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世界怪魚釣行記

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中国(四川省 黄龍&九賽溝)

2002-10-20 03:03:00 | 海外99~04(15ヵ国過去旅)
「黄龍&九賽溝(四川省)」
 見てください!この美しい水の色。四川省の世界自然遺産「黄龍(左)」と「九賽溝(右)」です。ホントはもっと美しいのですが、カメラでは撮りきれないのが残念です。

 「黄龍」は3000m以上の高所に、3000以上の池が棚田状に連なっています。石灰岩が長い年月をかけ作り上げた水は言葉で表現できない美しさ!



 「九賽溝」は成都から北西に約400kmの山中にあり、森林の奥深くに極彩色の湖が点在。そこには岩魚に似た渓流魚が生息していました(数々の世界遺産で釣りを試みた俺ですが、ここは警備が厳し過ぎて無理でした 笑)。




 ここには中国人の利用する団体ツアーに参加して行きました。俺は中国ではよくこの種のツアーを利用します。日本人だということで珍しがられ、中国人ツアー客にチヤホヤされて気分が良いっす(実際付き合ってみると、中国人の対日本人感情は悪くないですよー)。

世界の屋根写真集2

2000-12-25 01:46:00 | 海外99~04(15ヵ国過去旅)
 秋田市内は久しぶりに吹雪いています。風を遮る建造物がないところでは前が見えずに進めないほどで、景色はあっという間に「真っ白の世界」。やっぱりこうでなくては「冬」っていう感じがしませんね! 雪の「白」と葉が完全に枯れ落ちた木々の「黒」、秋田の冬山の水墨画のような圧涛Iに単純かつ深い景色は、これだけ世界で色々な風景を見てまわっても美しいなと感じます!まあ、南国からこの世界に戻ってきて直ぐは鬱病になっちゃうのですが…。
 雪景色は結構好きです! 秋田の雪景色もいいけど、やっぱり一番好きなのはヒマラヤ&カラコラム山脈の雪山です! 万年雪の「白」と空の圧涛Iな「蒼さ」、このコントラストは最強かな!
 ということで、世界の屋根写真集を!(普通の写真をスキャンしたものなので画質の悪さはご勘弁を!)。

 まずは中国領チベット! 2000年のことなんですが、チベットへはバスの座席に身を隠し密入域を試みたんです。公安に捕まって罰金(賄賂?)を払わされるはめになったのですが…。

 ↑ 中国領チベットサイドから見るヒマラヤ山脈。エベレスト他世界にその名を轟かす高山が連なり、その景色は圧当ウ比!

 ↑ 標高約5000m、世界一高いところにあるお寺「ロンボク寺」からエベレストを眺める。標高が5000mを超えるとに空気が薄過ぎっ! 夜は息苦しくて眠れないし、トイレでパンツを下ろすだけで「ゼェーゼェー」と息が切れる有様です。おまけにあまりに寒過ぎて、上6枚下4枚の重ね着をして過ごすはめに…。
 だけど、満月に照らされたエベレストを前に飲むウィスキー、「人生の中での美味い酒ベスト1」でした(高地での飲み過ぎには注意しましょ!)。

 ↑ エベレストBC(ベースキャンプ)での微妙な一枚(笑)。秋田に戻ってからですねー、この写真は年賀状にしたんです。で、そのコメントなんですが、「俺はエベレストBCを手に入れた。だけど、俺がほんとに求めているのはトップオブザワールド!」だったような気が…。
 「わはははっはー、恥ずかしいよー(汗)」。もらった人は相当うざかったことでしょう。あの頃の俺に代わって謝っておきます。「あの頃、うざくてスミマセンでした…」。 

 その後、チベットからヒマラヤ山脈を越えネパールへ陸路で潜入! 今はどうだか知らないけれど、ヒマラヤ越えのこの道、負゚ぎました…。車が一台しか通れないような未舗装路、ガードレールはもちろんなく、「300mはあるんじゃない?」と思われる断崖の途中には落下したトラックが引っ鰍ゥってます…汗
 その後、ヒマラヤ山脈の南サイドの小さな町でのんびりと休養し、1年ぶりに再会した釣り友達と共にアンナプルナを目指し、トレッキングに出発しました! しかし山岳民族である彼ら、そのトレッキングスタイルは小走り…。チベットで高度順応してたから良かったけど、ついていくのがやっとで風景を楽しむ余裕皆無…。 

 ↑ 途中、「マチャプチャレ(6993m)」脇を通過。美しい山なんだけど、カメラがイマイチで伝わらないかな…。デジカメを旅に投入するのがもっと早かったらな…。

 ↑ またまた微妙なメ[ズですね(笑)。背後に写るのが「アンナプルナ南峰7219m」。

 ↑ そして、3日目に標高4130mのアンナプルナBCに到着! こっから先は登山隊でなければ無理。ちょっと登ったけど、遊び半分で登ると死にます…(というか、許可書が高過ぎて買えないと思われ…)。
 カッコ良く写っているのは友人のネパール人。こいつ、俺がこんなにベストな写真を撮ってやったのに、下の写真を見てください!

 ↑ 山頂が写ってないのですが…。

 ↑ こっちもかぁー!?(怒)。その後、「現地人の写真の腕は信用するな。セルフで撮れ!」というが「旅の掾v加わりましたとさ…。

世界の屋根写真集1

1999-09-01 22:24:29 | 海外99~04(15ヵ国過去旅)
 1999年に訪れたのは「風の谷のナウシカ」の舞台のモデルになったと言われる北パキスタン「フンザ」。ヒマラヤ山脈に続いて世界第二位の「カラコラム山脈」にある小村だ。標高2500m、7000m級の山々に囲まれたこの村からの眺めは、「雪の白・岩山の灰色・木々の緑」、そのコントラストが非常に美しいのである(ここを目指す途中、1時間前に走っていたバスが谷底に転落しても気にしない気にしない 笑。俺、それに乗るはずだったけど…汗)。

 ↑ その美しい山を眺めていてふと思った。「あの遥か彼方に見える雪山に立ってみたい!」。

 ↑ ということで、トレッキング開始っ! しかも小道が途絶えてからは、時間がもったいないので(というより、日が暮れたら帰れなくなる可能性大なので)、岩が立ちはだかろうがガレ場だろうが、ほぼ蛇行せずに直進あるのみ! 我武者羅にただひたすら上を目指しました!
 で、今思うことっ! 「パキスタンのトレッキングはネパールよりも死に近い!」。ネパールのトレッキングって所詮山岳民族の村の小道を歩いているだけのような気がします。だけど、北パキスタンの山って武骨過ぎっ!(ただ、トレックルートを無視しただけかもしれませんが…)。

 ↑ 登り始めて7時間後、ついに辿り着いた! 氷河から小さな滝が流れだしていて、それがインダス川の支流のまた支流、「始めの一滴」だ!

 ↑ 氷河の上で記念撮影するが、うんこ座りで決まってないね…。喜びもつかの間、めまいと異常な喉の乾きに襲われ、帰り道はフラフラの状態(あまりに急激に高度を上げ過ぎたため高山病の症状が出たのか? それともただの疲労なのかは不明)。麓に戻った時には日の入り間近の18時。途中、道に迷ったのでギリギリセーフでした…。