もう出たの！！

私は、デジタルカメラを持っていません。
今年こそは、買おうと思っておりました。

元職業カメラマンの端くれですので、
本来なら一眼レフにするべきですが、
レンズ交換不要のオリンパスSP-560UZを狙っていました。

このカメラは、８００万画素でコンパクトとしては珍しく
２７ミリから４８６ミリの１８倍ズームです。

今年の春先、１万円プライスダウンして２９，８００円に為りました。

チャンスです。

直ぐに値下げの理由が解りました。

SP-570UZが出たのです。

１０００万画素で２６ミリから５２０ミリの２０倍ズームです。
５６０より２万円以上高くなります。迷います。

迷っていると、ニコンからCOOLPIX　P80が出ました。
５７０と画素数と倍率は同じです。
但し広角の歪み補正とモノクロ撮影モードが付いてます。

此処にきて又、迷い始めました。

９月２０日に、オリンパスよりSP-565UZが出てしまいました。

何と、RAW撮影が出来るというのです。

お解りにならない方に、簡単に説明します。

デジタルカメラに於いて、一眼レフとコンパクトとの違いは、
主にイメージセンサーの大きさの違いです。

一眼レフを３５ミリフルサイズとすると
コンパクトは、ハーフサイズで撮っている事に為ります。
同じ画素数でも画質が落ちるわけです。

そこにきて一眼レフは、RAW撮影が可能
コンパクトは、JPEG撮影です。

RAWは、撮像管のそのまま生のデーターです。
JPEGは、RAWからカメラが勝手に不必要と判断した
データーを削除して、圧縮してしまう訳です。

これでますます、コンパクトカメラの画質劣化を促進している訳です。

そこにRAW撮影が可能なSP-565UZが出た訳です。
勿論、値段は高いです。

声を大にして叫びます。

メーカーよ、貧乏人Samyを悩ますような
新製品を、次から次から出してくるなぁ～！！