(;^~^
食べたり寝たりしているうちに、15時にはパリリヨン駅に着きます
【パッサージュ散策@パリ】
帰りの飛行機は21時過ぎの便なので、割と近くにある二つのパッサージュをハシゴすることにしました
東京のデパートでも買えるようなものではなく、パリでしか買えないようなお土産も買いたいなぁ・・(^-^ 自分に♪
メトロに乗って、マレ・バスティーユ方面へ向かいます
《パッサージュ・モリエール》
小さなアクセサリーを買いました(*^^*)
《パッサージュ・デュ・グラン・セール》
ビニールのポーチを買いました(*^^*)
【空港バスを待ちながら】
渋滞するかもしれないので、遅くとも空港バスに18時には乗らないといけないと思います
ホテルに預かって頂いていたスーツケースを受取って、パリリヨン駅前のカフェでぎりぎりまでパリ時間をすごしました
8篇の長編旅行記におつきあい下さった方には、お忙しいところありがとうございました
着物の記事をお待ちの方には、大変申し訳ありませんでした<(_ _)>
日本に戻り10日がたちました!
ご安心下さい(^-^
ブログの記事ばかりを書いているわけではなく、授業も始まっており、家事も普通にこなしております
フランスの文化に触れ、古くから大切にされているものの重みに共感と感動を覚えながら、豊かな気持ちになりました
これまで少し冷たい印象を持っていたフランス人ですが、心を開いて接してみると全く同じ人間で、温かく親切でした
動物や植物が同じだったのと同じことですね(^。^)
ただ少し日本人と違う印象を受けたのは、一対一の個人の関係をとても大切にしているように思いました
それは、若者以外では群れている大人は見かけず、親密な二人連れだったり一人で行動しているのを見かけることが多かったからです
それがとても素敵なことのように思いました
日本に帰ってすぐ食べたのは、おにぎり、焼き魚(秋刀魚も塩サバも)、味噌汁、チヂミ
醤油味や塩味のものに手が伸びます
勿論、フランスでの食事は毎回大きな楽しみでしたので、サンドイッチ一つをあれこれ迷いながら選ぶだけでも幸せでした!
美意識は小さい頃からこの街で自然に育まれているのですね!
無造作に植えられた花も、街のポスターも、ドアと窓枠の色も、どれもその先の先まで想像した上で調和しています
経験に裏打ちされたインスピレーションなのかもしれません
一緒に旅をしていつの間にか次男が大人になっていることがわかったし、私自身も自分の限界を気にするのではなく可能性を探すこともできました
日常を離れてこそ実感できたのだと思います
ブログには書いていない(書けない?)たくさんのエピソードがあります(^。^)
思い切って旅に出て良かったです
長い間家を空けていましたが、留守を守ってくれていた夫と週末は帰って協力してくれていた長男にありがとう!
先週は久しぶりに着物に袖を通しながら、懐かしくその馴染んだ感触に幸せを感じています
10月からはまた新しい生徒さんをお迎えすることになりました
気持ちを新たに、私もまた生徒さん方と一緒にがんばりたいと思います
今後ともどうぞよろしくお願い致します
ありがとうございました
2014年9月