四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

スカンジナビア半島の旅①アクセス

2018-05-15 | 旅行(*海外)

夫とスカンジナビア半島、スウェーデンとノルウェーを鉄道・船・バスで旅し、元気に帰国しました!
                           (写真はベルゲン駅にて)


着陸態勢に入った飛行機が成田にさしかかり、目に飛び込んできた景色は茶系のグラデーションでできたパレットのようでした
あれはなんだろう??

いよいよ近づいてきてやっとわかりました
田植えを待つばかりの水を張った田んぼが広がっていたのです

同じように準備を整えた田んぼのはずですが、ベージュだったり焦げ茶だったり黄土色だったり薄茶だったり・・空から見ると、どれ一つとして同じ色はありません
水をたたえた田んぼは、それはそれは美しい水彩パレットでした・・
この時期の短い期間だけ見られる風景だと思います
日本に帰ってきたんだなあとしみじみ思いました

昨日までいたのは、ほかほかのパンがとっても美味しい国
田植え前の田んぼの思いがけない美しさに迎えられて、お米が美味しい国に帰ってきたことに懐かしさがこみあげてきました

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こつこつ地道に貯めていたANAのマイルがあったので、昨年から北欧の旅を計画pencil
GWにかかるマイルを使った特典航空券での予約取得は激戦だったかと思いますが、これはもう!頑張ってとりました^^
ANAと同じスターアライアンスSAS(スカンジナビア航空)でも国内線(Bodo→Oslo)を組み込んだ上で、オープンジョーの形で二人分の特典航空券を発券できたのは大幅な旅費の節約になりました

滞在都市はrightストックホルム、ロフォーテン諸島のスヴォルヴァーとレイネ、オスロ、フロム、ベルゲン
その他、夜行寝台列車とフッティルーテン(沿岸急行船)に一泊ずつ

*地図(下↓)の上から1/3の辺りに薄く水色で表記されている点線から上が北極圏


Stockholm→Narvik(ヨーロッパ最北の鉄道駅)を乗車した国際夜行寝台列車 Norrlandståget(ノールランストーグ)の切符予約購入は、
★SJ(スウェーデン鉄道)web(英)right
https://www.sj.se/en/home.html#/
ノールランストーグの個室寝台列車は基本的に3人定員になっており「個室を二人で使いたい場合は2.5人分の料金で専有できる」と説明してありました
スカンジナビア半島を北上すること19時間にもなるこの鉄道旅は、他人と同室ではない方が気楽です
二人で占有予約しました(2430SEK/一室分)
移動+宿泊代と考えると安いものです
料金は変動するので予定が決まった時点で早めに予約したほうがいいと思います
私達が乗車した日の個室は満席になっていましたし、専有予約していない人の部屋は途中駅からも入れ代わり立ち代わり相部屋になっていたようでした


Narvikはヨーロッパ最北の鉄道駅になるのでupここが鉄道の北限
Narvikからの移動は、バスか車か船になります
私達はバスで、Narvik(ナルヴィーク)→Tromsø(トロムソ)を移動しました
切符は運転手さんからクレジットカードで購入(790NOK/2人分)


Tromsø(トロムソ)からSvolvær(スヴォルヴァー)はフッティルーテン(沿岸急行船)に乗船して移動
HURTIGRUTEN(フッティルーテン)というのは、南はBergen(ベルゲン)から北は Kirkenes(キルケネス)までのノルウェー海沿岸を、12日間かけて(北行きは7日間・南行きは5日間)毎日1便巡行している定期船
フィヨルドの絶景を眺めながらの船旅になるので「世界で最も美しい船旅」と云われている一方、地元の住人の足としてや貨物輸送の重要な役割も担っている路線です


私達は、この路線のTromsø(トロムソ)からSvolvær(スヴォルヴァー)を一泊して区間乗船
個室キャビンと朝食付きで(326€/二人一室)
HURTIGRUTENの日本総代理店で購入しました
乗船代金は部屋のタイプでも違いますし、季節や空室状況などで日々変動しているようです

決して安くはありませんが、話に聞いていた以上に素晴らしい景色を眺めながらのゆっくり優雅な船旅、快適な船室、シェフが腕を奮った美味しい食事・・を思うと納得のいく料金だと思いました
実際、素晴らしかったです


Svolvær(スヴォルヴァー)で下船したロフォーテン諸島
Svolvær(スヴォルヴァー)に一泊した後、バスでReine(レイネ)に移動して二泊
バス代は運転手さんにクレジットカードで決済(430NOK/二人分)

★バスやフェリーの時刻表right
https://www.177nordland.no/index.php?ac_id=280&ac_parent=280


Reine(レイネ)からノルウェー本土?への移動は、Reine(レイネ)とÅ(オー)の中間地点ほどにあるMoskenes(モスケネス)港から出ているBodo(ボードー)港行きのフェリーに乗船(442NOK/二人分)
★このフェリーの時刻表right
http://ruteinfo.thn.no/no/default.aspx?rnr=82

Bodo(ボードー)→Oslo(オスロ)の飛行機の航路は、しばらくフィヨルドの上空を南西に下り、最後にOslo(オスロ)の方角に進路を南にとるようで、空から見るフィヨルドの絶景が続きました

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Oslo(オスロ)→Bergen(ベルゲン)は、途中 Flåm(フロム)で一泊し、2日かけて「NORWAY IN A NUTSHLL」を使って周遊
このチケットには、ベルゲン鉄道(オレンジ)・フロム鉄道(ピンク)・船(青)・バス(黄)の料金が含まれていると共に予約も完了し(*座席指定はベルゲン鉄道のみ)便利でした

★フィヨルド・ツアーズright
https://www.norwaynutshell.com/original-norway-in-a-nutshell/
このサイトから↑「NORWAY IN A NUTSHLL(ナットシェル)」の予約をしようと何度もトライしましたが、希望する便(時間)の指定が私にはうまくできず、この部分の予約はベルトラにお願いしました(4498NOK/二人分)
*eメール添付のバウチャーを、オスロ駅(or オスロ空港駅)窓口でチケット冊子に交換してから使用開始できます


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◎その他、空港や港から市内へのアクセス

★ストックホルム・アーランダ空港→ストックホルム中央駅
right アーランダ・エキスプレス:https://www.arlandaexpress.com
*空港バスの半分以下の所要時間(20分)ですが運賃も倍以上するので、バス利用と迷っていました
しかしHPを読み込むと各種割引料金の設定があり、私達は「二人で木~日のみ適用」でほぼ半額になるチケットをネットから購入(350SEK/二人分)、eチケットをプリントして持参しました

★ロフォーテン諸島レイネ→モスケネス港
早朝だったのでタクシー利用(チップを入れて220NOK/約5分)

★ボードー港→ボードー空港
予約した便まで時間があったことと節約のため、スーツケースを転がしながらてくてく約40分歩きました

★ベルゲン(ブリッゲン地区)→ベルゲン空港
right 空港バス:https://www.flybussen.no/billett/#/reise/til/bergen-flyplass/bgo
「Dreggsallmenningen(ブリッゲン)」→「Bergen lufthavn Flesland(ベルゲン空港)」を入力して購入(210NOK/二人分)eチケットをプリントして持参しました

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フィヨルド地方の天候は不安定であることを調べていましたが、旅行中は好天に恵まれて、ダイナミックな自然を満喫してきました
北極圏の冬はそろそろ終わりを告げ春に移ろう季節
ロフォーテン諸島ではクロッカスが咲き始めていました
そしてオスロやベルゲンは初夏!

(例えば)訪ねた日のトロムソの日入は22:27、日出は2:52
ミッドナイト・サンの時期にはもう少しで白夜とまではいえないのでしょうが、夜中も暗くはなりきらない不思議な北極圏の夜でした

次回■「スカンジナビア半島の旅②スウェーデンへ」からは
時系列で旅の中身を紹介していきたいと思います♪
ご興味のある方はお付き合い頂けると嬉しいですanimal2


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