四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

Finland & England の旅 ⑩ライその1

2020-03-10 | 旅行(*海外)

旅行前に色々調べる上で、図書館から借りてきた本は10冊以上
『地球の歩き方』以外に、手元に置いておきたくて購入した本2冊の内、もう一冊がこちら down

『ロンドンから南へ』(ダイヤモンド社)


*本誌表紙裏の見開き地図よりdown抜粋させて頂きました


今回行きたかったけれど行けなかったのはup左頁下のワイト島

⑩⑪⑫の記事で登場する「ライ」「カンタベリー」「ドーヴァー」は、右頁の右寄りの3つの町ですdown


旅行計画当初は、ロンドンから北へ大移動しながら保存鉄道に乗りまくる旅を考えていたのですが、1月は(1/1以外)各地の保存鉄道はメンテナンス期間に入ることを知り、諦めた経緯があります
しかしながらこの本を読んで、残念がる気持ちはすっかり消え、「Rye」に泊まる時間を楽しみにするようになっていました

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1/4(土)より、2泊3日でライへ
本誌に紹介されていた2つの宿の、どっちにも泊まってみたかったので(^^)v
マーメイド通りを挟んで斜め向かいにある宿
2つそれぞれに違う雰囲気で、わくわく過ごしたライでの滞在でした

前日、ロンドンの滞在予定ホテルでトラブルがあり(最終回で説明します!)睡眠不足だったこともあり、ライでゆっくりできるのが嬉しかったです


●ロンドンセントパンクラス駅→アッシュフォードインターナショナル駅(乗換)→ライ駅 の予定で出発runrun


セントパンクラス駅に停車していた乗車予定の高速列車、ジャヴェリン号を喜々として撮り鉄\(^o^)/camera


すると・・電車と一緒の写真を夫に撮らせてはしゃいでいる姿が、出発準備中の運転士さんの目にとまったのか・・?
「電車が好きなの?どこから来たの?」・・突然声がかかり、びっくり!
さらに・・「運転席を見たい?」
夢にも思っていなかったことを誘ってもらって舞い上がりました~~


「きゃあ、本当ですか?嬉しい💕」と一緒に運転席に乗り込む私♪
え?何・・?とカメラを持たされたまま私の後に続く夫・・

運転士さんと一緒に撮ってもらった写真がこちらdown ラッキー☆


ジャヴェリン号、セントパンクラス駅を出発後、アッシュフォードインターナショナル駅まで約40分で到着するところ、この日は、約20分後に到着する Ebbsfleet International 駅までしか行かないそうで、その後、アッシュフォードインターナショナル駅までは代替えバスでの運行→(鉄道に乗換え)ライ駅・・と説明されました

了解です(^^)/ お礼を言って客席に移りました

たった20分のジャヴェリン号でしたが、興奮した気持ちはずっと続き、指示のあった駅で下車→(代替えバス乗換)→アッシュフォードインターナショナル駅→(乗換)→ライ駅 の途中は写真を撮ることも忘れていたようであんまり覚えていません

写真は、アッシュフォード駅から乗り換えた列車でご機嫌の余韻♪
ここからは、25分位でライに到着しますdown


●ライ駅
途中、鉄道部分の一部区間が代替えバスになったので、予定より30分位余計に時間がかかってしましたが、無事に到着☆


GoogleMapの表示に従って歩きますrunrun

 


あった!


間違いありません!「マーメイドイン」(^^)v

 

 


ちなみにこのマーメイド通りの石畳を下りた左側に、翌日泊まるジークスハウスの白い楕円の看板が見えます

 


チェックインは14時から、それまでまだ時間があったので荷物だけ預かってもらい、タイムスリップしてきたような素敵な小さなこの町を散策することにしました

●セントメアリー教会

 

 

 


だいぶ傾いてきた陽が、ちょうど建物の反対側の窓からステンドグラスを照らしてくれたひとときの時間で、厳かで美しかったです


●骨董店
川沿いの「ストランドキー」にはアンティークショップが立ち並んでいて、覗いて歩くのが楽しかったです
とにかく宿のすぐ近くなのでライの滞在中、少しの時間を見つけて何度も足を運んでは、時間を忘れていました^^




戻ってきたら、黒い鳩がとまっていました

 


●マーメイドイン
ライで一番歴史が古いインだそうで、18世紀の大航海時代にはこの宿が密輸業者の巣窟になっていた・・という史実が、おどろおどろしいというよりはむしろ、興味津々(*^^*)!



私達が通された部屋は、うなぎの寝床のように縦に長く、扉を開けていくと3つの部屋が縦に続いていて、次の間にはカウチともう一つ小さなベッドと作業台、そして次の扉を開けると洗面&バスルーム

さらに次に進める扉もありましたが。そこは鍵がかかっていました
ぎしぎしと軋んで、少し傾いているこの部屋と間取りは、ちょっと怪しげで秘密めいていてわくわくします(^^)
非常時経路図を確認すると、この部屋に2つある非常口の一つは次の間の窓から隣に飛び移れるようにもなっていました

突然の密輸取締り(ガサ入れ)があっても、この迷路のような作りと扉から扉の外に抜けられる構造は・・格好の逃げ道だったことでしょう

丁寧に修復を重ねてこの建物の今の姿があるのだと思います
14世紀~の面影は色濃く残っていて、なんだか、密輸団の一味になっている気分になります

 


窓を開けると、夕日を受けてひときわオレンジ色をした屋根屋根のさらに遠くに、のどかな景色を見渡せました
つくづく来てよかった・・

 

 

 

 


マーメイドインのレストランを予約して、少しずつ黄昏れていくライの町をもう少し歩いてみることにしました

 

 

 


*ディナー fork
レストランは私たちが一番目の客でした
まずは白ワインを1本頼んで、ライの町に乾杯☆

 


・スープ
料理長からのサービスということで、全テーブルのお客さんにサーブされていました


・前菜
夫は、柑橘で〆たサバ・サラダ
私は、うさぎ肉と鶏肉のテリーヌ・サラダ

 


・メイン
夫は、ライ湾で採れたターボット(イシビラメ)・ムール貝・新じゃがにアサリのクリームソースかけ
私は、ヨークシャー豚のロースト

 


・デザート
夫はグラッパをもう1杯頼み、私はベリーソースのアイスクリームにしました

 


食事を終えてバーを覗いてみたら、もう満員!
アップルサイダーをカウンターで頼んで、暖炉のある待合のような部屋で軽く飲むことに
前日ロンドンで睡眠不足だったこともありすっかり酔っ払いました~ animal2moon

 


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*フルイングリッシュブレックファスト
私はチーズオムレツ♪ 卵の絶妙なとろとろ加減に感激☆

 

 



美味しくたっぷり食べて大満足\(^o^)/
チェックアウトしたら、ライ発→カンタベリーとドーヴァーへ日帰りで出かける予定です

荷物は2泊分しか持ってきていないので大したことはないのですが、小さなスーツケースを夕方までマーメイドインに預かってもらうことに^^
ドーヴァーから戻ってきてから、この日は
ジークスハウス@ライにチェックインしたいと思います(^^)/


行きたかった町に泊まると、その町の夕方~夜と静かな朝の表情も知ることができるのが、やっぱり最高だな!と思いました


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次回は、ライからの日帰り旅行
■『Finland & England の旅 ⑪カンタベリー&ドーヴァー』animal2

ライの記事は一つにまとめる予定でしたが、二泊目のライは
次次回、
■『Finland & England の旅 ⑫ライ その2』にしますm(_ _)m

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